自律神経のバランスが崩れると、体の心も病気になりやすい環境になる。
怒りなど、何かこだわっていることや、心に引っかかっていることがあると病気になる。
あきらめるとは明らかに見るということ。
物事を明らかにして諦めると、心が落ち着き、自律神経のバランスが安定してくる。
反対に何をしても諦めずに、闇雲にあきらめないとがんばり続けていると、怒りや不安、緊張などが続き、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に優位になってしまう。
悔やんだり、嘆いたり、悲しんだり、心が沈んだ状況に続き、体も病気になりやすい環境になり、心と体に不調が現れてくる。
ネガティブな感情を諦めることで、体も心も健康になる。そして、ここ1番というときに集中して物事をうまく運ぶことができる。
ネガティブな感情は自律神経のバランスを崩すというのは医学的に説明されている。
その中でジェラシーや妬み、憎しみなど、ネガティブな感情を抱くと自律神経のバランスが大きく乱れることが、数値としてはっきり計測されている。
ギブアップすることがあきらめではない。
後悔して、あれこれ悩んでも何も始まらないことをあきらめ、自分はこれしかないと言うことをあきらめた(明らかに自覚)のです。
悩むことをあきらめた時、”あきらめない勇気”が持てたということ。
悔やむことを後悔するほど自律神経のバランスは乱れていきます。くよくよと後悔してもどうしようもありません。
物事を諦めて行けば全ての物事は解決します。
アット心が晴れて視界も良くなり、常にステップを踏み出すことができます。
頭の中もクリアになり、これがあきらめの境地と言われる所です。
自律神経は血管や内臓に伸びていて、交換神経と副交感神経の2つに分かれています。
車に例えると、交換神経がアクセルで、副交感神経がブレーキです。
交感神経が優位になると血管が収縮して体の血液が巡らなくなってしまうのです。
これも例えればホースの水を指で抑えると水圧が高くなるため水流は早くなります。
血流が悪くなると血液そのものが質が低下します。これが病気の原因といってもいいでしょう。
心が乱れると血液ドロドロになる。怒りが体にダメージを与えてしまいます。諦められないから怒りも湧いてくる。
怒ると交換神経が緊張して血管が収縮してしまうのです。これが病気になり、怒る人は自分の寿命を縮めているようなものです。
怒りやをそれで緊張したときに人は何かをつかんだり、ぎゅっと握ったりしてしまいます。
このようにしているとどんどん緊張が高まっていきます。手を開いた瞬間、すっと緊張がほぐれます。
人が病気になる原因は大きく分けて2つしかありません。1つは血管系、もう一つは免疫系のトラブルだそうです。
免疫の中心を担っているのは血液中の白血球ですが、この白血球には細菌などを処理するものとウィルスを処理するリンパ球の2つがあるそうです。
自律神経のバランスが崩れると白血球のバランスも崩れてしまい、免疫力が下がってしまうということです。交感神経と副交感神経のどちらが過剰に優位になっても、免疫系血管系の両方に悪い影響を与えてしまう。
がん、心臓疾患、脳疾患、高血圧、糖尿病、などの病気も、血液の質と流れが悪くなるというのが共通の原因です。
例えば、本来病気でないのに、心配しすぎて病気になるということがあります。
ネガティブな感情が自律神経のバランスを崩して病気になるのです。
病院に行って大丈夫ですよと言われて、その結果メンタルの変化によって副交感神経が高まり、病気が改善したと言う事例が多くあります。
あきらめの境地
うつ病等のメンタルの病気のほとんどが、自律神経の乱れと深く関わっています。
年齢が上がるほど環境が変化すると、どんどん物事が億劫になってきます。
このことも副交感神経の働きが下がったことの影響です。と言う事は、副交感神経の働きを衰えないようにすれば、年齢が上がっても億劫にならず物事を解決して行くことができるのではないでしょうか。
適度な緊張は交感神経を高め、適度なリラックスは副交感神経を高める。
普段から意識的に行うことが、心と体のバランスを整える最高の健康法になると言うことです。
あきらめると人生は楽になる
無駄な想像を諦めた瞬間不安は消える。
自律神経のバランスの乱れは何よりもゆっくり深い呼吸が欠かせません。
それから、ゆっくりと動く事。意識的にゆっくり動いてみること。
誰にでもできる自律神経コントロール法です。空を見上げることです。また季節や天気、自然を感じたりすることによって心の状況が切り替わる。
ため息をつくと副交感神経があがると言うことです。ため息を我慢していると、ますます血流が笑う悪くなり頭痛や肩こりなど不調を招いてしまいます。
あきらめると人間関係はたちまちうまくいきます。自律神経のバランスが良い人は周りの人たちの自律神経のバランスも良くするのです。あなたがリラックスして心地よい気分でいれば、相手もリラックスして微笑を介してくれます。
逆に職場で人間関係のストレスを感じることがありますそのたびに交換神経が優位になって血液ドロドロになり、血流が悪くなり、のに十分なブドウ糖が供給されなくなります。
すると感情のコントロールがきかなくなり判断力も下がってしまいます。
人間関係と健康はとても密接につながり影響しあっているものなのです。
自律神経のバランスが良い人は周りを落ち着かせるものです患者にとってお医者さんの笑顔が最高の薬であるかもしれません。
言葉はすごい力を持っている。
クソと言葉に出して怒りを爆発させると、ますます怒りが増してくるものです。
腹が立つことが起こった瞬間に交換神経が高まります。しかし、自分が怒りそうだと客観視できれば、その瞬間に副交感神経が盛り返してきます。
その段階で一旦深呼吸をしてゆっくりと10数えます。すると副交感神経が上がってきて、とにかく黙っていようと思えてきます。これができれば徐々に怒りは静まり、副交感神経がさらに上がっていきます。
またマイナスの言葉は病気を呼び寄せてしまいますので、明るく前向きな言葉は不幸を遠ざけ、病気を遠ざけるのです。
特に自分が自分の不幸を口にしないことです。自分の不幸は相手はもちろん、自分自信さえ憂鬱にしてしまいます。
ストレスや悩みを片付ける諦めリストをつけること。
人は自分が今どのような状況に状態にあるのか確認できると、その瞬間に交感神経が下がるのです。
興奮した交感神経が、今の気持ちを文字にすることによって交感神経が低下するということです。
自分が今こだわっていること、心にしかかっていること、丁寧な文字を書くことによって、ゆっくりと手で書くことを意識すると、確実に自律神経は安定してきます。
方法その1深く息を吸い込み、天井見上げて、そこからその場を俯瞰するイメージを持ちます。すると今まで全く見ていなかった選択肢や対応策が次々に見えてくるはずです。
自律神経のバランスを整える日記の書き方①その日1番失敗したこと②その日1番感動したこと③明日の目標。
目標を立てるとゴールが明確になるので、すべきことを意識しやすくなります。そしてやるべきことが明確になると不安が消え心に余裕が生まれます。
ゆっくり動く習慣をつけて副交感神経を上げる。
感情をコントロールする習慣
スキップしながら暗い事は考えられない。怒ったときは握った拳を開いてやるだけで、すっと怒りがおさまると言う事です。
笑によって免疫力に対して重要な働きを持つNK細胞が活性化されるということが証明されています。
笑顔でいると病気が治る、笑顔を意識するとすることで病が消えた。これは笑顔が副交感神経を上げる事によって免疫力が上がり、病気になる確率が下がります。
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以上、まるまる引用でしたが、まとめます。
・あきらめることの本当の意味を理解していただきたい。
・怒りや嘆き悔みは、ネガティブな感情に繋がって自律神経のバランスを崩し、病気の原因となる。
・ゆっくりした呼吸や意識的にゆっくり動くことが副交感神経を活発にする。
・コトバのチカラが大切。
・前向きな言葉や丁寧な文字で日記を書くことのススメ。
・拳を握るとカッカくる。手を開くとのぼせが下がる。
・スキップして喧嘩はできない。
・笑いで、NK細胞活発に!
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