ホフディランが大好きだ。
アナログ等を含め、発売された音源はたいがい所有していると思う。
ファンクラブにも入っていて、会報は毎回楽しみに読んでいた。
初めてホフディランの曲を聴いたのは、何気なくテレビの前を通ろうとしたときに流れてきた『スマイル』。こち亀のエンディング曲だった。テレビの前で足を止めて、その声に聞き入った。
俺は、初めて聴くのになぜか懐かしい感じのするメロディに一発で心を奪われてしまった。
初期の頃はベイビーのイメージが強かったからか、「フォーキー」という言葉で括られることが多かった。
『欲望』『極楽はどこだ』と、雄飛のPOPさが姿を見せ始めてからは、二人にしか表現出来ないホフディランの世界が注目されていったように思う。
個人的に一番好きなアルバムは2nd『ワシントンC.D.』。一番好きなシングルは『長い秘密』だ。
当時はよく友人に「ホフの素晴らしさ」について熱く語り、CDを聴くように薦めていた。「ベイビーは天才だ!」とか、「いいよ~、コジコジ銀座!」とか言って。
とても迷惑だったに違いない。
でもやっぱり音楽に対する嗜好は人それぞれだ。
「いい」と言ってくれる人もいたが、「自分には合わない」だの「声が嫌い」だの言う人も多く、
「みんなわかってないなあ・・・。もう自分だけで楽しんでやる!」という感じになって、いつからか人に薦めるのをやめた。
俺はいい音楽を聴くと体がフワフワと浮くような感覚に陥る。まあそれはたぶん俺だけだと思うけど・・・。
そのような感覚を初めて教えてくれたのがホフディランだった。
2002年に突然の活動休止。
もう二人の楽曲が聴けなくなるのかと思うと本当にショックだった。
それから二人はそれぞれ、ソロや別ユニットで活動する。
もちろん俺はそれらのCDが出ると買ってはいたし、二人が作る音楽なので十分にクオリティは高く、満足はしていた。しかし何か物足りなさのようなものがあるのも事実だった。
「やっぱり復活してほしいな・・・。」
2006年、復活のニュースを知ったとき、部屋で一人でガッツポーズをとってしまったほど嬉しかった。
そしてついに先日、待ちに待ったアルバム『遠距離恋愛は続いた!!』が発売された。
いいアルバムだ。
雄飛は相変わらずPOP。
ベイビーは相変わらず自由。
このアルバムを聴いていて、また俺の体がフワフワと浮かんだ。
そして、初めてテレビで『スマイル』を聴いたときのように、懐かしかった。
お帰りなさい。これからもいい音楽をお願いします。
Wikipedia「ホフディラン」


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