関東を中心に活動中のアコースティック・デュオ。99年の結成以来、行ったライブは1000本を超える。『“う た”を感じてもらうこと』を信条にオリジナルの他ロック、ポップス、ブルース、カントリー等、ジャンルにこだわらない幅広いレパートリーを持つ。声・楽器 の音・詩・メロディー、それぞれの持つ力を『うた』というひとつのメッセージにして届ける。世界同時多発テロから一年後の2003年9月11日、ファーストCD『OURLOVE』を平和の祈りを込め発表。
AMI(三松亜美):ボーカル/横須賀出身
近年では中島みゆき、南こうせつ、谷村新司のバックアップメンバーとしてツアーやレコーディングに参加、その他数多くのアーティストのレコーディングやツアーに参加の経験を持つ。映画やアニメの主題歌はNHKからディズニーまで、CM録音も多数有り。TAKADA BAND名義で立木文彦と共にアルバム発表。
TAME(庄司厚人):ギター&ボーカル/大阪出身
新井武士(ダウンタウン・ブギウギバンド)と共にリズム・ユニットZZ’Zを結成。エディ藩(ゴールデン・カップス)やジョニー吉長(ジョニー・ルイス・チャー/ピンク・クラウド)、ブルースバンド鬼ころしでのライブ活動やCDの発表の他、多方面で活躍中。
【HP】http://sundance.fc2web.com/amitame/index.htm
5月1日 第21回公演 大船渡
5月2日 第22回公演 岩沼市ビックアリーナ
5月3日:第23回公演 七ヶ浜生涯学習センター
以上、3回の慰問公演をして下さった【AMI☆TAME】さん。GW期間中という事もあり集客はあまり良いとは言えない状況の中、すばらしい歌声とギターを披露していただけました。本当にありがとうございました。
仙台てっぱ会の出前コンサートも20回を越えました。このブログを読んで下さっている方の中には、避難所から公演依頼が来た上で仙台てっぱ会が公演に行くとか、各自治体に紹介して頂いた上でこちらから公演する…というようなプロセスで成り立っているとお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、実は公演依頼が避難所からあったり、自治体から紹介されて公演に行ったりしたことは一度もありません。初めにお断りしておきますが仙台てっぱ会を主催している僕自身は、イベントを生業にしている訳でも音楽でメシを食ってる訳でもない全くのド素人です。ですから、今回出演して頂いた【AMI☆TAME】さんや、今月公演する【めおと楽団ジキジキ】さん、イタリアから慰問のために来日するファビウス・コンステーブル氏のようなプロミュージシャン方々を、僕のような興行の素人がブッキングしているのか説明する必要があるかと思いAMI☆TAMEさんの公演報告の場をお借りして記しておきます。
皆さんが既に御周知の通り避難所を運営しているのは各市区町村役場ですが、これはあくまでも行政が取り仕切らなければならない部分のみで、食料の配給や衛生管理、避難住人の人数…等々の業務を行っています。各避難所を管理しているのが避難所になっている学校・体育館・公民館等の施設に元々勤務している職員の方々や県外も含む市区町村から派遣された職員。そして避難住民を統括しているのが各町内会で編成されている自治会ということになります。これがどういう事かというと、例えば自衛隊の炊き出しを受けている避難所と完全に自炊している避難所がありますが、後者の場合は“自立する”という理由で自治会側が炊き出しを断っているという話をよく聞きます。ですから食事の時間や消灯時間等の日常の生活に関することは自治会で決定しているのが大半です。慰問についても同様で公演をする・しないについての決済権は個々の避難所を統括する自治会にあります。ですから、遠方から慰問に行きたいと決裁権を持たない市区町村役場に問い合わせても避難所の場所は教えてもらえても公演の許可はされません。ですから仙台てっぱ会では必ず慰問先に直接行ってその避難所を統括している自治会に交渉するか、公演したあとに他の避難所の自治会を紹介してもらうなどの方法を取っています。つまり遠方から電話で慰問先を探すというのはかなり困難(マスコミを引き連れてやってくる大物タレントなどでも同様かもしれません…よくは知りませんが)なのです。結局のところ、細々と運営している僕らのような団体が仲介するのが一番早かったりします。こういった“慰問に行きたいけど公演先が見つからない”といった方々の想いを被災地にお届けするのも仙台てっぱ会の重要な仕事です。
慰問集団仙台てっぱ会HP
http://sendaiteppakai.jimdo.com/