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桜和尚ブログ

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◆あきらめれば健康になる楽になる【自律神経と心】

2014年04月28日 | 心と体のホットケア

 

順天堂大学医学部の小林医師が書いた”自律神経を整える”「あきらめる健康法」という本がとても面白かったので引用します。

(青字が引用部分です)

自律神経のバランスが崩れると、体の心も病気になりやすい環境になる。
怒りなど、何かこだわっていることや、心に引っかかっていることがあると病気になる。
あきらめるとは明らかに見るということ。
物事を明らかにして諦めると、心が落ち着き、自律神経のバランスが安定してくる。

反対に何をしても諦めずに、闇雲にあきらめないとがんばり続けていると、怒りや不安、緊張などが続き、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に優位になってしまう。

悔やんだり、嘆いたり、悲しんだり、心が沈んだ状況に続き、体も病気になりやすい環境になり、心と体に不調が現れてくる。

ネガティブな感情を諦めることで、体も心も健康になる。そして、ここ1番というときに集中して物事をうまく運ぶことができる。
ネガティブな感情は自律神経のバランスを崩すというのは医学的に説明されている。
その中でジェラシーや妬み、憎しみなど、ネガティブな感情を抱くと自律神経のバランスが大きく乱れることが、数値としてはっきり計測されている。

ギブアップすることがあきらめではない。
後悔して、あれこれ悩んでも何も始まらないことをあきらめ、自分はこれしかないと言うことをあきらめた(明らかに自覚)のです。
悩むことをあきらめた時、”あきらめない勇気”が持てたということ。

悔やむことを後悔するほど自律神経のバランスは乱れていきます。くよくよと後悔してもどうしようもありません。
物事を諦めて行けば全ての物事は解決します。
アット心が晴れて視界も良くなり、常にステップを踏み出すことができます。
頭の中もクリアになり、これがあきらめの境地と言われる所です。
自律神経は血管や内臓に伸びていて、交換神経と副交感神経の2つに分かれています。
車に例えると、交換神経がアクセルで、副交感神経がブレーキです。
交感神経が優位になると血管が収縮して体の血液が巡らなくなってしまうのです。
これも例えればホースの水を指で抑えると水圧が高くなるため水流は早くなります。
血流が悪くなると血液そのものが質が低下します。これが病気の原因といってもいいでしょう。
心が乱れると血液ドロドロになる。怒りが体にダメージを与えてしまいます。諦められないから怒りも湧いてくる。
怒ると交換神経が緊張して血管が収縮してしまうのです。これが病気になり、怒る人は自分の寿命を縮めているようなものです。

怒りやをそれで緊張したときに人は何かをつかんだり、ぎゅっと握ったりしてしまいます。
このようにしているとどんどん緊張が高まっていきます。手を開いた瞬間、すっと緊張がほぐれます。
人が病気になる原因は大きく分けて2つしかありません。1つは血管系、もう一つは免疫系のトラブルだそうです。
免疫の中心を担っているのは血液中の白血球ですが、この白血球には細菌などを処理するものとウィルスを処理するリンパ球の2つがあるそうです。
自律神経のバランスが崩れると白血球のバランスも崩れてしまい、免疫力が下がってしまうということです。交感神経と副交感神経のどちらが過剰に優位になっても、免疫系血管系の両方に悪い影響を与えてしまう。
がん、心臓疾患、脳疾患、高血圧、糖尿病、などの病気も、血液の質と流れが悪くなるというのが共通の原因です。
例えば、本来病気でないのに、心配しすぎて病気になるということがあります。
ネガティブな感情が自律神経のバランスを崩して病気になるのです。
病院に行って大丈夫ですよと言われて、その結果メンタルの変化によって副交感神経が高まり、病気が改善したと言う事例が多くあります。

あきらめの境地

うつ病等のメンタルの病気のほとんどが、自律神経の乱れと深く関わっています。
年齢が上がるほど環境が変化すると、どんどん物事が億劫になってきます。
このことも副交感神経の働きが下がったことの影響です。と言う事は、副交感神経の働きを衰えないようにすれば、年齢が上がっても億劫にならず物事を解決して行くことができるのではないでしょうか。
適度な緊張は交感神経を高め、適度なリラックスは副交感神経を高める。
普段から意識的に行うことが、心と体のバランスを整える最高の健康法になると言うことです。
あきらめると人生は楽になる
無駄な想像を諦めた瞬間不安は消える。
自律神経のバランスの乱れは何よりもゆっくり深い呼吸が欠かせません。
それから、ゆっくりと動く事。意識的にゆっくり動いてみること。

誰にでもできる自律神経コントロール法です。空を見上げることです。また季節や天気、自然を感じたりすることによって心の状況が切り替わる。
ため息をつくと副交感神経があがると言うことです。ため息を我慢していると、ますます血流が笑う悪くなり頭痛や肩こりなど不調を招いてしまいます。

あきらめると人間関係はたちまちうまくいきます。自律神経のバランスが良い人は周りの人たちの自律神経のバランスも良くするのです。あなたがリラックスして心地よい気分でいれば、相手もリラックスして微笑を介してくれます。
逆に職場で人間関係のストレスを感じることがありますそのたびに交換神経が優位になって血液ドロドロになり、血流が悪くなり、のに十分なブドウ糖が供給されなくなります。
すると感情のコントロールがきかなくなり判断力も下がってしまいます。
人間関係と健康はとても密接につながり影響しあっているものなのです。
自律神経のバランスが良い人は周りを落ち着かせるものです患者にとってお医者さんの笑顔が最高の薬であるかもしれません。

言葉はすごい力を持っている。
クソと言葉に出して怒りを爆発させると、ますます怒りが増してくるものです。
腹が立つことが起こった瞬間に交換神経が高まります。しかし、自分が怒りそうだと客観視できれば、その瞬間に副交感神経が盛り返してきます。
その段階で一旦深呼吸をしてゆっくりと10数えます。すると副交感神経が上がってきて、とにかく黙っていようと思えてきます。これができれば徐々に怒りは静まり、副交感神経がさらに上がっていきます。
またマイナスの言葉は病気を呼び寄せてしまいますので、明るく前向きな言葉は不幸を遠ざけ、病気を遠ざけるのです。
特に自分が自分の不幸を口にしないことです。自分の不幸は相手はもちろん、自分自信さえ憂鬱にしてしまいます。
ストレスや悩みを片付ける諦めリストをつけること。
人は自分が今どのような状況に状態にあるのか確認できると、その瞬間に交感神経が下がるのです。
興奮した交感神経が、今の気持ちを文字にすることによって交感神経が低下するということです。
自分が今こだわっていること、心にしかかっていること、丁寧な文字を書くことによって、ゆっくりと手で書くことを意識すると、確実に自律神経は安定してきます。
方法その1深く息を吸い込み、天井見上げて、そこからその場を俯瞰するイメージを持ちます。すると今まで全く見ていなかった選択肢や対応策が次々に見えてくるはずです。

自律神経のバランスを整える日記の書き方①その日1番失敗したこと②その日1番感動したこと③明日の目標。
目標を立てるとゴールが明確になるので、すべきことを意識しやすくなります。そしてやるべきことが明確になると不安が消え心に余裕が生まれます。

ゆっくり動く習慣をつけて副交感神経を上げる。

感情をコントロールする習慣
スキップしながら暗い事は考えられない。怒ったときは握った拳を開いてやるだけで、すっと怒りがおさまると言う事です。
笑によって免疫力に対して重要な働きを持つNK細胞が活性化されるということが証明されています。
笑顔でいると病気が治る、笑顔を意識するとすることで病が消えた。これは笑顔が副交感神経を上る事によって免疫力が上がり、病気になる確率が下がります。
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以上、まるまる引用でしたが、まとめます。

・あきらめることの本当の意味を理解していただきたい。
・怒りや嘆き悔みは、ネガティブな感情に繋がって自律神経のバランスを崩し、病気の原因となる。
・ゆっくりした呼吸や意識的にゆっくり動くことが副交感神経を活発にする。
・コトバのチカラが大切。
・前向きな言葉や丁寧な文字で日記を書くことのススメ。
・拳を握るとカッカくる。手を開くとのぼせが下がる。
・スキップして喧嘩はできない。
・笑いで、NK細胞活発に!
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◆心と身体のしくみを実証「認知行動療法」

2014年03月11日 | 心と体のホットケア

先日、復興庁主催心の健康サポートセミナーに参加してきました。

講師は日本医科大学海原純子先生(TVでお馴染み)
何かを見たり聞いたりすると思い出すイヤーな感情
これはどこから来るのでしょう。

安部総理が心の復興などと言っていますが、今日はあれから3年目です。
そして、一人暮らしの高齢者が急増する社会にこれから向かいます。
心の仕組みが少しでも理解できると、楽になりますヨ。

心と身体のほっとケア。仏のケア(ホトケノケア=ほっとケア)が必要です。
 
以下セミナーのレジュメを引用します------------
 
心が出すサインに気づき、対処するのが心の健康の第一歩
まず気づくことが心の健康の第一歩
 
心のサインとなる4つの柱
1-気分のサイン 2-行動のサイン 3-体のサイン 4-表情のサイン
 
1-気分のサインについて
おこりっぽい--楽しいこともない--イライラ--自分が無価値に感じる--孤独感--やる気がしない--億劫
 
2-行動のサインについて
動作のスピードが鈍くなる、決められない、身だしなみに構わなくなる、遅刻が多い、ミスが増える、家事ができない。
 
3-表情のサインについて
笑がなくなる、表情がない。
 
4-体のサインについて
睡眠障害、体の痛み、めまいや耳鳴り、肩こり、食欲の変化だるいなど。
 
心の健康具体策--1
回復力を高めるために身体や行動、気分が変だと気づいたら
自分の気持ちを表現することが大切
*信頼できる人に話す
*自分ノートをつくり気持ちを書く(書くことの意味--表現する--書くことで自分の考え(認知)を点検する
*絵や音楽で感情、こころを表現する
*歌う、楽器を演奏する
 
心の健康具体策体---2
身体を通して心の回復力に働きかける
*できる範囲で体動かす
*ストレッチやのび
*口角を上げる、温かい飲み物、足元を暖める
*体をゆるめて心を癒す、深呼吸をする
 
考え―気分-行動のスパイラル
ネガティブな考え⇒⇒気分(不安怒り心配落ち込み)⇒⇒行動(引きこもる物に当たる)⇒⇒ネガティブな考え
負の連鎖が止まらない
 
ここに着目したのが「認知行動療法」

 
自分の考え方「くせ」に気づく

視点を変える

行動を変化させる
 
心の健康具体策
気持ちが落ち込んだとき抜け出すヒント
思考回路の点検をしよう
考え方の癖を見つけてみよう
こんな風に考えていると気持ちが落ち込みやすい
気持ちが落ち込む考え方の癖「その1」---サキヨミ志向
例)食事をしようと友達にメールをしたら翌日も返事が来ない
こんな時どんな考えが浮かびますか?
 
メールに返事が来ない

食事に行きたくないのかな?⇒嫌われているのかな?⇒憂鬱(ゆううつ)
 
見方を考える具体的ポイントをチェックしてみる
その考えは事実かor思い込みか?
ノートにかく--表現する
(書くことで自分の考え(認知)を点検する)

心の健康具体策
いいつながりは心の健康に不可欠
サポーターになろう!サポーターを見つけよう!
いい仲間といると元気になる
気持ちは伝染する
(友人の友人の友人が私たちに影響する。)
 
サポートのいろいろ
直接支援
回復力を高める支援
話をする仲間
一緒に歌う 一緒に食事 一緒にお茶
一緒に歩く 一緒に遊ぶ -------共感する!!
 
灯台効果
助け人自身が助けである。
その人がそばにいてくれるだけでという気持ち
仏教の言施、顔施に通じる
 
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上を向いて歩こう♪
という歌がありますが、悲しい時には下を向くとかえって悲しさが増します。
下を向くと、ため息しか出ないからです。
 
悲しい時ほど、上を向きましょう。
上を向いて、ため息をつく人はいません。
上を向くと涙がこぼれないためだけではないのです。
 
青空見上げ、星空見上げ、悲しくても上を向きましょう。
そーすると元気が出てきます。心が前向きになってきます。
大丈夫大丈夫!必ず乗り越えることができます。
 
こんなところでも、心とカラダはつながっているのです。
心とカラダのつながりが実証できたはずです。
 
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◆なんでも楽観的に考えよう

2014年02月23日 | 心と体のホットケア
なんでも楽天的に考えることを、心理学用語で「ポリアンナ症候群」と言うのだそうです。

伊藤望さんという人が以前、新聞で書いていました。
 
普通の人であれば落ち込んでしまうような事柄も、発想を転換させることで喜びにしてしまう。

ポリアンナという少女の物語から命名されています。
 
オリンピックも最終日程ですが、
4位に終わってしまった、のと
やった入賞!では
全然意味合いが違います。

またよくいう例えに、
コップの水が半分もある、と
半分しかない、と考えるのでは、このポリアンナ的には
幸せの度合いが違ってきます。

自分の幸せのステージレベルを上げると、
そこを基準として、人間は幸か不幸かを判断してしまいます。

また、伊藤さんは
心理学的に占いが当たるのは「当たるのではないか、と意識するから」
だそうです。
(この人、実は占星学研究家です)

心で意識した方に、行動・言動が導かれ、結果として占いのようになってしまう。

結局は自分の考えひとつで起きる事象にすぎない
ということだそうだそうです。
 
ポリアンナの幸せを探して、何でも喜ぶ遊びは、幸せをもたらす。
つまり理にかなった幸せになる方法と言える、のだと・・。

伊藤さんという人の言葉ばっかり引用してしまいますが、
そのとおりと感じます。

昔から言うところの、行動は心の鏡。こころで強く念ずることは実現する、
というのも、人間の深層心理による導きです。

将来の幸せを引きつけるには、発想の転換だけで、素晴らしい未来を構築することができる、ということですね。

そして、お金もいらず、修行も要らず、今すぐ誰にでも使えると言っていますが、

でも、そのように考えを転換する、ちょっとした修行は必要かもしれない、
と私は思います。

そう簡単では無いですよね!
 
心にすりこまれている過去や性格は、なかなかすぐには消せないのです。

その修行が仏教であったり、禅であったり、ヨガだったりします。

これについては、またあらためて。
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◆涙のセラピー効果 さあ泣きましょう!

2014年02月14日 | 心と体のホットケア

テレビで[涙をながすことの効果]
を放送していたので、皆さんにお伝えします。
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今、落語家ならぬ「泣く語家」の話が人気だそうです。(自分も話しながら泣く。お客さんもそれにつられて泣いてしまうと言います)
 
涙を流す効果の1つはリラックス
2つ目にストレス解消
そして3つ目に免疫力アップだそうです。
 
例えば
大学ラクビーで早稲田が試合前にロッカールームで
肩を組あって涙を流す。
いわゆる”荒ぶる魂”という秘密の儀式(電気を消し真っ暗な中で)は前から知っていました。
(私もラグビー一応経験者なもので・・)
 
これは、興奮状態で試合に望むのだろうと思っていましたが、
医学的見ると、興奮すると高まる交感神経を涙で抑え、
涙することによって逆に気持ちが落ち着き、スッキリして集中力が高まる
のだそうです。
 
だから、あんな国立競技場の大舞台で、数々の名試合が行われたのですナ。
 
それから
涙をみんなで流すことによって、コミニュケーション効果が高まり
一体感で精神安定が得られるのだそうです。
 
試合前に目を真っ赤に晴らしてグランドに入ってくる、
その意味が初めてわかりました。
 
また、
感情の涙にはリラックスセラピー効果があります。
 
どうして歳をとると涙もろくなるのか、という実験をやっていました。
 
映画(2013アンコール)を見て、若い人は泣くのが恥ずかしいと言う気持ちがあるのですが、
年齢の高い人たちは自分の今までの経験と重なって涙してします。
 
若い人よりも人生経験が多く、その点敏感なのでしょう。
人の痛みがわかるということもあります。
 
そして、
子供ができてから涙もろくなったという人もいます。
共感力が養われたということです。

そういう人に限って、元気で普段明るい性格の人たちが多いようです。
これが涙のセラピー効果なのです。
 
私はまだ自分では若いと思っていますが、涙もろいほうかもしれません。
葬儀でもすぐ涙したり、お通夜の席で泣くのは数知れず。
 
このまま年をとったらどうなるのでしょう。
 
「涙を流した分だけ、人間の根が深くなる」
という相田みつをさんの言葉があったと思います。
(違っていたらすみません)
 
涙したぶん、スッキリなって、また一歩
とも言えます。
 
さあ泣きましょう!
 ・・・・・・・・・
でも、早稲田のロッカーでの秘蔵映像”荒ぶる魂”を見ただけで、また涙・・です。
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◆笠地蔵サンタ

2013年12月24日 | 心と体のホットケア

 



お寺でクリスマスやるの?とよく聞かれます。

子供がいる家庭のお寺であれば、一般の家と同じようにクリスマスをします。

私が育った田舎の小さなを寺でも、父である住職がモミの木を山から切ってきて

ツリーを作り、友達を呼んでパーティーなどやった覚えがあります。

今から40年も前のことです。

キリストさんが生まれたことを祝う行事というような意味は全くなく、

単なる季節のお祭りのようなもので、昭和40年頃テレビが普及すると同時に

全国に広まっていったのでしょう。

本地垂迹説と言うのがあります。(なんか歴史の教科書で習ったような記憶があります)

神仏混合の考え方で、日本の固有の神々の姿は、仏教の仏が化身として現れたものとする見方です。

天照大神(アマテラスオオミカミ)は大日如来が姿を変えて現れたものとか、

オオクニヌシノミコトは大黒天の変身だったり、とか・・

それを、クリスマスの主人公、サンタクロースに当てはめた場合、

観音様の化身と考えたらどうか、ということを言っている先生(菅原師)がいます。

私はこれに賛成です。

観音様よりは地蔵様の方が似合っているのではないかとも思います。

笠地蔵と言うお話もあるほどですから、

サンタはお地蔵さんの化身と考えたら、合点が行くのではないでしょうか。

お地蔵さんに傘をかぶせてあげたら、その夜、密かにお地蔵さんが恩返しに来てくれたという話は、

まさにサンタがプレゼントを寝静まってから置いて行くようなものです。

良い子の家にはサンタさんが来ますが、

良いことをすれば(良いことをするから)どの家にも地蔵サンタが来るよ、と子供に話せば、

子供心に、進んで良いことをするのではないでしょうか。

仏教の縁起や善因善果にも通じます。

インドで生まれた仏教が日本で花開いたのは、なんでも取り込んで

日本特有のものにしてしまうという日本人のすばらしい知恵です。

今日はクリスマスイブ。

みんなの家にも、地蔵サンタが必ずきてくれることでしょう。