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第4回 公開書道研修会「近代詩文のいろは」

2018-10-01 02:03:42 | 活動報告

1Fの講堂で「中日書道会 半田支部展」を観た後は、2Fの視聴覚室へ。

「第4回 中日書道会半田支部 公開書道研修会
『近代詩文のいろは』」に参加。


中日書道会 理事 武内峰敏 先生 (日展作家でもあります)。


先生の筆の数々。
どのジャンルでも同様だが、近代詩文というジャンルは特に筆を変えて
変化を楽しむ
とのことで、色々な種類の筆を
「どうぞ手に取ってご覧ください」と、見せてくださった。

本当にどうやって書きこなすのか分からない筆もあった。
見たこともないような筆や見たことはあっても初めて触る筆や…
とにかく私にとっては貴重な体験だった。

その他、参考資料として何冊も書籍類を提示してくださった。(撮影忘れ)
写真集や図録、中には直筆の粘葉本まで重いものばかり。
いくら車で来たからといって遠方から有り難いことである。

今回は、前で先生の添削はなく、先生が回って来てくださり、
ご指導を賜ったり 自分の好きな句や詩の一節などの文面のお手本を
書いていただいたりする方式。

これを知っていた方々は 事前に書いてもらう文面を用意して来た様子。
私は知らなかったので何も書いて貰わなかったが、少しだけご指導頂いた。
筆の入れ方と紙の利用法
ビックリする内容ではなかったが、私は教えて頂くまで気がつかなかった。

この他、講習が始まる前、先生は皆がどんな筆を用意して来たか見たいと仰り
回っていらした時、保管の仕方が悪いというお叱りを受けた。(´-`;)
確かに、(近代詩文用と長鋒を持参したのだが)何かに当たってクネッと曲がった
クセがついていた。(>_<)
綺麗に洗ってはあったので手入れが悪い訳ではなく保管だけが悪かったのだ。
私は慌ててクセを取りに水場まで走った。(^^;)

最後に、質疑応答の時間で「近代詩文」で漢字の草書体は使っても良いか
という質問が出た。
なるほど、思いもよらなかった。 こういう時にサッと質問できるって凄いと思う。
確かに言われてみると疑問だ。 ご指導の時同様、言われるまで私は気付かない。
回答は(簡潔に言うと)OK!だそうだ。
但し、誰でも知っている(読める)ような一般的な草書体のみだそう。
近代詩文は書道に親しんでいない人にも読んでもらえるようなジャンルだそうで
あまり専門的な草書体は好ましくないそうだ。
誰でも知っている草書体って…(OKとしつつも限られてないだろうか?)(^_^;)


今回で、4回の公開書道研修会が終了した。
私は今のところ全回出席しているが どんどん難しくなっている気がする。

前回も普段そんなに慣れ親しんでいない「仮名」だったが、それなりに楽しめた。
今回は楽しむまで行けなかった。 とても良い経験や勉強には なったが。

来年 第5回はあるのだろうか? ジャンルは? 今から楽しみだ。

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