インプラントの治療費はおおむね1本につき10万円台~40万円でトータルの金額です。インプラント治療もまずは治療計画の説明から始まります。そのために治療計画書という書類が作成され、それによって医師がインプラント治療をどのように進めようと考えているのかを説明してくれます。ここで最終的に取り付ける歯の土台作りは完了します。見積り金額はその本数だけでも算出できるのですが、それだけだと不完全です。そういった納得のためにも、見積書はしっかりと見て説明を受けましょう。
最近ではインフォームドコンセント(治療方針の説明や情報開示)が当然になり、治療を始める前にどんな治療をするのかを丁寧に説明してくれます。最後は補綴処置。さて、治療方針が決まると見積書が出ます。ここにはその時期に必要な治療費が計上されます。これは仕上げとなる手術で、埋め込んだインプラントに対する調整が主となります。この過程は二次手術費用として見積りに計上されています。
最終的に歯を取り付けてインプラント治療が完了します。そこにはまず、インプラントを何本埋め込むのかが明確に記載されています。それではまず精密検査料のさらに細かい内訳を見てみましょう。トータルした金額だけを見ると結構なお値段になるという印象を受けますが、ここまで細かく内訳を見ると、実にたくさんのプロセスを経て行われることが分かりますし、これだけの手間が掛かっているから相応の金額だということが分かります。X線の検査や臨床検査など、実際の検査に加えて診断用の模型製作費などもあります。次にいよいよ手術費用。
1回目の手術とは実際にインプラント、つまり人工歯根を埋め込む手術です。これは見積もり金額を大きく左右しますのでとても重要です。歯科クリニックはお医者さんですから、インプラント治療も診療行為のひとつです。その見積りはどうやって作成されているのでしょうか。それが終わると2回目の手術までの経過観察。次はいよいよ2回目の手術です。