軽度のエクリ中毒

プチ♡モモ氏による、日々の哲学的雑感。

鹿児島旅行記 其の二

2012-07-24 23:53:59 | Weblog
バスが鹿児島中央駅に到着したのは、朝の6時すぎでした。バスをおりて歩きはじめた瞬間、ざあっと降りはじめた。ウエルカムなんとか。しばらく郵便局の屋根で、雨宿りしました。ネットカフェでのiPhone充電にも余念なし!

しばらくぽやーっとしてて、まずは鹿児島市内で、お昼に「豚トロ」というラーメン屋さんに行きたかったので、
散策がてら、中央駅からゆっくりぶらぶらと歩いて行った。
ここはチャーシューがほんとうにとろとろで、大好きなんです。おいしくいただきました。
その後、白熊アイスで有名な「むじゃき」に向かった。
初めて食べた「むじゃき」の白熊は、ほんとうにおいしくって感動した。
コンビニで買える100円の白熊も好きだけど、また違う味わいがした。
思わず、「おいしい~っ!!」ってはしゃいでしまう感じ☆むじゃき(笑)!

それから、西郷どんに会いたかったので、炎天下(ときどき急にどしゃぶり。)のなか、道を聞いたりしながら歩いて行った。
ももか「西郷さんは、どこにいますかっ?(←ふぅふぅ、汗だく。笑)」
道路の警備員さん「あ、こっちじゃありませんよー。一旦ローソンまで戻って、その角を曲がって・・・・」
ももか「と、、とおいっ・・・(涙)。」
西郷どん像は大好きで、お会いするのは今回が3回目であったが、
なぜか記念写真とるとき、強そうなポーズをとってしまうというジンクスがあります。
西郷どんが強そうだから、影響うけちゃうのでしょうね(笑)。
psy-Gordonと、心で会話しました。日本の未来について、語り合いました。
ちなみに、鹿児島の人は「西郷先生」と呼ぶ。やはり敬意がつよいのです。


そのあと、すぐそばの鹿児島中央公民館をじろじろ観察した。
大正~昭和な感じの、すごくいい建築なんですよ。瓦とかレンガとかって・・・ほんとうに萌える(笑)!
見てるうちに、となりの大きな建物の看板が目に付いた。「プラネタリウム」
迷いなく入っていき(笑)、時間を確認すると、ちょうどもうすぐ上映のタイミングだったので、見ることにした。
一人旅は不自由することもあるけど、こういうふうにかるくスケジュール決定できるところは、ほんとうによい。
なんと誰もお客さんがいなくて、貸し切りで観ることができてラッキーだった。
館内節電してるらしく、うちわをかしてくれたので、扇ぎながら観た。
そういえば昔、福島に行ったときも、プラネタリウム行ったなぁ~・・・と思いだした。
南国の昼間にプラネタリウムというのは、なんだか少し背徳的な感じがして、なんというか、うれしかった(笑)。
プラネタリウムを出ると、恐竜の化石なんかも展示してある部屋があって、けっこう興味シンシンで見てしまったが、
そこで、たまたま最近福岡から引っ越してきたばかりという、妊婦の奥さんに出会った。
しばらくいろいろ話していて、最後に「あ、よかったら、おなか触らせてください」とお願いして、やさしくさわった。
なんだか、とてもよい感じがした。あたらしい命があるんだと思うと、うれしくなった。


そして、やっと霧島に向けて出発した。
「はやとの風」っていうカッコイイ電車に乗りたかったけれど、
時間が合わなくて鈍行に乗った。けど、けっこうカッコイイ電車だったので嬉しかったです。
鹿児島市内から霧島に向かう電車からの風景は、
大分市から別府に向かう電車の風景と、なんだか似ている。
右側に海。左側に山。そっくり!
違うのは、海の向こうにおっきな桜島が見えていることかな。
なにか、同じ種のバージョン違いを体験しているという感じに思えた。

電車に揺られて1時間くらいで、霧島神宮駅に到着。
宿は霧島神宮のすぐそばなので、歩いて行ける!と思って、元気に歩き始めた。
・・が、なんだかひどく雨が降ってきて、雷なんかも鳴ってるし、薄暗くて、
霧島神宮っていう看板や宿のある気配も全然せず。
・・・・しばらく歩いて、不安になり引き返した。
交番にだれもおらず、「お気軽に」と張り紙の非常用直通電話を躊躇なく拝借(笑)。
プルル、プルル、、、
ももか「あの、観光で来てる者なんですが・・・」
警察「ハイ、どうしたの!!(事件か、というかまえ。)」
ももか「・・・ええ、いま霧島神宮駅で降りたんですが、霧島神宮が見当たらなくて・・・。携帯電話も電池が切れてますし、ひどく雨が降ってますが傘もないので、、、大変困っています。」
警察「・・・ああ、そう~。ちょっと待ってね。タクシーに連絡とってあげますから。」
おかげで助かった。結局あとで聞けば、霧島神宮駅から実際の霧島神宮までは、坂道7~8キロくらいあるとのこと。
歩いたら2時間くらいかかってたそうで、引き返して大正解だった。ああ、こわかった。
タクシー代はちょっと高いけど、ありがたかった。運転手さんからいろいろな話を聞けたこともよかった。これはわたしの中のジンクスなんですが、パワースポット地域の特徴は、フツーの人が、やたらとスピリチャル・不思議系な話をする。この運転手さんも、フツーのおじさんだったんですが、夜の魔物の話や水辺の魔物、朝の神社のパワーについて、いろいろ教えてくれた。この時点ではまだ霧島がパワースポットだということをそれほど感じていなかったのだけど(のちに痛いほど感じましたが。笑)、結果的にこの旅で出会った数人の霧島の地元の人だって、ほんとうにフツーの人たちなのに、「…やっぱりねぇ、パワースポットのパワーって、、あるんですよねぇ。なんだかわからないんだけどね。あるよ。」系のことを言ってる人が、1人や2人ではなかった。そういえば大学生時代、京都の鞍馬寺で写経会に参加してみたときも、(朝早いので)地元のおばちゃんたちが多かったんだけど、「サイババはんの御利益がなぁ…」(サイババはん、て言ってた。笑)とか、「あっこに手ぇかざして、竜神さまのパワーもらえますえ~。」みたいなことを、フツーに話してて面食
らった記憶がある。おもろい。


…こんな旅のスタート。霧島滞在に、楽しみはふくらむ一方なのでした。


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