ねぼける

福岡から戻ると、母が寝込んでいた。
副鼻腔炎というので、顔～首がとても痛いらしい。
それで、なんだか疲れていたけれど、首をもんでほしいというので、
しばらくマッサージしてあげたあと、
コタツでうとうとした。

実はこの日、このあとの瞬間から記憶がない。

次の日、ちゃんとベッドで爽快に目覚めたし、
特にそのことは気にしてなかったのですけど、
昨日の夜、母が以前、最初に副鼻腔炎にかかったときのちょっとコワい話をしていたら、
「それより、コワいのは昨晩のあなたよ。」
と言われて、聞いた話です。以下。


コタツでしばらく眠り込んだ私に、
母が、「あなた、そろそろ布団に行って寝なさい。」と、言ったそうです。
そしたら、ふらーっと起きてきて、じっとお母さんをみたそうです。
そして、「お母さん。もう、首は大丈夫なの？」。
「あ～。だいぶよくなったわあ。さっき、マッサージしてもらったから。」
この次です。

モモカ「いや、そのことではなくて、首についてる番号のことですよ。」
母「？」
モモカ「首の後ろについている番号。」
母「えっ。お母さん、首に番号なんか付いてないけど。。。」
モモカ「・・・あれ？あ、ごめんごめん。ちょっと勘違いだった（笑）。
首の番号は、牛のことでした。」
母「牛？」
モモカ「牛の、番号が。。。」
母「うちは、牛なんか飼ってないけど。」
モモカ「・・・あっ。ちがうちがう。うちの庭に放牧してる牛のことですよ。」
母「うちは、庭に牛を放牧してないけど。。。」
モモカ「・・・。」

そして、２階に上がっていったそうです。

ほとんど覚えてないです。言われてみれば、きいたことのある会話のような気がしたけど…。

ふしぎですねぇ。福岡パワー、だったのかな。