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おやつ

2008-12-20 00:00:00 | 発見アメリカ

こちらの人はよくおやつを食べる。いや本当によく食べるんだ。会社でも現地の人は10時と3時にコーヒーコーナーに集まってお茶をやってる。んで、甘いもの食べてる。アメリカの3割は肥満とかいう統計を見たことがあったと記憶していますが、そりゃそうだよなと思います。

レストランで出るデザートも、そんなの食べ切れませんという量がでます。アジアンとか選んでもサイズはアメリカ。だって、ちょっとお酒のんで食事して、じゃあ最後にコーヒーと何か甘いもの、と思ってケーキを頼むと、ふでばこみたいな大きさのヤツが出て来るんだもん。冗談だと思うかも知れないけど、ホントよ。

あと、子供が行ってた幼稚園でも、必ず10時と2時ごろにおやつの時間がありました。「栄養士がきちんとチェックしたお菓子を出してます!」ってあって、まあ丁寧だなあというのとでもお菓子じゃんというのと、でもまあ悪くは無いだろうと思ってたのですが、一度見学に行ったときに見たのはコップに注がれた「真っ青」の飲み物。おーい何だそれ!?

いや天然食紅使ってますとか解ったけど、子供に青い飲み物を飲ませるって、、、徹底的に科学的な割り切り方というか、アメリカの食に対する感覚の違いというのを感じました。


右折

2008-10-26 00:00:00 | 発見アメリカ

交通法規シリーズ、続きます。

慣れちゃうとその合理性に納得するんですけど、一般的に赤信号では安全を確認した上で右折できます。

え?って思うでしょ?

着いた当初車がなくて、会社の先輩に夕食とか連れて行ってもらっていたんですが、赤信号なのに曲がるの。おいおいおい、って思ったけど何も言えなかったですよ。
まず歩く人が少ない(歩いて行き来できる街の規模じゃない)からもあると思います、ちゃんと回り見て行けるなら行け、と。赤信号でも直進車とか横断歩行者とか、優先の交通が無い場合は右折できます。逆に、それをやっちゃいけない交差点では「NO TURN ON RED(赤信号での右折禁止)」って書いてある。

ところがこれ、私が住んでいる田舎の住宅地ではOKなのですが、都市部に行くとダメになります。歩行者が多くなるからね、理由は分かる。ただ、看板も境界線もなく、あっちは郡だからOK、ここからは市だからダメって言われたってそんなの分かりませんよ。さらに、原則ダメだから「NO TURN ON RED」も書いてない。わかんねーどっちなんだよ。信号で止まってるだけでクラクション鳴らされたりするので、それでうっかり飛び出したりすると捕まって切符切られます。なんか理不尽だ。

免許取得の講習のときに聞いてみたんですけど、「赤信号の右折はオプションだ」と言われました。つまり、行かなくても良いわけですね。クラクション鳴らされても動じない度胸が、アメリカで運転するには必要のようです。


スクールバス

2008-10-22 00:00:00 | 発見アメリカ

交通法規については、自動車右側通行で日本と反対のほかはそんなに違ったところはなくて、一時停止とか駐車禁止だとか、標識は日本ほどデカくないですが言ってる事はほぼ同じです。都市部だと高速とか下り坂とかにパトカーがライトを消して止まっていて、うっかり出しすぎると捕まっちゃうところまで一緒。

大きく違うところの一つが、まっ黄色のスクールバスです。これは、とくに子供を保護する立場が日本と比べて明確なので、どこの学校もスクールバスを持つか業者委託して、児童・生徒を送迎しています。で、そのスクールバスは目立つように黄色と決まっていて、さらに上部の目立つ位置に赤と黄のランプがついています。これは、スクールバスが子供を乗り降りさせるときに点滅させるものです。遠くからでもけっこう目立つ。乗降のための停止予告が黄色、乗降中は赤です。

その、赤色ライトが点滅しているスクールバスが停車している場合、自動車は追い越しはおろかすれ違うこともできません。つまり、対向車線も含め全員停車しなければなりません。たいていのスクールバスは、赤ライト点滅とともにバスの横に一時停止と同じ標識がニョキっと出てくるようになっています。アメリカに来たばかりの駐在の奥さんなどが、知らずに追い越して怒られるケースが時々あるようです。

スクールバスだから家の前まで来てくれるので、たいていは大通りから入った住宅地の路地で止まるのですが、ごくまれに片側2車線の大通りで、道なりの家の前にスクールバスが止まっていることがあるそうで、私は見たことないですが、4車線全部車が止まってしまうそうです。すごいですね。

あと、そういうルールもあるので、スクールバスの運転手の方はよく道を譲ってくれたりします。そういうときはランプが付かないので分かるんですが、バスが止まるとドキッとしてしまいます。


高速道路

2008-10-03 00:00:00 | 発見アメリカ

車社会といいますか、とにかく国土が広くってみんなてんでに散らばって生活しているから、車でもないと社会的活動が難しいわけです。ということで、さすがに高速道路などはよく整備されています。高速道路にも種類があって、僕の近所にはInterStateという州間連絡の幹線やその支線と、Parkwayと呼ばれるちょっとクネクネした高速とが並んで走っています。そんな並べてまで要るのかなと思ってたらちゃんと朝渋滞してました。東名道や東北道みたいな3車線4車線の道路が、首都高みたいにビルをくぐったり高架になってまたいだりしてて迫力あります。走ってるとあまり分かんないけど。あとたまに、路肩にバーストしたタイヤが落ちてるんですよね。こちらではパンクなんか日常茶飯事、とは先輩の弁ですが、初めて車の窓から見ると凄いインパクトですよ。

Parkwayっていうのは「公園道路」と訳されるそうで、道の両側に緑地帯を整備することを原則とした自動車専用道路です。陸橋とかの設計が乗用車用に作られているのでトラックはダメで、そのため設計がけっこうキツくて、カーブもきついし突然制限速度が変わったり、あとランプが非常にきつく出来ていて、車5台分くらいの並走区間で制限20マイル(40キロ)に落ちてたり、知らないと急ブレーキを踏むことになるんです。慣れないうちは怖かったですよ、合流地点にSTOPサインとかあるし。例えれば緑で囲った首都高という感じでしょうか。ふつうは制限が55マイル(90キロ)くらい、流れも10マイルオーバー(105キロ)くらいで、乗用車だけが緑に囲まれて走るので慣れてみると僕はこちらの方が走りやすくて好きですね。

あと、日本と全然違うのは、一般的には高速道路は無料だということです。だから、たとえば会社のお昼に外で食べよう、と言って高速に乗ったり普通にします。幹線道路で有料のこともありますが、大きな橋などがなければ50マイルくらい移動しても5ドルとか、そんなもん。成り立つ条件がいろいろ違いますが、日本とくらべて高速道路がより生活必需品なのだな、というのは感じますね。


スーパー

2008-09-16 00:00:00 | 発見アメリカ

都市の郊外の住宅地でも、車がないと絶対暮らして行けない、とまではいかなくてもすんごく不便。近所のスーパーまで数キロとか平気で離れているし。そんでまた、とにかくみんなよく買い物をします。町をつなぐ広めの通り沿いに、スーパーが1軒とあと細かいお店、携帯屋とかクリーニング、ピザ屋、リカーショップなんかが並んでる、っていうモールがあって、日常品はそういうお店で買うんですが、必ずカートがある。日本だとどこで見たっけな、手押しのでっかい籠ですね、あれに子供を向かい合わせに乗せて、みんな籠いっぱいにものを詰めている。

最初みんな金持ってんなーと思ったんだけど、よく見るとけっこうチラシについてるクーポンとか駆使して安くあげたりしてる。こちらは「100円引き」「半額」じゃなくて「1個買ったらもう1個タダ」「3個かって$2お得」という言い方をします。賢い買い物とは安く買うことではなくて、同じ金額で多く買うことなんですよね。うーん、徹底的に消費社会。あと、日本にもあるCostcoやIKEA、家電や家具店などは土日の午後ともなると駐車場の争奪戦になります。IKEAでベッドのマットレスを車にねじ込んでる人とかいて、すげえなあと思います。かくいう僕もIKEAでマットレス買って車で持ち帰りましたけどね。

でも土日の午前中はガラガラ。みんな教会に行っているらしいです。なるほどね。