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「縁側で『こんにちは』」プロジェクト―共有・共感・共生空間の創生―

東日本震災復興ボランティア活動に関する情報サイト(臨時)

5/11に学用品を届けました。

2012年05月17日 16時08分07秒 | 関連情報
東京学芸大学の先輩から「被災した子供に学用品を送りたい」という
相談を受けました。

「縁側」の縁を使って「復興支援センターひより」の方に間に入っていただき,
震災から1年2ヶ月たった5/11に,名取市内の児童センターさんに
届けることができました。

「職員が袋を作ったり,留学生がメッセージカードを書いたりしたので,
その想いも伝えてほしい」と先輩から頼まれましたが,なんとか役目は
果たせました。

センターで学用品を受け取った子供さんが家に帰って「もらったの!」と
嬉しそうに語ったそうです。

運んだだけですが,こちらも嬉しくなりました。

お絵描きに,勉強に,いっぱい使ってくださいね。


5/5名取市愛島東部団地「復興感謝祭り」

2012年05月01日 09時26分36秒 | 関連情報
仮設住宅ではその仮設住宅を単位として自治会が組織されていることが
多いです。いつも縁側でおじゃましている愛島東部団地にも自治会が
あります。

その自治会等が主催のイベントが5/5の12時からあります。
炊き出し,ショー,コンサートなどです。

縁側としては参加しませんが,個人としてお邪魔するつもりです。
ボランティアの皆さんも時間があれば参加してみてはどうでしょうか。

足を運んでくれることが主催する側に取ってなによりもうれしいこと
だということは,普段の縁側の活動で体験済みですよね。

こういうイベントに参加することも立派な生活支援だと思いますし,
コミュニティー作りに関わっていることだと思います。



「共」と「協」その2

2012年04月28日 01時52分58秒 | 関連情報
こちらは,同じく4/21の活動報告の「他のボランティア団体と
一緒になった」という話の続きです。

一言でいうと,ボランティア間の協働です。

ある団体の責任者の方から「私達はお茶とか出せないので一緒の
タイミングで活動があると助かります」と言われました。
こちらも同じです。他のイベントがあることで,
縁側には出てこない方ともコミュニケーションが取れます。

意図的に一緒になにかを企画しなくても,活動日を合わせるだけでも
お互いにいい効果が出ると思いました。こちらも「共」と「協」ですね。

そう考えると,他のイベントがあるときにはテントよりも集会所で
縁側をした方がいいのかもしれません。

「共」と「協」その1

2012年04月26日 13時56分13秒 | 関連情報
今回の活動を通して2つのことを考えました。
キーワードは「共」と「協」です。

4/21の活動報告の「留学生が活躍した」という話の続きです。

こういう草の根というか局所的というかこういうところからはじまる
異文化接触というものがあり,それが異文化理解につながり
多文化共生へとつながっていくこともあるのだろうということ。
そういう点で留学生が積極的に参加してくれる縁側はそれなりの意義が
あるだろうということ。

幸い,新学期になって留学生から「一度活動を見てみたい」という
問い合わせが何件かあります。嬉しいです。

親近性は関係性を生じさせる要因の1つだと言われていますが,
単純な接触回数の増加だけでは限界があるということも言われています。
たとえば,朝近所で挨拶する程度では回数が増えたからといって
関係性がそれほど深まるとは言えませんよね。

ですが,縁側はその場で空間と一定の長さの時間を共有し,
「ことば」や「ワークショップなどの作業」を一緒に行います。
そしてそれを繰り返しています。
この「共」と「協」という点が重要だと思いました。

もう一つの話は別の記事で書きます。

縁側に関わる本の紹介

2012年03月10日 00時54分58秒 | 関連情報
担当者個人のFacebookで既にお知らせしたことなので,
一部の方には重複しますが,お許しください。

「『縁側』でこんにちは」プロジェクトの理念というか意図というか,
そういうものを原稿にする機会がありました。
この度その本が予定通りあの日から1年後の3/11に刊行されます。

http://www.tups.jp/book/book.php?id=266

皆さんにお買い上げいただくと,販売利益が震災復興の義援金になる
仕組みだそうです(執筆者に還元されません)。

このブログをご覧の皆さんにも手にとっていただければと思います。
よろしくお願い申し上げます。