第10話 「息子の決断…医者には決められない最先端肺移植…父を救うのか、見捨てるのか?」
町田恭一郎(中原丈雄)の命が助かるには生体肺移植が唯一の道であり、しかも3親等内の親族から片肺ずつ移植する必要があった。
恭一郎の3親等内には長男・真一(要潤)と次男・恵介(石田卓也)しかおらず、恵介は肺の提供に同意するが、真一は父親との確執そして妻子の将来の事を考え、提供を拒否する。
波多野卓巳(相葉雅紀)が「(真一には)奥さんと4歳の息子さんがいた。そんな彼に、肺を提供してくれって突きつけた。これが正しい事なのかどうか、本当に分からない。ドナーとレシピエントの中立の立場に立つ・・・それ以外に医者は何ができるんだろう?」とうなだれていると、橘歩美(多部未華子)は「お前は町医者だろ?町医者にしかできないことがあるだろう」と言って励ます。
波多野は真一の元を訪ね、「あなたにとっては(恭一郎は)完全無欠のロボット。だからお父様が嫌いだった。でも、初めて違う一面を見ましたか?」と言って、真一の揺れる心情を言い当てる。
すると真一は、恭一郎が「生きたい」と言ってもがく人間らしい一面を初めて見たことから心が揺れた事を話し、でも妻子を守ることを考えるとどうしてよいか分からなくなるとして「もし先生が私の立場ならどうしますか?」と尋ねる。
すると波多野は「分かりません。人生の大事な決断です。医者はどちら側にも立ちません。ただ迷ってるのなら、いくらでも話を聞きます。後悔しない選択をしなければいけないのは、真一さん自身です。私たちはあなたの選択を支持します」と答える。
後日、真一は病院を訪れ、「ドナーにならなかったら、父親を見捨てたら、俺はいつかきっと後悔する。波多野先生と話していて、5年先、10年先、今の決断が間違っていないとそう思える選択をしたい、翔太に恥ずかしくない父親でいたい、息子に誇れる父親でいたい・・・俺の肺を、町田恭一郎に移植してください。父を助けてください、お願いします」と言って頭を下げる。
しかし、学内の倫理委員会で中々同意が得られず、センター長・鳴瀬哲司(嶋政宏)は「私は、リスクがあるからと言って、患者を見捨てることは出来ません。ご本人も家族も治療を強く望んでいるのに。医療の限界・・・最先端の医療に携われば、常にそれを思い知ります。しかし患者の、そして家族の希望になれるのは、我々医者だけです。患者の生きたいという気持ちに応えるには、肺移植しかありません。生体肺移植は今できる医者の唯一の道です。認めていただけないでしょうか?必ず成功させてみせます」と言って頭を下げ続ける。
波多野は、転院してきた斉藤健(高橋一生)を鳴瀬に紹介し、「主治医として私が治療します」と告げる。
そして、翌日に行われる恭一郎の手術について話をしていると、橘が慌ててやってきて「町田さんに移植が出来ない。移植を望まないと言っている。息子二人の体を傷つけたくない、移植は中止してほしいと言ってるんだ。死を受け入れる覚悟をしたそうだ」と告げる。
すると鳴瀬は「人の命を救うことは本当に難しい。医療の限界を前に、医者はどう使命を果たすか。あなたたち6人がなぜこのセンターに集められたのか、ここでその真価・・・」と言ったところで倒れ込み・・・
__________
メインストーリーは、上のような内容でした。
今回はサブストーリーも絡み合ってきた?ので、続けてサイドストーリーのメモを下に書いてから、感想を書きます。
__________
波多野卓巳について
2013年3月。鳴瀬に、斉藤夫妻の一人息子・健が重度の再生不良性貧血で入院していて、余命1年であることを告げ、「全ての答えは、私の体の中にあるんじゃないですか?」と尋ねる。
卓巳は健に、自分のHLAが健と一致していることを告げ、「私があなたの主治医になります。(鳴瀬センター長は)あなたと私の秘密を知っている。あなたを救える医者は、私しかいない」と話す。
卓巳は育ての父・邦夫(平田満)に「俺、母さんとの約束を守る自信がない。親父、全てが繋がった。俺がこの世に生まれた訳を教えてほしい」と話す。
橘について
記者・宇田朋子(前田亜季)は橘に、10年前に長野で新聞記者をしていた時に、父・四十谷孝之(鶴見辰吾)は事件前日に「講師の桐野を止められない。希子(橘の以前の名前)が狙われてる」と同僚に話していたことを知り、突っ込んで取材をしようとしたら、上司から圧力がかかり取材中止命令が出たことを話す。
その後、四十谷の妻が自殺したと聞いて、取材を中止した後悔だけが残り、その後移籍して東京の出版社で仕事をし始めた時に橘の存在を知り、橘を追い詰めれば四十谷が出てくると思っていたら、狙い通り四十谷が接触していたことを告げ、今、四十谷は江の島の近くの「思い出の場所にいる」と教える。
高木淳二(田辺誠一)について
2012年3月、シアトルで大森真治(小木茂光)と久しぶりに会い、大森は帝都大の交換研究員をした後はコロンビア大で遺伝子の研究医として働いていたが、重度の食道ガンのため病院を止めたことを高木に話す。
10の病院でサジを投げられたため死を覚悟している大森は、高木へ最後の忠告として「君は自分の信念を曲げずに医者を続けてきた。でも、それは単に運が良かっただけだ。私の二の舞になるな」と話す。
すると高木は、大森の手術は自分が行うと言って「運が良いなら、その運が途切れるまで医療の限界と向き合いたい・・・私はそう覚悟を決めたんです」と話す。
2013年3月、帝都大を訪れた大森と会っているところを、荻原雪代(小池栄子)が通りかかったため大森と引き合わせると、荻原は「やっと会えたわ、私の母を殺した男に」と言い放つ。
副島雅臣(北村有起哉)について
古牧利明(小日向文世)の論文をチラつかせて外国企業と接触し、資金提供を要求する。
そして、古牧の研究室に潜り込み、パソコンからデータを抜き出す。
古牧について
「いよいよだ。私の研究を聡史に使う日が来た」と妻に話すと、妻から「私の中では聡史は一人。あなたの言うとおりのことができたとして、それは本当に聡史なんですか?普通じゃないわ、あなた」と言われてしまう。
鳴瀬について
1985年10月、「今から手術だというのに、まだ私は迷っているんです。この手術、医者として本当に正しい事なんでしょうか?」と波多野邦夫(平田満)に話すと、邦夫は「でも、やらなければ5歳の男の子が死ぬ。難しい手術だ。迷っているとミスをする。やるしかないんだ。今できる医者として唯一の道だ」と説得する。
________________
ここからは感想です。
いやぁ、メインストーリーは、まさかの3話またぎ!
まぁ、もはやメインはサイドストーリーになり、今までサイドストーリーだったものがメインストーリーになっている・・・ということなのでしょうけど。
来週で全ての辻褄は全部描ききれるのでしょうか??
今の時点で観続けている視聴者はもはや
・卓巳の出生の秘密
・四十谷の事件の真相
・古牧の息子のクローン人間は成功するのか
を知りたいということのみで観ているとは思うので、生体肺移植の話を来週まで引き延ばさなくても・・・と思ってしまいました
あと、鳴瀬が倒れてしまったのにもビックリ!
ますます、来週は盛りだくさんだな・・・と思ってしまいました
6人を集めた意味・・・早く教えて!(笑)
卓巳の父親は鳴瀬では無さそうな気がしてきました。
斉藤夫妻が、健の病気を治すために将来の移植目的で第2子を妊娠したけど、カモフラージュのために出産して直ぐに手放して邦夫の養子とさせ、卓巳がある程度成長した時に極秘で移植手術・・・
で、健は今日まで生きることができたけど、病気は完治していなかったため現在余命1年となり、全ての事実を知った卓巳は、自分のHLAを提供することで健を救おうとしている・・・
ということなのかな?
あくまでも私の現段階での想像です。
四十谷が事件前日に「希子が狙われてる」と言ったのは何だろう?
娘を守るために刺したってことなのかなぁ。
死んだ桐谷は、希子の遺伝子を実験に使用しようとしたってこと?
そしてこれは、卓巳のストーリーとは独立した話なのかなぁ??
古牧の計画する「息子のクローン人間化(勝手に命名
)」は、たぶん失敗に終わるのでしょうけど、止めるのは誰なんでしょうね。
副島が論文を盗み出したことで、副島が発見するのかな?
そして、これも卓巳のストーリーとは独立した話なのかなぁ??
ということは、このドラマの最大のテーマは「子を(親を)救うために、どこまでが許されるか」ということなのでしょうかね??
そして今週、けっこう大森の出番が多かったのは何故だろう?
「荻原の母親を殺した男」というだけ?
結局、今週も長々と書いてしまいました
相変わらずモヤモヤしているため、文章もまとまらず・・・
「?」マークばかり
来週・・・スッキリさせてくれるんですよね!?
心配だわ

※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HPは(こちら)
町田恭一郎(中原丈雄)の命が助かるには生体肺移植が唯一の道であり、しかも3親等内の親族から片肺ずつ移植する必要があった。
恭一郎の3親等内には長男・真一(要潤)と次男・恵介(石田卓也)しかおらず、恵介は肺の提供に同意するが、真一は父親との確執そして妻子の将来の事を考え、提供を拒否する。
波多野卓巳(相葉雅紀)が「(真一には)奥さんと4歳の息子さんがいた。そんな彼に、肺を提供してくれって突きつけた。これが正しい事なのかどうか、本当に分からない。ドナーとレシピエントの中立の立場に立つ・・・それ以外に医者は何ができるんだろう?」とうなだれていると、橘歩美(多部未華子)は「お前は町医者だろ?町医者にしかできないことがあるだろう」と言って励ます。
波多野は真一の元を訪ね、「あなたにとっては(恭一郎は)完全無欠のロボット。だからお父様が嫌いだった。でも、初めて違う一面を見ましたか?」と言って、真一の揺れる心情を言い当てる。
すると真一は、恭一郎が「生きたい」と言ってもがく人間らしい一面を初めて見たことから心が揺れた事を話し、でも妻子を守ることを考えるとどうしてよいか分からなくなるとして「もし先生が私の立場ならどうしますか?」と尋ねる。
すると波多野は「分かりません。人生の大事な決断です。医者はどちら側にも立ちません。ただ迷ってるのなら、いくらでも話を聞きます。後悔しない選択をしなければいけないのは、真一さん自身です。私たちはあなたの選択を支持します」と答える。
後日、真一は病院を訪れ、「ドナーにならなかったら、父親を見捨てたら、俺はいつかきっと後悔する。波多野先生と話していて、5年先、10年先、今の決断が間違っていないとそう思える選択をしたい、翔太に恥ずかしくない父親でいたい、息子に誇れる父親でいたい・・・俺の肺を、町田恭一郎に移植してください。父を助けてください、お願いします」と言って頭を下げる。
しかし、学内の倫理委員会で中々同意が得られず、センター長・鳴瀬哲司(嶋政宏)は「私は、リスクがあるからと言って、患者を見捨てることは出来ません。ご本人も家族も治療を強く望んでいるのに。医療の限界・・・最先端の医療に携われば、常にそれを思い知ります。しかし患者の、そして家族の希望になれるのは、我々医者だけです。患者の生きたいという気持ちに応えるには、肺移植しかありません。生体肺移植は今できる医者の唯一の道です。認めていただけないでしょうか?必ず成功させてみせます」と言って頭を下げ続ける。
波多野は、転院してきた斉藤健(高橋一生)を鳴瀬に紹介し、「主治医として私が治療します」と告げる。
そして、翌日に行われる恭一郎の手術について話をしていると、橘が慌ててやってきて「町田さんに移植が出来ない。移植を望まないと言っている。息子二人の体を傷つけたくない、移植は中止してほしいと言ってるんだ。死を受け入れる覚悟をしたそうだ」と告げる。
すると鳴瀬は「人の命を救うことは本当に難しい。医療の限界を前に、医者はどう使命を果たすか。あなたたち6人がなぜこのセンターに集められたのか、ここでその真価・・・」と言ったところで倒れ込み・・・
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メインストーリーは、上のような内容でした。
今回はサブストーリーも絡み合ってきた?ので、続けてサイドストーリーのメモを下に書いてから、感想を書きます。
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波多野卓巳について
2013年3月。鳴瀬に、斉藤夫妻の一人息子・健が重度の再生不良性貧血で入院していて、余命1年であることを告げ、「全ての答えは、私の体の中にあるんじゃないですか?」と尋ねる。
卓巳は健に、自分のHLAが健と一致していることを告げ、「私があなたの主治医になります。(鳴瀬センター長は)あなたと私の秘密を知っている。あなたを救える医者は、私しかいない」と話す。
卓巳は育ての父・邦夫(平田満)に「俺、母さんとの約束を守る自信がない。親父、全てが繋がった。俺がこの世に生まれた訳を教えてほしい」と話す。
橘について
記者・宇田朋子(前田亜季)は橘に、10年前に長野で新聞記者をしていた時に、父・四十谷孝之(鶴見辰吾)は事件前日に「講師の桐野を止められない。希子(橘の以前の名前)が狙われてる」と同僚に話していたことを知り、突っ込んで取材をしようとしたら、上司から圧力がかかり取材中止命令が出たことを話す。
その後、四十谷の妻が自殺したと聞いて、取材を中止した後悔だけが残り、その後移籍して東京の出版社で仕事をし始めた時に橘の存在を知り、橘を追い詰めれば四十谷が出てくると思っていたら、狙い通り四十谷が接触していたことを告げ、今、四十谷は江の島の近くの「思い出の場所にいる」と教える。
高木淳二(田辺誠一)について
2012年3月、シアトルで大森真治(小木茂光)と久しぶりに会い、大森は帝都大の交換研究員をした後はコロンビア大で遺伝子の研究医として働いていたが、重度の食道ガンのため病院を止めたことを高木に話す。
10の病院でサジを投げられたため死を覚悟している大森は、高木へ最後の忠告として「君は自分の信念を曲げずに医者を続けてきた。でも、それは単に運が良かっただけだ。私の二の舞になるな」と話す。
すると高木は、大森の手術は自分が行うと言って「運が良いなら、その運が途切れるまで医療の限界と向き合いたい・・・私はそう覚悟を決めたんです」と話す。
2013年3月、帝都大を訪れた大森と会っているところを、荻原雪代(小池栄子)が通りかかったため大森と引き合わせると、荻原は「やっと会えたわ、私の母を殺した男に」と言い放つ。
副島雅臣(北村有起哉)について
古牧利明(小日向文世)の論文をチラつかせて外国企業と接触し、資金提供を要求する。
そして、古牧の研究室に潜り込み、パソコンからデータを抜き出す。
古牧について
「いよいよだ。私の研究を聡史に使う日が来た」と妻に話すと、妻から「私の中では聡史は一人。あなたの言うとおりのことができたとして、それは本当に聡史なんですか?普通じゃないわ、あなた」と言われてしまう。
鳴瀬について
1985年10月、「今から手術だというのに、まだ私は迷っているんです。この手術、医者として本当に正しい事なんでしょうか?」と波多野邦夫(平田満)に話すと、邦夫は「でも、やらなければ5歳の男の子が死ぬ。難しい手術だ。迷っているとミスをする。やるしかないんだ。今できる医者として唯一の道だ」と説得する。
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ここからは感想です。
いやぁ、メインストーリーは、まさかの3話またぎ!
まぁ、もはやメインはサイドストーリーになり、今までサイドストーリーだったものがメインストーリーになっている・・・ということなのでしょうけど。
来週で全ての辻褄は全部描ききれるのでしょうか??
今の時点で観続けている視聴者はもはや
・卓巳の出生の秘密
・四十谷の事件の真相
・古牧の息子のクローン人間は成功するのか
を知りたいということのみで観ているとは思うので、生体肺移植の話を来週まで引き延ばさなくても・・・と思ってしまいました

あと、鳴瀬が倒れてしまったのにもビックリ!
ますます、来週は盛りだくさんだな・・・と思ってしまいました

6人を集めた意味・・・早く教えて!(笑)
卓巳の父親は鳴瀬では無さそうな気がしてきました。
斉藤夫妻が、健の病気を治すために将来の移植目的で第2子を妊娠したけど、カモフラージュのために出産して直ぐに手放して邦夫の養子とさせ、卓巳がある程度成長した時に極秘で移植手術・・・
で、健は今日まで生きることができたけど、病気は完治していなかったため現在余命1年となり、全ての事実を知った卓巳は、自分のHLAを提供することで健を救おうとしている・・・
ということなのかな?
あくまでも私の現段階での想像です。
四十谷が事件前日に「希子が狙われてる」と言ったのは何だろう?
娘を守るために刺したってことなのかなぁ。
死んだ桐谷は、希子の遺伝子を実験に使用しようとしたってこと?
そしてこれは、卓巳のストーリーとは独立した話なのかなぁ??
古牧の計画する「息子のクローン人間化(勝手に命名

副島が論文を盗み出したことで、副島が発見するのかな?
そして、これも卓巳のストーリーとは独立した話なのかなぁ??
ということは、このドラマの最大のテーマは「子を(親を)救うために、どこまでが許されるか」ということなのでしょうかね??
そして今週、けっこう大森の出番が多かったのは何故だろう?
「荻原の母親を殺した男」というだけ?
結局、今週も長々と書いてしまいました

相変わらずモヤモヤしているため、文章もまとまらず・・・
「?」マークばかり

来週・・・スッキリさせてくれるんですよね!?
心配だわ

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