emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

Re:(アール・イー)

2012-03-22 19:43:40 | naohitoさん
3月20日 渋谷の「CBGKシブゲキ!!」という劇場で、リーディングドラマ(朗読劇)を観てきました。

男女1名ずつの俳優が、1日2公演のみの共演。
←パンフレットです。クリックすると大きくなります。


「藤木直人×ベッキー」の、夜の部(18時~)に行きました。
劇場の客席数が242席 → 昼夜合わせて延べ500人弱の人しか観ることができない、というプレミアムチケットの前売り抽選に当選したのが2月22日(ちょうど1か月前)でした。
 (ベッキーさんファンも結構いるだろうから、本当に激戦だったと思います)
直人さんを生で拝見したことがなかったので、「お会いしたいなぁ」と思って申し込んでみたのですが、まさか当選するとは思わず、それから情緒不安定な日々を送っていました
(ブログやツイで、「バタバタしている」とか「ワタワタしている」と書いたのは、このことでした

同じ内容を、今日は「竹中直人×中越典子」、24日は「古田新太×宮沢りえ」、25日は「生瀬勝久×仲間由紀恵」という俳優陣で上演する、ということなので、これからのメモ&感想はネタバレに気をつけながら書こう・・・とは思うのですが、やっぱり若干ネタバレになってしまうと思うので、ご了承くださいませ。







先ほど「客席数が242席」と書きましたが、このような感じの劇場です(こちら
私は、ステージに向かって右端で、列はちょうど真ん中ぐらいでした。
シートは、シネコンのシートに近い感じで大変座りやすく、お尻や腰が痛くなることは全くなかったのですが、前後の余裕がほとんど無く、膝が前の座席とギリギリになっていたので、出入りがすごくし難い。
でもその分、出演者の表情までしっかり見ることができる
・・・パンフレットにあるように、まさに「特別に贅沢で濃密な時空間」でした。

ステージ上のセットは、奥に長ソファ(3人掛け位の黒いもの)、手前にハート形の背もたれの木製の椅子が左右に二つ配置(その横に小さいサイドテーブル)。
あとは、ステージ後ろの壁を、スクリーンのようにしている、のみ。
本当にシンプルなセットで、これからどんな1時間40分になるのか想像しているうちにあっという間に開演時間
 (入口に「約1時間40分で、休憩は無い」という看板がありました)、

音楽とともに、左から直人さん、右からベッキーさんが歩いてきて、その時にお互い微笑み合っていたのですが、席に座った後は一切顔を合わせることなく・・・まさに朗読劇でした。
目で合図することもなく、身振り手振りもなく・・・でも、朗読だけなのに、情景が浮かんでくるのです
照明は、何回か一方が消えたり・全てが薄暗くなったり、ということはあったのですが、そういう視覚効果も最小限で、音楽もほとんどなく・・・
まさに「行間を読む」とか「間合いを楽しむ」といった感じでした。
台本はあるけれども、それ以外は「全てが出演者のお二人にかかっている!」というものでした。

数年にも渡るメールのやりとりの朗読なのですが、メール以外の出来事を補足する文章もないので、そのメール以外の合間のことについては、まさに観客の想像の世界。
声の調子で、「喜」「怒」「哀」「楽」の他に「切なさ」「胸の高鳴り」「青空」「忘れ物」「作品」「ペット」(←注:書いた順番は、出てくる順番ではありません)・・・などなど、頭に次々と浮かんできて、本当に不思議な気分でした。

私は、ほとんど直人さんをガン見していたのですが(ベッキーさん、ごめんなさい!)、直人さんが読んでいる時やベッキーさんが話している時に、直人さんのクスッと笑う表情・少し怒った感じの表情・嬉しそうな表情・・・等があり、まさに「今メールを読んでいます!」という臨場感があり、観客と一体になっているような感覚を持てました
なので、「朗読のみ」とは言っても最低限の視覚情報はあるのですが、そういうものがなければラジオ放送のみでも良いわけで、「舞台なのだけど『朗読のみ』という制約」が最大限発揮されていたなぁ、と思いました

ベッキーさんも、すごく気持ちがこもっていて、一緒にワクワクドキドキすることができました
最初は「参太郎さん」に感情移入しながら聴いていましたが、途中から「夏希ちゃん」と一緒にキューンとしている自分もいて(笑)
 ※直人さんが「堂山参太郎」、ベッキーさんが「片山夏希」という役でした。
バラエティ番組だったら、あんなセリフを言われたら「バシッ!」って思わず叩いたり、大笑いをしたりしたいところだったと思いますが、椅子に座ったままで、まったく仕草もなく、声の抑揚のみで。
全然「バラエティのベッキー」とは違い、「夏希ちゃん」となっていました
衣装はロングスカートで、上の生地がシースルーとなっていて、細くて綺麗な膝から下の脚が見える感じで、清楚ながらも色っぽさも感じさせる、素敵な衣装でした。

直人さんは、黒っぽいジャケットに白いシャツ(ネクタイなしで、ボタンを1つ?開けて)、黒っぽいジーパンにベージュの靴。。。シンプルな衣装でした。
役柄に変な印象を残さない衣装で良かったと思います。


(ここからは、かなり私情が入ります
初めて見る直人さんは、テレビよりも更にお顔がシュッとしていて美しく、そして脚が長い!!
隣のベッキーさんが小柄なのもあるのですが、途中何回かあった照明を落とした小休憩の時に、2回くらい立ち上がって体を伸ばしていたのですが、そのたびに「うわぁ、脚長っ!」と思ってしまいました(免疫が少ないもので…スミマセン
ほとんど暗闇の中、直人さんとベッキーさんの2か所のみのスポットライト。
先ほども書きましたが、ほとんど直人さんをガン見していたので、直人さんの座った映像が目に・脳裏に焼き付き、その日の夜は中々眠ることができませんでした。

生声も本当に素敵で・・・
朗読劇だから、ほぼセリフのみが情報源なので、しっかり耳で聞いて、脳で理解して・・・
という作業を約1時間40分・・・
そりゃあ、耳・頭から離れません(笑)
でも、それだけ耳や頭をフル回転させても、疲れることなく・・・
ストーリーが良かったのもあるのでしょうけど、何よりも出演者のお二人の息がピッタリで、「参太郎さん」と「夏希ちゃん」になりきっていて、何の余念も挟まなかったからなのだと思います

素敵な、素敵な、ずっと余韻に浸りたいような舞台でした
_____________________


ということで、長々と書いてしまい、申し訳ありませんでした
月9や火9の最終回の記事アップもせず・・・こんなことになっていました(笑)

実は、東京で舞台を見るのも初めてだったのです。
北海道ではなかなか舞台の公演等がないので、常々「東京の人は、いろんな舞台が行けていいなぁ」と思い、いつか行ってみたいと思っていたのですが、まさか一夜限りの舞台に当選するとは思わず、本当に幸運だったと思います
数年前までは、体調もあまり良くなくて、東京出張や研修もNGだったのに・・・そのこともあって、今回の東京行きは健康面での不安もよぎったのですが、無事終えることができて、個人的にそのことも感慨無量です(リアル知人の方なら、分かってもらえますよね 笑)。
そんな背景もあり、行くまではかなりいっぱいいっぱいだったので、ツイでは舞台のことはつぶやいていなくて、驚かせてしまいました。
ごめんなさい。
(3月4日のイズムの記事の最後(こちら)に、こっそり1回だけ書いていただけでした)

舞台当日は、ランチはツイッターで知り合った方とホタルノヒカリ・ロケ地で楽しみ、その後は1年半前に出会ったブログのブロガーさん(初めてメアド交換をした直友さん)とお茶~舞台~夕食を共にさせていただきました。
お会いした方々は、これまでネット上のやりとりのみで、全く面識のない方だったのですが、お会いしてからずっと話が止まらず、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました
直人さんファンになって1年半ほどですが、周りに全く直友さんがいなかった(1名、元同僚でいるのですが、今は北海道にいなくて、やはりメールのやりとりのみ)ので、こうして実際にお会いして話をすることができて、とても嬉しかったです。
(滞在中に行ったロケ地等は、後日記事をアップしますね)

今回の舞台は、行けなかった人の方が圧倒的に多く、行けなかった直友さんには本当に申し訳ないな、と思ったのですが、終了後に「良かったね」とツイやメールをいただき、こちらも本当に嬉しかったです。
夜の会場には、真ん中の通路の左右にカメラが1台ずつ、後ろにもカメラがあったようなので(←テンパっていて、私の目からはスルーしていました)、是非DVD化されるとよいのですが・・・
 (アンケートに、DVD化と再演の要望は書きました!)

以上、こんな感想しか書けず申し訳ありませんでした
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6 コメント

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Unknown (まりりん)
2012-03-22 20:27:27
こんばんは~emiさん。

舞台から2日経ってようやく「行きたかった~」という気持ちが薄れてきて穏やかな気持ちになっていたんですが、
emiさんのレポを読んで又見たかった~という気持ちが沸々と湧いてきました(^^;
それだけemiさんのレポが素晴らしいということです。
気持ちの入った素敵なレポをありがとうございます。

>アンケートにDVD化と再演の希望は書きました。
有難う~是非実現して欲しいです。

因みにいつ見ても「足長っ!」と思います。
何年経っても一切変わらないのは足の長さです(^^;
返信する
>まりりんさんへ (emi)
2012-03-22 20:58:56
まりりんさん、コメントありがとうございます!
感想記事アップ、かなり遅れてごめんなさい(^_^;) せっかく海を渡ったので、昨日の夕方まで全力で東京を歩き回っていました。
もう2日も経つので、感想を書くのはかなりハードルが高かったのですが、2日経っても感動・感激は続いていたため、書き始めたら色々と思い出し…ダラダラと長く書いてしまいました。拙い文章でしたが、読んでいただいてありがとうございます!
DVD化、是非実現してほしいですね!!
「直人さん自体」に対しての感想が「美しい」「足長っ」「生声も素敵」という小学生並みの感想しか書けませんでしたが、それはもう素敵で素敵で、お目にかかれただけで胸いっぱいになって、言葉が浮かばなかった、というのが正直なところです
返信する
Unknown (simeLIU)
2012-03-22 21:14:30
長くて詳しい感想、お疲れさまでした、
まるで自分も同じ会場にいるような気分、ちゃんと現場の雰囲気が伝わって来ました、
ありがとうございます。

直人さんへの愛情もたっぷり感じさせていただきましたよ(笑)
返信する
>simeLIUさんへ (emi)
2012-03-22 21:31:03
simeLIUさん、コメントありがとうございます!
>ちゃんと現場の雰囲気が伝わって来ました
→そう言っていただけて、とても嬉しいです(^^) 2日も経っているので、もっとコンパクトに書ければ良かったのですが、頭に浮かぶことがたくさんあって、結局整理が出来ないまま長くなってしまいました(^_^;)
初・生直人さん、本当に胸いっぱいでした!!
1夜限りで本当に勿体ないです。DVD化になるとよいのですが
返信する
ありがとー\(^o^)/ (ともぞう)
2012-03-22 21:49:24
すごい立派なレポ!(拍手喝采)ありがとう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆行けなかった身としては、行った方のレポがありがたいですよー。emiさんって、文章力あるよね~。いつもドラマの感想ブログ読んで思ってたけど、今回改めて感じたわぁ。
舞台見た気になったもん!!(笑)ステキさがビシビシ伝わってきました。
この舞台って生声だったの?マイクなし?なら、なおさらイイよね~\(//∇//)\同じ空間に居るってだけで、ドッキドキだしね。
改めてemiさんに幸運の女神が微笑んでくれてホントに良かったね~。
ますますDVD化を強くのぞんじゃうわ。とりあえず、CUBEの社長さんのツイに依頼しときました(*^^*)

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>ともぞうさんへ (emi)
2012-03-22 22:53:19
ともぞうさん、コメントありがとうございます!
過分なるお言葉をいただき、本当に恐縮しています(^^ゞ
朗読劇は初めてだったので、始まるまでは全然想像もつかなかったのですが、始まってすぐに世界観に引き込まれました。
どう感想を書いて良いか、書くまでは悩みましたが、書き始めたら結構スラスラと…。それだけ脚本・演出・出演者の全てが素晴らしかったからなのだと思います♪

>この舞台って生声だったの?マイクなし?
→ちょっと自信がないのですが、生だと思って聴いていました(^^ゞ
ほぼ生声だったと思います。見えるところや服にはマイクはなかったので。でも、カメラが入っていたから、どこか見えないところ(サイドテーブルとか)にはマイクがあったのかもしれません。
もう夢中で、勝手にすごく緊張して、たぶん思考回路もかなり使ったので、終わった時には汗をかいていました(笑)

私も社長さんにつぶやいてみますね!(フォローしていないけど)
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