えむちゃんの悪魔のささやき 囲碁見聞録

主に某研究会の備忘録ブログ

世界アマ囲碁選手権 6回戦 (決勝、前半戦)

2012-11-06 08:27:56 | 囲碁

  いよいよ決勝戦 

 こちらは1度死んだ身、開き直ってやるだけ。 

 実力以上のものはでるわけないので、焦らず普段通りに打つことを心がける。

 序盤いきなりノータイムで仕掛けられた。若さの特権だね・・

 15,17にはびっくりした。

 最初から潰されるわけにもいかず、18と妥協したが、中途半端な手だった。

 18では少なくとも・・

 

  1が一般的。これで白悪くない。黒のデがだいぶ悪手。

  黒はデは打たず、単に2線を這いこんだほうが良かった。

  実戦は、将来目を奪う作戦だったが、話がイスカンダルだった・・・

  白1ではもっと厳しい手がある・・

  

 1の切りが成立していた可能性が高かった。 

 おいらの脳みそでははっきり読み切れず悲しきかな断念。。

 黒6で7だと・・

  14まで、きれいにスッキリ白は隅の黒を取りきれていて、白の実利がでかく不満なし。

  もとい・・

  黒21ならば、白30までは予定通り。 黒31の対応には大いに迷った。

  一般的には、ハサむのが普通なんだろうが、上辺のかかりも大きくてそちらを優先。

 

 38は手拍子。負ければ敗着の1手だった。  てかアホ過ぎます。。。

 こんなところで戦いを起こすとは無謀にもほどがある。 

 黒43では当然L18にハネル一手。これで黒が悪くなる理由はない。

 ここの折衝は決勝戦でもあって固かった。 実戦は54まで白事なきを得る。

 白は1番肝を冷やした場面だった。

 そもそも38では・・

 

 白1が良かった。黒2には3キリでさばけそう。黒2で3ヒキならば・・

 それでも白4とキル要領。白がやれそうな感じでした。

 もとい・・

 白58、60は重かったかもしれない。白74とカタをついて軽くいく感じだった。

 しかし、黒もお付き合い。

 黒61は、白62と代わって中途半端で、地も損した。この辺は黒変調気味。

 黒の罪が重く、流れは白に傾いている。

 白64から黒73まで白上手くいった。この辺では白が面白い形勢。

 しかしここで白に悪手が飛び出る・・・白74は今考えてもありえない・・・ 

 当初の予定は・・

 これだった。てかこれで打つしかなかった。白がやや優勢であることに変わりなかった。

 でも、打ってる最中に気が変わった。白74では・・

 白1~3が簡明で良かった。 これなら安全、安心だった。

 実戦は混迷の極み。白74の1手を境に流れが一気に悪くなった。

 前半戦の終わりまでまあまあだったのに>_<

 

 前半戦終了。                                  後半戦に続く・・

 



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