えむちゃんの悪魔のささやき 囲碁見聞録

主に某研究会の備忘録ブログ

世界アマ囲碁選手権 6回戦 (決勝、後半戦)

2012-11-08 09:04:43 | 囲碁

 

 第3譜 87~136   思考がおかしい!

 形勢はやや良しなんだけど90はなかった・・ 今思えば、一瞬意識してたときだった・・  

 白1とオス1手だった! 黒2には白Aとうって、C6が現実味を帯びる展開もあるし、

 白Bと打って、黒Aにはハネノビくらいで、勢力図が実戦と段違い。

 これならば依然として優勢を維持できていた。

  96、98まで勝ちました!という手だけど、この瞬間ははっきり負けになっている・・・

 確実に盤面10目以上離れてる。

 黒111は緩着。左辺守っていれば紛れはなかった。

 白124はミステイク。単に126の1手。

   白134はE14と大いに迷ったがE14の計算ができなかった・・

 

  多分、白1のほうがでかいは大きいね笑。

  黒2も大きな手だから迷ったんだけど・・・

  この時点、黒盤十くらい・・

第4譜 137~186  形勢逆転

 

 

  141は大悪手。 敗因の一つ。 141では・・

  黒1と様子を伺いたい場面。白の応手が難しい。

  黒143は敗着と言っても過言ではない。143では・・

 1が確実で、これなら黒優勢を維持できていた。

 もとい・・  実戦は・・

 144がぴったりの手だった。 147は148と代わってありがたかった。

 149以下158まで少なくとも黒は得していない。

 161は決定的な敗着・・     また打つにしても、166が石の形

 

 黒1しかなかった。

 実戦は損。ただ、178は緩着・・

 白1のキリが成立した。 ちょっと見損じがあった。3Hを先に打つのをうっかりしていた。

 これはだいぶ白勝ち。

 実戦は、白1を逃したので細かくなったが、もう白の勝ちは動かない。ただ白180は大悪手。

 その理由は後ほど。

第5譜  187~236  

 白180が大悪手の理由は・・

 白9の時に黒10とは打てない。実戦は、黒M1に石があるので、黒10と打てる。

 この辺、白も損しているが、体勢に影響はないのは運がよかった・・・

 236で勝利を確信し、手が震えたのは一生忘れない。。

 

総譜 1~246

 246手完 白半目勝

 

 運が良かったことに尽きる。 

 あまりにミスが多すぎるので、根本的にもっと強くならないといけない。

 少ない時間でもできることはいくらでもある。

 日々精進。



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