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慰問集団仙台てっぱ会 えれぞう団長のブログ

避難所で出前コンサートをしています
【えれぞうイズムにおける世界観】はコチラです

この場を借りまして御礼

2011-05-01 22:36:34 | Weblog
昨日の朝に近所のゴミ集積所の前を通りかかったら汚れた黄色いコンテナが2つ並んで置いてあった。『また、他所のヤツが粗大ゴミをおいていきやがったな』と思ってよく見るとそのコンテナに【奈良市】の文字が…
震災以来、一度も回収がなく溜まりまくっていた空き缶・空き瓶を奈良からきた清掃車が回収してくれるのだ!本当にありがたいです。奈良県と作業員の方々に心より感謝申し上げます。


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慰問集団 仙台てっぱ会 第20回出前コンサート 宮城野区高砂市民センター

2011-05-01 21:45:43 | Weblog
僕の自宅は多賀城市とはいっても宮城野区と市境なので、実はこの高砂市民センターは車で5分ちょっとで行ける場所にある。にもかかわらず、震災から1ヶ月半以上も慰問に来ていなかったのは決して後回しにしていた訳ではない。沿岸地域のいわゆる“浜っ子”達の立ち直りの早さについては前にもこのブログで何度か紹介したが、宮城野区の被災地は新興住宅地のような地域が多い。それゆえに被災された方も普通のサラリーマン家庭や農家などの海とは縁の少ない方たちが多かったらしく、精神的に最もダメージを受けた方が多い被災地の一つだった。そんな状況を知らずに仙台てっぱ会を立ち上げた当初に宮城野区内の避難所に公演の企画を持ち込んでも断られてしまい、最近まで様子見の状態だった。しかしながら、やっと許可を頂き今回の公演が出来ることになったのも、それだけ被災した方が落ち着きを取り戻しつつあるということ。大変喜ばしい限りです。
土曜の日中ということもあり大半の方が外出中で人は少なかったのですが、出かけなくとも出かけられないような高齢者にこそ楽しんで頂き、ストレスを解消してもらうことこそ慰問たる所以。これでやっと宮城野区沿岸地域支援の第一歩をやっと踏み出せました。近日中にまたお邪魔していと思います。


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襲来

2011-04-27 16:51:10 | Weblog
友人に教えてもらった動画。僕はこのときこの映像でリポートしている記者がいた場所の対面の歩道にいて、記者のいた側の歩道に渡ろうとしていました。歩行者も車もいつもと変わりなく行き来していて、普段と違うところといえば倒壊しかけた2階建ての建物の周囲に10名くらいの野次馬がいて信号が止まっていたくらいでした。そのとき後ろからきた自転車に乗ったヘルメット姿の男性に『すぐそこまで波がきてるから早く逃げろ!』と言われ“こんな海から離れた場所にホントに津波なんかくるのかぁ?”と半信半疑のまま職業訓練校の非常階段に向かって敷地内をウロウロしていた訓練生に声を掛けながら走りました。後はこの記者と同じです。


http://www.youtube.com/watch?v=GC7d8SgbTJk


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七ヶ浜町 花渕・吉田浜と汐見台付近

2011-04-26 22:40:45 | Weblog





すっかり疎遠になってしまったが七ヶ浜には何件か父方の親戚の家があって子供の頃には親に連れられて海水浴に行ったりした。今でもこの花渕港や吉田浜の近辺は暇つぶしにバイクや車で走りにいったり、釣りやバーベキューをしたりと、何かと遊びに来ていたお気に入りの場所だった。その親戚宅が気になり震災直後に自転車で行ってみたが遥か手前で警備員に“冠水していて入れないし行ったところで何もないですよ”と、入れてもらえなかった。今日、用事があって久しぶりに足を踏み入れたが親戚宅が何処にあったかわからない。ただ、はっきりしているのは親戚宅を含む周辺の住宅は瓦礫の山になっていたということだ。

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宮城野区岡田PM8:00

2011-04-26 00:02:05 | Weblog

かつての住宅地に光はありません。遠くに車のライトが見えますがその光を遮る家もありません。歩道の縁石に並んでるはずの反射板すら消えています。自分が何処にいるかもわかりません。これが日中だとしても同じ光景が続くので道に迷います。平坦地を襲った津波はその地域の特徴すら奪い去りました。

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慰問集団 仙台てっぱ会 第19回出前コンサート 岩手県岩泉町龍泉洞温泉ホテル

2011-04-23 23:51:12 | Weblog
ここは三陸海岸から6キロほど内陸にある温泉宿で100人近くの方が避難生活を送っています。今回コーディネートして下さったのは盛岡を拠点にして岩手県内のコンサートホールを始めとする公共施設の音響・照明・美術やイベント企画等の大半を手掛ける㈱アクト・ディバイスの加倉氏。岩手県の避難所慰問の受け入れ窓口として県内を奔走なさったいる方で、仙台てっぱ会の松田隆行氏を通じてオファーがありました。実は、今回の被災地では芸能人を始めとする慰問はマスコミで取り上げられている地区に集中しているのが(仕方ないことであるのは理解しています)現実で極端な場合は1日に3団体も公演があったりする避難所がある影で、過去に慰問が来たことが一度もない避難所も数多く存在します。こういった避難所を救済すべく立ち上がったのが加倉氏です。そんな訳で仙台てっぱ会でも今後、岩手遠征を引き受けることになり、さっそく約300キロ離れたこの地にお邪魔させて頂きました。三陸沿岸はどこの町にいっても千名以上の方が犠牲になっていますが、やはりここも海と共に生きてきた方たちの住む町。やはり力強さを感じる方々でした。そんな人たちに回りくどい慰めの言葉は不要です。僕は開演時に「皆さん!暇そうですね!」を見たままの印象を挨拶とさせて頂きました。なぜそんな事を言ったかということに関しては、過去の書き込みを読んでいただければご理頂けると思いますので割愛させてもらいますが、こういった避難所の公演中の雰囲気は“楽しい”という表現以外の言葉は見つかりません。最近は津波の被災地では既に精神的に立ち直っているように感じる反面、マスコミの報道だけしか知らない被害のない地域の方々のほうがよっぽどしょぼくれているように感じます。復興に必要なのは力を充電するための気分転換の時間や力を維持するためのエール。そういった意味でも、楽しんで頂けたという自信を持って会場をあとにしました。そしてこれからも仙台てっぱ会は“惨劇”を封じ込める“喜劇”を演じ、プロ野球チームの私設応援団の如くやかましいほどのエールを送るために、どんな遠隔地でも避難所であっても馳せ参じる所存であります。

㈱アクト・ディバイスのHPはコチラ
http://www.actdevice.co.jp/

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慰問集団 仙台てっぱ会 第17・18回出前コンサート 山元町役場

2011-04-21 09:11:25 | Weblog







ここは前回お邪魔した山下中学校から車で5分もかからない山元町役場の中にある避難所で敷地内には他にも資料館などもあり、役場内には災害臨時FM局【りんごラジオ】のスタジオが併設されています。支援物資が積み上がっている大きな倉庫の前ではパキスタン人グループの炊き出しをしていて、他にもボランティアによる足湯、浴場までの送迎バス、自衛隊の炊き出し等々、広大な駐車場であるにもかかわらず駐車スペースが見つからず場内を探しまわるほど。呑気な例えですが大学の学園祭の雰囲気を想像してもらえばピッタリ当てはまります。なにしろ、ここで避難生活を送っている被災者は約600名。前述の山下中学校に約400名の方がいらした訳ですから人口1万6000人の山元町で、亡くなったり行方不明になったままの方を含めると一割以上の方が被災なさっています。そんな中でも相変わらず被災者の方々の表情は明るく力強さを感じます。会場は公民館の片隅のロビー。狭い場所にも係わらずたくさんの方が来て下さいました。山元町は民謡好きの方が多いので有名らしく、松田隆行氏の三味線では大変盛り上がり公演終了後にはサイン攻めにあっていました。その後、山元町災害臨時エフエム放送局「りんご ラジオ」に出演してほしいとの依頼があって1時間ほど空き時間があったので、役場内にある自衛隊の指本部に行き自衛官の方々も慰問したい旨を伝え、そのまま第18回公演に突入。愛知から派遣されたという部隊の方々を労うことが出来ました。実は最近、自衛隊の方を慰問する方法はないかと話し合っていたところなので、団員一同感無量です。その後、りんごラジオに出演してから帰路につきました。前に反原発運動について記しましたが、同様に自衛隊が違憲だと大騒ぎしている方々がいます。彼等が必要ないという方は海上に取り残されようが、ライフラインが寸断されようが、水や食料が無くなろうが、瓦礫の下敷きになろうが当然救助は拒否せれるんでしょうが、そんな話は耳にしたことがないので過去も含めて被災地域には自衛隊に異論を唱える方は一人もいないでしょう。もしもそんな方がいたら避難所にいる資格はありませんよね?小さな子供でも解る理屈です。それでも違憲だと騒ぐ人がいたら間違いなく“気の毒な人”です。近寄ると危険なので関わらないほうが無難です。
日本の敵は戦争を仕掛けてくる国家だけではありません。イデオロギーや宗教を持つ事も無く武装・非武装に関わらず突然襲い掛かってくる自然災害という強大な敵と身を挺して戦ってくれる自衛官の皆さんに心から感謝します。

山元町災害臨時エフエム放送局「りんご ラジオ」はコチラ
http://ringoradio.cocolog-nifty.com/blog/

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慰問集団 仙台てっぱ会 第16回出前コンサート 山元町立山下中学校

2011-04-19 12:49:03 | Weblog
避難所となった真新しさを感じる校舎では、同じく自宅を失ってしまった渡辺校長の下で約300人の被災者が生活していて、慰問に訪れる方も多く仙台てっぱ会で16組目だそうです。“前日は珍獣ハンター”イモトアヤコが来ていたそうで、イモトと同じまゆ毛をメイクして出迎えた渡辺校長を見て彼女のほうが面食らっていたとか。なかなか愉快な先生です。僕らが到着したときは夕食時で校舎の前でチキンを焼いて炊き出しをしている集団がいました。美味しそうな匂いが漂うなか避難所の方が行列を作っていて、校長先生が『“くろとまき”が来てるんだよ。カレーもあるから食べていったら?』と教えてくれたので、僕はてっきり“くろと巻き”というどこかの名物B級グルメの肉巻きおにぎりでも作っているんだろうと思ってあまり深く考えていませんでしたが、外で炊き出しをしているのが真木蔵人だと教えられてハッと気がつきました。
  
      
【くろとまき=真木蔵人】    …校長  …そーゆー事ですか…



今回は初めて、仙台てっぱ会のスポンサーである【RAD FACTOR】から提供を受けたジャグリング用品を寄贈。子供からお年寄りまで熱心に遊ぶ姿を見て[芸能人であるからがこそ出来ることと]と[僕たちのような一般人であるからこそ喜んでもらえること]の違いを感じました。誰でもいいんです。何でもいいんです。動けば何かしらの力になります。何をするかを考えるより先に行動すれば結果は必ず付いてきます。

      
街中で道に迷ったときにジッと動かずに立ってる人なんていないんです



【RAD FACTOR】についてはコチラ
http://www.ryoyabe.com/index.html


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M区S地区

2011-04-18 11:18:55 | Weblog



ここ10年ほどで一気に宅地化され比較的狭いエリアにショッピングモールや駅に病院、高等学校からパチンコ店まであり、区の体育館・野球場・温水プール・更に市営のスケートボード場まで備え、会社関係のオフィスも多いS地区。以前は一面の水田だった。工事が始まった当初から地盤が柔らかく基礎杭を打ち込んでも硬い地層に当たらないとか、水はけが悪く大雨が降ったら水没するとか、当時の新技術で土壌に水はけが良くなる薬品を混入させ上で造成したが、前例がない工法なので効果の程は疑わしい…等々、真偽のほどは不明だが造成が始まった当初から地盤の悪さにまつわる様々な噂を耳にしていた。
その整備された尽くしたはずの街の道路が地震以来いたるところで歪み続けている。例えば、震災後に大きな段差が出来てしまった橋の根元をアスファルトで埋めた場所が既に沈下して新たに段差が出来ていたり、前の週になかった段差が路面に出来ていたりなど、すべてが新しい街なだけその路面変動が顕著に現れるために日に日に悪化しているのがよくわかる。こんな状況でマンションなどの高層建築物は大丈夫なんだろうかと思う人が多いのは想像するに容易い。僕はこの地区を以前から頻繁に通るが、今の歪んでしまった路面を見ていると綺麗に整備されていた街並みが利権と嘘で塗り固められた虚像に思えてくる。簡単に言えば実際には人が住めない映画のセットのように見えてしまうのだ。


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5月14・15日 仙台てっぱ会 出前コンサートに参加決定。詳細は後ほど!

2011-04-18 10:54:41 | Weblog
【めおと楽団ジキジキ】
“元祖ピアニカデコ弾き”のカオルコと“熟年ロッカー”の世田谷ヒロシの文字通り夫婦のユニット。レパートリーはノンジャンル。オリジナルソングはもちろん、洋楽&邦楽そしてクラシックからロックまでを面白アレンジでお届け。しっかりとした音楽性と二人の軽妙なやりとり、そしてお客さんを巻き込むステージは必見。最初は音楽主体のユニットだったが次第に活動範囲を広げて行き、今ではライブハウスから寄席やお笑いライブまで出演している。

【テレビ・ラジオ】
2004年
フジテレビ「SDM発」「スーパーニュース・密着取材」「北野タレント名鑑」「トクだね」
TV東京「たけしの誰でもピカソ」」 TBS「ウォッチ!・密着取材」
文化放送「辻よしなりラジオグラフィティ」
雑誌「PLAYER」4月号・インタビュー掲載
2008年
TBS「あらびき団」「ブロードキャスター」 NTV「笑点」
フジテレビ「笑っていいとも増刊号」 ニッポン放送「テリーとたい平のってけラジオ」
2009年
NTV「笑点」 「笑点Jr」 「誰も知らない泣ける歌」
NHK-BS「お好み寄席」

めおと楽団ジキジキのオフィシャルサイトはコチラ
http://www.hotcola.com/zigizigi/


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5月中旬来日予定・仙台てっぱ会 出前コンサートに参加決定・現在日程調整中!!

2011-04-18 02:48:07 | Weblog
 Fabius Constab(ファビアス・コンステーブル)

1973 年生まれのイタリアのハープ奏者で作曲家でもある。彼自身が確立した独自の音楽スタイルは、これまでにWarner Bros、Sony Music、Silent Revolution など数々のレーベルから60曲以上世に送られている。彼自身が、ハープのソリストとして活動していると同時に、クラシックカルテット、バンド、そしてオーケストラをオーガナイズしている。これまでに活動の拠点であるイタリアをはじめ、スイス、フランス、スペイン、セルティックハープの本場アイルランドなどで約500 公演をこなしている。近年では、その活動をアジアに広げ、日本、中国、韓国でも既に12 公演をこなしている。 様々なメディアでも取り上げられており、イタリアのCANALE5、National italian Channels、RAI TV をはじめとして、スイスや中国のTV 局やDISNEY Channel などでも取り上げられている。彼の曲は、それらのTV 局など多くのTV からも採用されている。彼オリジナルのCDと、彼の曲を含むCDは20万枚以上のセールスを記録している。そして、彼とそのプロジェクトは、Corriere、Republicaitalian などイタリア各紙でも取り上げられ注目を集め、取り上げられレビューされてきた。彼の音楽スタイルはイタリアンバロックとミニマリズム、そしてワールドミュージックとのミックスでセルティックフュージョン(ケルティックフュージョン)と呼ばれるものであり、jazz やオーケストラアレンジメントの影響も受けている。
ファビアス・コンステーブル氏のオフィシャルサイトはコチラ
http://www.constable.it/profilo.htm
http://www.arpaceltica.com/

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めおと楽団ジキジキ 登米市東和町旧鱒渕小学校 慰問公演

2011-04-18 01:16:52 | Weblog
【笑点】【HEY!HEY!HEY!】【はなまるマーケット】などのTVにも多数出演されている“ピアニカデコ弾き”の【めおと楽団ジキジキ】のカオルコさんから先日“てっぱ会に参加したい”とメールを頂き来月の公演を予定していましたが、木曜日に突然電話で「登米の親戚に頼まれて土曜日に東和町で慰問公演をする」という連絡がきてお会いしてきました。ちなみに彼等が仙台てっぱ会を知るきっかけになったのは、てっぱ会のメンバーでHOTCH-POTCH JUGBANDのイクが横浜のイベントでライブを行った際にMCで、てっぱ会の活動のことを話したのを会場に来ていためおと楽団ジキジキのカオルコさんが聞きネットで調べたところ以前、仙台で何度か一緒に公演をしたことのあるてっぱ会のメンバーの清川波之丞がいることを知り参加を申し入れた…とのこと。とにかく世の中って狭いもんです。
会場となった旧鱒渕小学校には南三陸町から避難してきた100人近くの方が生活しています。何よりも驚いたのは皆さんの陽気なこと。三陸方面の被災者の方は元気が良いとは聞いていましたが、ここまでとは思いませんでした。そんな方たちですからジキジキさんの公演は終始おおいに盛り上がって会場は笑い声であふれていました。しかし、最後に主催者の方が挨拶で「皆さんは多くのものを失いましたが、命と心と…もう一つ“思い出”が残ってます」と言った途端に会場にいた半数近くの方が“思い出”という言葉に反応して一斉に涙ぐむのを見たときに、甚大な被害を被った南三陸町の現実を具間見た気がしました。あえてもう一度いいます。気がしただけです。その悲惨さは当事者でなければ到底理解できません。ここで“具間見ました”なんてことは僕は生涯書くことはできないでしょう。でも、そんな経験を乗り越えようと感情に力ずくで蓋をして陽気に振舞う南三陸町の方々を見て、これだけの被害を受けても決して海を恨むことのない漁師町に生きる人たちの強さを感じました。
余談ではありますが女川の漁師の方がおっしゃっていたという言葉を聞きました。要約して記しておきます。

「街中に打ち上げられたヘドロは今まで海を汚してきた事に海が怒って津波に乗せて人間に返してきたんだ。だから津波は人間が招いたんだよ。おかげで海の底がすごくきれいになって魚がたくさん来ているんだ。船さえあれば前以上に魚が取れる。漁場の復興は早いぞ。」

めおと楽団ジキジキのオフィシャルサイトはコチラ
http://www.hotcola.com/zigizigi/

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慰問集団てっぱ会 第15回出前コンサート 塩釜市役所公民館

2011-04-17 23:16:35 | Weblog
最近はJRが復旧し始めたしたせいか仙台近郊の避難所の夕食時も以前と比べて人が少なくなっています。それだけ働いている方々の勤務先が正常な状態に戻りつつあるということになりますが、逆に元々仕事をしていない主婦の方や今回の震災の影響で仕事を失ってしまった方などの避難所生活からくるストレスは計り知れないものがあるでしょう。しかし、以前と比べて何処の避難所でも皆さんの表情も柔らかくなったように感じるのは突然変わってしまった生活のリズムに体が馴染み始めたということなのかもしれません。
さて、今回は落語を披露した清川氏ですが最後は【ぽれぽれ】のアフリカンドラムのリズムに合わせて“ソーラン節”を熱唱。仙台てっぱ会の公演では定番になりつつあるラストですが、何処の避難所でもこれが一番盛り上がります。当たり前ですが津波で被災している方たちは海岸沿いに住む“浜っ子”が大半です。もしかしたら浜っ子たちの体には“ソーラン節”のリズムが染み付いているのかも…なんてことを考えながら会場を後にしました。


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