イタチ君って、どこに行っても良い評判ないんでしょうか?ペットとして飼われているフェレットもイタチ科らしいですね。なんでも、イタチは卵の中身を上手に吸い取っても、卵の殻が元の形をとどめているから、誤魔化すとかずるいやつというイメージがついたようです。イタチの本意など人間にはわからないのに勝手ですね、人間ってやつは。(笑)
さて、そのイタチ君はエーゴで weasel 。ウィーzルと発音します。90年代に働いたアメリカの会社ではアフターファイブに飲み会があって、その飲み仲間たちで weasels って名前をつけていたことがあります。englico はそこに入っていた女子の仲間だということで、なぜに weasels になったかなどはわかりません。ただ、ビールっ腹のオッサンがたくさんいて、お腹がもっとビールっ腹になるほど飲んでいました。そんでもって、お揃いのTシャツなんか作っちゃって、白系の美女数人と一緒に黄色い私がアフターファイブを楽しんでいました。アメリカの企業で一番楽しかった会社でした。
あ、イディオムでした。
weasel out of ~ とweasel を動詞として使います。
ずる賢く責任逃れして逃げることを言うようです。本当に人間ってやつは!
anyway…
of の後に責任とか約束とか、そういうものをずる賢く、臆病なやり方で逃げることを言い表します。そのやり方が認められないような状況も加わります。主にアメリカの口語みたいですね。
そう言えば、臆病なやつを chiken チキンと言ってました。
例えば、こういう人いません?
He weaseled out of contributing to the gift.
ほら、なんか言い訳言ったり、その場に来なかったりして、みんなで贈り物しようっていう時に抜けるやつ!(笑)
あ、englico が中高生の頃って、掃除を真面目にやらないのとか結構いた。
My classmates weaseled out of helping me with the classroom cleaning.
黙って食器を置いていく旦那さんたちには、
Oh, please do not weasel out of doing the dishes!
それから、ちょっとずる賢く何かを引き出す時も weasel ~ out で使います。~は名詞とか代名詞が入りますね。
こんな風に。
I tried to refuse but eventually they weaseled the fee out of me.
この場合の fee とは TV Receiving Fee すなわち受信料です。(笑)
また、狭いところから抜け出すような時にも使います。洞窟に閉じ込められてしまった少年たちがいましたね。
Somehow, the boys managed to weasel out of the cave they were stuck in.
使ってみてくださいね。いや、ずる賢くじゃなくて!
猛暑です。賢く暑さから weasel out してくださいね。
englico 猛暑の割には今日の記事良いかも、なんちゃって~~~。