eric 黒猫主義

本とお酒と音楽があれば…
オヤジ化進行中の日々。

赤くて丸くてカサカサ

2007年08月22日 13時25分52秒 | 徒然日記
体にね、湿疹が出来たんです。
一ヶ月位前からかなぁ。
まずは右ひじにカサカサが出来て、
クリームを塗ってもオリーブオイルを塗っても治らず、
何だろう?と思っておりました。
                

そうしたら次は右のスネに赤くて丸くてカサカサなのが出来まして。
次には左腕に…左足に…と次々出来るんです。
首筋には丸いのと長細い赤カサカサが出来て、これが結構目立つんですわ。
会社のオジサンは「お、昨夜激しかったのか?」
と、お約束なセクハラ発言。
うるせーよ。
       

カサカサは別に痒いわけではないので、しばらく放っておいたのですが、
あちこちに出来てくるとさすがに気になって、
先日ようやく病院に行ってきました。

結果は大したことはなく。
刺激物や汗が原因の、慢性的な湿疹だそうです。
おかしな菌がついているわけでもなく、
薬の塗布で治るようです。
…ただ、まぁ、今後クセにはなってしまいそうですが。

で、ここ二日間せっせせっせと薬を塗っております。
病院の薬はすごいですね。
効く事効く事。
首の赤カサカサは大分色も落ちてきて、
もうセクハラ発言なんてさせないぜ。
病院はあまり好きではないので
ついつい、行くのを後回しにしてしまいがちなんですが、
やはり気になる事があるなら、早めに病院へ行ってしまうのがいいんでしょーねぇ。



……そうだ。
今後、もしナンゾがあって、首に素敵な跡がついてしまったら
「湿疹が出来ちゃってー
で誤魔化せばいいんだな。

よし、よし。


モスラ襲来

2007年08月08日 13時19分25秒 | 徒然日記
会社にモスラが現れました。
窓辺でバタバタと燐粉をまきちらしておりました。

近寄って見てみると、中々立派なモスラです。
胴のムチムチが…繊毛が…粉粉しい羽根が…
うえぇ。
                      
無視して仕事を続けるのは、ちょっと難しい…
出て行って欲しいなぁ、と人間は思います。
そしてかのモスラ氏も外に出たくてバタついているわけです。
利害は一致している!

勇気を振り絞って窓辺に近寄り、
蛾…あ、いや、モスラがバタついている窓をそろそろと開けて
なんとか彼を外へ誘導しました。
モスラが脱出した途端、事務所内で湧き上がる拍手と歓声!
(ちょっとオーバー)
うーん、いい仕事しなたぁ!
この心地よい達成感は何?
こんな事で得意げになってしまう、単純なワタクシ
                        


……という事が一日の内に二度ありました。
結果、「モスラハンター」の異名をいただいてしまいました。


嬉しくないんですけど。
係の者になりたくないんですけど~。
                  

カーラのゲーム

2007年08月07日 13時39分23秒 | 乱読紹介
ここで書くのはいつも、ちょっと古い本ばかり…
積読なばかりに……

『カーラのゲーム』
 ゴードン・スティーヴンズ・著


ユーゴスラヴィア紛争の只中、夫と息子を失ったカーラが
内なる声に導かれるまま、したたかに生き抜き孤独な戦いを始める。
テロリストに加わり、ハイジャックを起こした彼女の目的は何なのか。


始めて読んだ作家さんですが、
なっかなか面白いじゃありませんか。
緻密な描写と少々くどい文章が、重いと感じるかもしれませんが、
その割には感情移入がしやすいです。
Aのモノローグで書かれていたかと思えば、その直後にはBの話に移行したりと
視点がめまぐるしく変わるのですが、
それが不自然ではなく、妙な効果になっていたりします。
登場人物も丁寧に描かれていて、実に良かった。
翻訳も巧いです

でも後半は少し展開が速すぎたり、
折角の面白いシーンをあっさり片付けてしまったりしているのがちょっと残念。
後半までの、カーラがテロリストの仲間に入るまでのアレコレの方が
面白く感じたりする……惜しい。
                


とは言え、相性の良さそうな作家を見つけられた事はとても嬉しい。
他の本も是非読んでみたいですね。