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“徒然なるまゝのひとりごと”

十五夜と十三夜の月

2006-11-05 23:09:20 | ひとりごと

 

   

 

   11月3日(金)は,『文化の日』 でした。
   私が子供の頃はまだ,明治生まれのお年寄りがいて
   “祝日”には ほとんどの家の玄関先に国旗を掲げたものでした。
   私の実家でも,厳格な明治生まれの祖父が
   そういった慶事には熱心でした。
   現代人は,子供達はもちろん,働く人々にとっては
   単なる「連休」でしかなく,「この日は何の休日?」ということを
   理解していない人も増えているようです。

   その 『文化の日』 は,先月の中秋の名月に続く 『十三夜』。
   『十五夜お月様』 の月見をしたら,必ず,
   この『十三夜(三夜さま)』 のお月見もしないと
   『片見月』 といって宜しくないこととされていました。

   そういえば,私の家でも明治生まれのおばあちゃんが
   『十五夜さま』 だとか 『三夜さま』 だとか言って,
   お団子やお供え物の用意をしていましたね。
   私は,
     「え~っ!?またお月見?」・・・と,子供心に
     「ずいぶんお団子の日が多いな~」
   なんて思っていました。

   だんだんと日本人らしい風情が失われて行く昨今。
   でも・・・,秋という季節には 「文化・芸術」 の香りがしますよね。
   著名な日本画家である友人が,『文化の日』 にちなんで
   某市からの依頼で芸術展に作品を公開しました。
   変わらない画風と人柄に,秋にふさわしい郷愁と
   かつて日本人の暮らしの中にあった潤いを感じました。

   これからの季節は,日本の伝統・文化を味わう機会が増えますね。
   いろいろな行事を無意識に通りすぎるのではなく,
   一つ一つ,昔の人達の思いを感じながら大切に味わいたいな。。と
   今宵の月(は満月です) を見上げながら思いました。

 

   

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                  


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