第9話 「最終章~前編~事件夜の家族の悲劇」
事件発生から7日後の1月29日、橋慎司(中川大志)は警察署で刑事・結城哲也(高橋克典)に「母を返してください。僕が父を殺しました」と告げる。
慎司は「やったのは僕です、逮捕してください」と母・淳子(石田ゆり子)と同じ言葉しか言わず、結城は「どっちも何かを隠している」とつぶやく。
ひばりが丘のゴミステーションでは、婦人たちが橋家に貼られた中傷ビラは自治会婦人部部長・小島さと子(夏木マリ)によるもので、小島家がうまくいっていない腹いせではないかと遠藤真弓(鈴木京香)に話しかける。
さと子が来たため婦人たちは解散し、真弓はさと子に「この間はありがとうございました。私なりに努力してみます」と頭を下げると、さと子は「うまくやろうとしたって、そうそう思い通りにはならないものよ、子育てなんて。人生なんて思い通りにはならないの」と話す。
慎司の兄・良幸(安田章大)と姉・比奈子(宮香蓮)は、慎司の身元引受人になる予定の叔母・田中晶子(堀内敬子)の家に身を寄せるが、結城から電話が入り、慎司は本人の強い希望で児童養護施設に行くことになったと聞く。
真弓の車に乗って良幸と比奈子は児童養護施設に行き、施設に入っていく慎司に良幸は「どうしていつも一人で抱えるんだよ。兄ちゃんたち、そんなに頼りないか?俺、こっち戻って来るよ。大学辞めて仕事を探す。3人で暮らせるように頑張るから。これだけは忘れるな、お前には俺たちがついているから」と声を掛けるが、慎司は振り向かずに施設に入っていく。
結城は良幸に「そんなことして妹や弟が喜ぶと思うか?お父さんならどう思うだろうな。多少身勝手でも、自分の幸せを一番に考えてほしい、事件の犠牲になって不本意な人生を歩んでほしくない・・・もし俺が君の親なら、そう願うだろうな」と声を掛ける。
良幸が去った後、真弓は結城の前で「私、取り返しのつかないことしちゃった。私、彩花(杉咲花)に・・・」とつぶやくと、結城は「取り返すしかないんじゃないか?彩花ちゃんの母親は、君だけなんだから」と言って励ます。
彩花は、登校して保健室経由で教室に入るが、同級生の村田志保(吉田里琴)から「あんたバカなの?保健室なんかに引きこもって、うちらから逃げれるとでも思ってんの?」と言われ、具合が悪くなってよろけた拍子に机の上にあったペットボトルを倒してしまい、志保のスカートと靴下を汚してしまう。
放課後、志保は彩花のカバンを川に投げ、「これでおあいこだね。取りに行けば?流されちゃうよ。別にアンタが死んだって、悲しむ人なんていないよね?」と言い放つため、彩花は川に入っていく。
その姿を、通りがかった真弓が見つけ、慌てて川に入っていき、彩花を夢中で抱きかかえる。
彩花は「もうどうだっていいんだよ。もう全部ヤダ。死ねばいいんだよ、私なんて。アンタだって死ねばいいって思ってるくせに。殺そうとしたくせに」と叫ぶが、真弓は「嫌、絶対離さない!」と叫んで、彩花を家まで連れて帰る。
夜、真弓は夫・啓介(宮迫博之)に、学校で事情を話してくると言うが、啓介は「まずは彩花とちゃんと話すのが先だろ?彩花を守ってやれるのは、俺たちだけなんだから」と話す。
翌朝、彩花は学校を休み、部屋に食事を持っていった真弓は、彩花に「ごめんなさい」と何度も謝る。
リビングに戻った真弓は啓介に「私、大事なこと忘れてた。彩花がいてくれるだけで、生きててくれるだけで幸せなんだって」と話す。
玄関を出た真弓は、近所の婦人たちが橋家の噂話をしているのを聞いて、「そういうの、もう止めませんか?無責任な噂話が、どれだけ人を傷つけるか。もし本当に心配してるなら、手を差し伸べてあげたらどうですか?それができないなら、黙って見守ってあげるのが思いやりなんじゃないですか?」と思い切って言い、その姿を2階から彩花が見ていた。
真弓は、橋家に貼られた中傷ビラを剥がし出し、啓介や、家に戻ってきた良幸と比奈子も剥がし出す。
そんなみんなの姿を見た彩花は、比奈子の通っている高校まで行き、比奈子の同級生を橋家まで連れてくる。
同級生たちは比奈子に、これまで連絡をしなかったことを謝り、橋家の掃除の手伝いをする。
比奈子は彩花に「この間は酷いこと言ってゴメンナサイ。ありがとう」と話すと、彩花は笑みを浮かべて家に帰っていく。
良幸は真弓に「本当にありがとうございました。大丈夫です、覚悟決めましたから。遠藤さん、一つお願いしてもいいですか?見守っててほしいんです、この先何が起こっても」と言って家に入っていく。
その晩、良幸は比奈子に「話があるんだ。俺たち三人で、もっと話し合えばよかったんだ。どうするのが俺たち家族にとって一番いいのか」と言って何かを告げた後、マスコミ各社に電話を掛け出す。
翌朝、彩花は朝ごはんの食器を取りに来た真弓に「ごちそうさま」と声を掛ける。
その頃良幸は、マスコミを前にして、警察には話していない事として「僕たち家族には、人に言えない秘密がありました」と話し出し・・・
というような内容でした。
犯人は慎司(もしくは淳子)だと思っていたのだけど違うの??
良幸のマスコミの前での告白って一体・・・?
良幸の実の母の仏壇が先週と今週に映ったことを考えると、出生に更なる秘密があるのかなぁ。
慎司がすごく取り乱していましたよね・・・。
でも、私の感想としては、ドキドキして気になるというよりは、早くこのモヤモヤをスッキリしたい!!という感じだったりします
遠藤家は、やっと光が見えてきたという感じでしょうか。
志保は・・・とうとう本当の一線を越えてしまって・・・
来週、志保に何らかの「報い」があればよいのだけど、そこまでは描ききれないかな。。。
真弓が彩花を必死に川から救い出して、翌日に心から謝ったことで、彩花もやっと変わろうと思えたのかな。
やっと彩花の笑顔が見れて、本当にホッとしました。
杉咲花ちゃん、本当に名演です
比奈子の高校まで行って、同級生を説得したというのは、ちょっと変わり過ぎじゃない?と思ってしまいましたが
そして、白いオーバーコートの高校って大変!なんて、ガサツな私はストーリーと全然関係のない感想を思ってしまいました
真弓は、ひばりが丘のご婦人たちに諌めるような発言をしたけど、この先もひばりが丘に住み続けることができるのかなぁ。
「もし本当に心配してるなら、手を差し伸べてあげたらどうですか?それができないなら、黙って見守ってあげるのが思いやりなんじゃないですか?」
というセリフは、まさにその通り!!と思ったのですが、ちょっと心配です。
さと子は・・・マー君は来週出てくるのか?(笑)
来週の最終回は、色んな事が盛りだくさんになりそうですね。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)
事件発生から7日後の1月29日、橋慎司(中川大志)は警察署で刑事・結城哲也(高橋克典)に「母を返してください。僕が父を殺しました」と告げる。
慎司は「やったのは僕です、逮捕してください」と母・淳子(石田ゆり子)と同じ言葉しか言わず、結城は「どっちも何かを隠している」とつぶやく。
ひばりが丘のゴミステーションでは、婦人たちが橋家に貼られた中傷ビラは自治会婦人部部長・小島さと子(夏木マリ)によるもので、小島家がうまくいっていない腹いせではないかと遠藤真弓(鈴木京香)に話しかける。
さと子が来たため婦人たちは解散し、真弓はさと子に「この間はありがとうございました。私なりに努力してみます」と頭を下げると、さと子は「うまくやろうとしたって、そうそう思い通りにはならないものよ、子育てなんて。人生なんて思い通りにはならないの」と話す。
慎司の兄・良幸(安田章大)と姉・比奈子(宮香蓮)は、慎司の身元引受人になる予定の叔母・田中晶子(堀内敬子)の家に身を寄せるが、結城から電話が入り、慎司は本人の強い希望で児童養護施設に行くことになったと聞く。
真弓の車に乗って良幸と比奈子は児童養護施設に行き、施設に入っていく慎司に良幸は「どうしていつも一人で抱えるんだよ。兄ちゃんたち、そんなに頼りないか?俺、こっち戻って来るよ。大学辞めて仕事を探す。3人で暮らせるように頑張るから。これだけは忘れるな、お前には俺たちがついているから」と声を掛けるが、慎司は振り向かずに施設に入っていく。
結城は良幸に「そんなことして妹や弟が喜ぶと思うか?お父さんならどう思うだろうな。多少身勝手でも、自分の幸せを一番に考えてほしい、事件の犠牲になって不本意な人生を歩んでほしくない・・・もし俺が君の親なら、そう願うだろうな」と声を掛ける。
良幸が去った後、真弓は結城の前で「私、取り返しのつかないことしちゃった。私、彩花(杉咲花)に・・・」とつぶやくと、結城は「取り返すしかないんじゃないか?彩花ちゃんの母親は、君だけなんだから」と言って励ます。
彩花は、登校して保健室経由で教室に入るが、同級生の村田志保(吉田里琴)から「あんたバカなの?保健室なんかに引きこもって、うちらから逃げれるとでも思ってんの?」と言われ、具合が悪くなってよろけた拍子に机の上にあったペットボトルを倒してしまい、志保のスカートと靴下を汚してしまう。
放課後、志保は彩花のカバンを川に投げ、「これでおあいこだね。取りに行けば?流されちゃうよ。別にアンタが死んだって、悲しむ人なんていないよね?」と言い放つため、彩花は川に入っていく。
その姿を、通りがかった真弓が見つけ、慌てて川に入っていき、彩花を夢中で抱きかかえる。
彩花は「もうどうだっていいんだよ。もう全部ヤダ。死ねばいいんだよ、私なんて。アンタだって死ねばいいって思ってるくせに。殺そうとしたくせに」と叫ぶが、真弓は「嫌、絶対離さない!」と叫んで、彩花を家まで連れて帰る。
夜、真弓は夫・啓介(宮迫博之)に、学校で事情を話してくると言うが、啓介は「まずは彩花とちゃんと話すのが先だろ?彩花を守ってやれるのは、俺たちだけなんだから」と話す。
翌朝、彩花は学校を休み、部屋に食事を持っていった真弓は、彩花に「ごめんなさい」と何度も謝る。
リビングに戻った真弓は啓介に「私、大事なこと忘れてた。彩花がいてくれるだけで、生きててくれるだけで幸せなんだって」と話す。
玄関を出た真弓は、近所の婦人たちが橋家の噂話をしているのを聞いて、「そういうの、もう止めませんか?無責任な噂話が、どれだけ人を傷つけるか。もし本当に心配してるなら、手を差し伸べてあげたらどうですか?それができないなら、黙って見守ってあげるのが思いやりなんじゃないですか?」と思い切って言い、その姿を2階から彩花が見ていた。
真弓は、橋家に貼られた中傷ビラを剥がし出し、啓介や、家に戻ってきた良幸と比奈子も剥がし出す。
そんなみんなの姿を見た彩花は、比奈子の通っている高校まで行き、比奈子の同級生を橋家まで連れてくる。
同級生たちは比奈子に、これまで連絡をしなかったことを謝り、橋家の掃除の手伝いをする。
比奈子は彩花に「この間は酷いこと言ってゴメンナサイ。ありがとう」と話すと、彩花は笑みを浮かべて家に帰っていく。
良幸は真弓に「本当にありがとうございました。大丈夫です、覚悟決めましたから。遠藤さん、一つお願いしてもいいですか?見守っててほしいんです、この先何が起こっても」と言って家に入っていく。
その晩、良幸は比奈子に「話があるんだ。俺たち三人で、もっと話し合えばよかったんだ。どうするのが俺たち家族にとって一番いいのか」と言って何かを告げた後、マスコミ各社に電話を掛け出す。
翌朝、彩花は朝ごはんの食器を取りに来た真弓に「ごちそうさま」と声を掛ける。
その頃良幸は、マスコミを前にして、警察には話していない事として「僕たち家族には、人に言えない秘密がありました」と話し出し・・・
というような内容でした。
犯人は慎司(もしくは淳子)だと思っていたのだけど違うの??
良幸のマスコミの前での告白って一体・・・?
良幸の実の母の仏壇が先週と今週に映ったことを考えると、出生に更なる秘密があるのかなぁ。
慎司がすごく取り乱していましたよね・・・。
でも、私の感想としては、ドキドキして気になるというよりは、早くこのモヤモヤをスッキリしたい!!という感じだったりします
遠藤家は、やっと光が見えてきたという感じでしょうか。
志保は・・・とうとう本当の一線を越えてしまって・・・
来週、志保に何らかの「報い」があればよいのだけど、そこまでは描ききれないかな。。。
真弓が彩花を必死に川から救い出して、翌日に心から謝ったことで、彩花もやっと変わろうと思えたのかな。
やっと彩花の笑顔が見れて、本当にホッとしました。
杉咲花ちゃん、本当に名演です
比奈子の高校まで行って、同級生を説得したというのは、ちょっと変わり過ぎじゃない?と思ってしまいましたが
そして、白いオーバーコートの高校って大変!なんて、ガサツな私はストーリーと全然関係のない感想を思ってしまいました
真弓は、ひばりが丘のご婦人たちに諌めるような発言をしたけど、この先もひばりが丘に住み続けることができるのかなぁ。
「もし本当に心配してるなら、手を差し伸べてあげたらどうですか?それができないなら、黙って見守ってあげるのが思いやりなんじゃないですか?」
というセリフは、まさにその通り!!と思ったのですが、ちょっと心配です。
さと子は・・・マー君は来週出てくるのか?(笑)
来週の最終回は、色んな事が盛りだくさんになりそうですね。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)