2回目の読了。
コンパクトに歴史が語られている。
最初から面白い。
ギリシャ・ローマの学問。キリスト教の宗教。ゲルマン人の戦闘好き。
この異質な3つが合体してヨーロッパの歴史が始まった。
その後、宗教改革、科学革命が起き、キリスト教はローマ教会だけのものではない、ギリシャ人は間違っているとなる。
また、ちょうど普通の人の生活について記されている場所。
「穀物不足になると、所有者はただちに抱え込んでさらなる価格高騰を待つか、すでに高値をつけている場所に行って穀物を売りつけた。(中略)大まかに言って1400年以降少しばかり気の利いた政府が、こうした価格上昇に便乗するビジネスを取り締まるようになった」
ちょうど今の米の価格暴騰みたい。
大局的な面白い本だった。またそのうち読み返したい。