奥様は、取り扱い注意 最終話観終わりました

最初の数話はリアルタイムで観ていたのですが、
イマイチ私にはググッと来なくて録画を数話溜めて観るようになり、
西島さん演じる主人公の夫が段々と怪しくなってきたので、終盤は少し気になるようになり、
昨日の最終話は、久しぶりにリアルタイムで観ました。

最終話、面白かったです！
ラストシーン以外は（爆）
うーーーん、「あとは視聴者のご想像にお任せします」というラストは、これでいいと思う時と、そうじゃなくて最後まで描いて！と思う時とあるのですが、本作に関しては最後までしっかりと描いてほしかったかな・・・。

菜美(綾瀬はるか)が、普通の家庭に憧れて専業主婦になってみたものの、
目の前に困っている人がいたら放っておけずに助ける気持ちは分かるし、
大切な友達が傷ついていたら、そりゃあ何とかしたくなりますよね。
ただ、それは夫・勇輝(西島秀俊)が働きに出て養ってくれているからなのですよね・・・。
夫に従って夫の言うなりにならないといけないというのは違うと思うけど、夫の理解はある程度必要で・・・。

菜美の性格上、これからも周りで困っている人がいたら成敗したくなるだろうから、
勇輝の仕事が公安である以上、やっぱり菜美とは生活を続けることは無理なのかな？
でも、菜美に銃口を向けるとは・・・
しかも、発砲しましたよね？？
その真意は、どこにあったのでしょう？
結婚してからの菜美は、国家に影響を与えることはしていないし、むしろ犯罪者に制裁を加えていて、どちらかというと「いいこと」をしていましたからね（議員を成敗したのは、国家に影響を与えたの？）。
菜美に発砲しないといけない理由が見当たらないのも、ラストでモヤモヤした一因かもしれません。


菜美を演じていた はるかちゃん、「精霊の守り人」で ものすごいアクションをしているのを観ていたので、
本作でのアクションシーンは観ていて物足りなくて、「はるかちゃんは、もっとできるんだよ！」と叫びたくなっていたのですが（←アンタは、はるかちゃんの何なんだ？(笑)）、
初回と最終回のアクションシーンは、かなり見応えがあって良かったです
西島さんとのアクションシーンも、とても迫力がありましたね。
玉鉄くんとのアクションシーンがなかったのは残念でしたが

もっと西島さんとの対決シーンを観たかったな・・・。


優里(広末涼子)の夫・啓輔(石黒賢)のことは、かなりムカつきながら観ていたのですが、
終盤になってやっと啓輔が優里のことを労わるようになって、こちらの夫婦の描き方は良かったと思いますし、
なにより広末さんの演技が素晴らしくて、毎回見入っていました。

京子(本田翼)夫婦に関しては・・・
姑・良枝を演じていた銀粉蝶さんが、素晴らしかったですね。
姑としての圧倒的な存在感と安定感が出ていて、イラっともしたけどクスッとも させてもらいました。
本田翼ちゃんの若嫁姿も、可愛らしくて良かったです。


・・・ということで、それなりに楽しませてもらったりもしていました。
でも、全体的に何となく暗い＆のんびりテイストの演出は、あまり好きではなかったです。
脚本の問題なのか、演出の問題なのか・・・終盤以外は、あまり引き込まれませんでした。
終盤は面白かったですけどね。
でも、ラストシーンが・・・（またぶり返すｗ）
スッキリ終わってほしかったです！！
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