第8話 「大病を患う幼い命…家族が抱えるそれぞれの想い…」
患者とその家族、特に兄について詳しく描かれていて、それぞれの想いがとても伝わってきて、とても見応えがありました。
病気や障害を持つ子の兄弟のことを「きょうだい児」と言うのですね。
早見陽翔(鳥越壮真)がラブロイド腫瘍という珍しい病気にかかり、その手術のできる高山誠司(藤木直人)の元へと長野から東京へ母・香織(酒井若菜)は病院の近くに引っ越しし、中学生の兄・翔太(池田優斗)も一緒に住むために転校。
翔太は部活も辞めることに。
そして香織は、難病と闘う陽翔には笑顔で接するが、長男には事務的なメールばかりで、病院に泊まり込むこともしばしば。
そんな中、香織は疲れがたまり、自宅アパートの階段から落ちて頭部を打つなどして救急車で搬送され入院・・・
そんなことも知らずに外出したいとゴネる陽翔に、翔太は
「いい加減にしろよ!お前のせいで周りがどれだけ迷惑してるか、分かってるのか?・・・お前のせいで、お母さん大ケガしたんだよ!危うく死ぬとこだったんだよ!お前が病気なんかになったせいで、こっちは散々なんだよ!これ以上好き勝手言うな!」
と言い放ってしまい・・・
みんなの苦しい気持ちがよく伝わってきて、ググっときました
特に翔太が香織に言った「こっちは好きでアイツの兄貴やってんじゃねぇんだよ!」というのは、よく分かるというか・・・。
私は、弟は元気なので「きょうだい児」の気持ちは経験がないけど、弟や親にずっと頼りにされる長子の気持ちはよく分かります。
妹になりたかったって、これまでに何度思ったことか・・・
従兄弟の中でも一番上なので、親戚の中でもずっと長子として見られてきて・・・苦痛でした。
でも、弟のことを嫌っている訳ではないのですよね。
面倒だなと思いつつも、やっぱり気にかけてしまうというか。
なので、新堂湊(山﨑賢人)が翔太に言っていた
「心配する相手がいるということは、とても幸せなことです。
どうでもいい人なら心配はしません。
大切な人だから心配をします。
翔太君にとって陽翔君は、とても大切な人です。
陽翔君も心配をしていました。
家族みんなのことを心配していました」
という言葉が、すごくいい言葉だな~と思いながら、翔太君と一緒にもらい泣きしそうになりました。
翔太が陽翔と花火をしながら「来年も絶対に一緒にやろうな」と言うことができて、本当に良かったです!
湊が、翔太をサボテンのトゲに例えて、サボテンの花言葉を交えて話しているのには「上手い!」って思いました
小児医療で、色々と気をつけなければならないことも何点か描かれていていましたね。
腹痛や血を吐くなど自覚症状が出ているのに、お母さんに心配をかけないために隠している場合もあるのですね・・・
そして、開腹部を大きくしてしまうと傷痕が大きくなってしまうから、腹腔鏡でできる限りのことをしてみるなど・・・
確かに、腹腔鏡手術をした人のお腹を何人か見たことがあるけど、痕は小さいですね。
そして、退院までの回復期間が早い!
でも、腹腔鏡手術にも技術がいるようだから(たまに医療事故がありますよね?)、どの医師もみなできるわけではないのでしょうけど。
小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)の手のマメは、手術のため?ゴルフのため??どっち!?(笑)
湊は
「間宮科長の手はマメだらけです。たくさん手術をして子供たちを救ってきた人の手です。僕も早く間宮科長みたいな手になりたいです」
「間宮科長は凄いです!カッコいいです!流石です!僕も間宮科長みたいな小児外科医になりたいです!」
なんて、すっかり間宮のことも尊敬するようになりましたが、間宮も副院長・猪口隆之介(板尾創路)に騙されるなどもありましたし、これから変わっていくのでしょうか!?
入院中の子供や家族が花火で笑顔になっていて、小児外科のスタッフもみんな笑顔になっているのを見て、理事長・東郷美智(中村ゆり)は良心の呵責に耐えられなくなっているような感じですが、
これから小児外科は、病院はどうなっていくのか、
あと2話も見応えのある内容になっていることを、願っています!
________________
最後に、高山先生演じる直人さんについて、少しだけ。
湊が陽翔の手術中に出血が起こって血圧が低下してパニックになり、止血を指示されてもできない時に、マイクを使って
「新堂!落ち着け!何があっても術野から目を離すな!」
と言って湊を落ち着かせ、ガラスの向こうから力強く、でも温かい目で頷きながら見守る姿が、メチャメチャカッコ良かったです
このお顔だけで、数日ニヤニヤできるかも
高山先生も「きょうだい児」だった経験があるのだから、夏美先生ではなく「主治医の高山先生が」陽翔の家族ともっと関わりを持ってもらいたかったようにも思うのですが・・・
でも、高山先生のオペをしてもらいたくて全国から子供たちが集まっているということで、毎日何件もオペが入っていて忙しい、ということなのですよね!?
今回は、ワンポイントで美味しいところを持っていっているな~というのは、うれしかったですが(笑)
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら)
患者とその家族、特に兄について詳しく描かれていて、それぞれの想いがとても伝わってきて、とても見応えがありました。
病気や障害を持つ子の兄弟のことを「きょうだい児」と言うのですね。
早見陽翔(鳥越壮真)がラブロイド腫瘍という珍しい病気にかかり、その手術のできる高山誠司(藤木直人)の元へと長野から東京へ母・香織(酒井若菜)は病院の近くに引っ越しし、中学生の兄・翔太(池田優斗)も一緒に住むために転校。
翔太は部活も辞めることに。
そして香織は、難病と闘う陽翔には笑顔で接するが、長男には事務的なメールばかりで、病院に泊まり込むこともしばしば。
そんな中、香織は疲れがたまり、自宅アパートの階段から落ちて頭部を打つなどして救急車で搬送され入院・・・
そんなことも知らずに外出したいとゴネる陽翔に、翔太は
「いい加減にしろよ!お前のせいで周りがどれだけ迷惑してるか、分かってるのか?・・・お前のせいで、お母さん大ケガしたんだよ!危うく死ぬとこだったんだよ!お前が病気なんかになったせいで、こっちは散々なんだよ!これ以上好き勝手言うな!」
と言い放ってしまい・・・
みんなの苦しい気持ちがよく伝わってきて、ググっときました

特に翔太が香織に言った「こっちは好きでアイツの兄貴やってんじゃねぇんだよ!」というのは、よく分かるというか・・・。
私は、弟は元気なので「きょうだい児」の気持ちは経験がないけど、弟や親にずっと頼りにされる長子の気持ちはよく分かります。
妹になりたかったって、これまでに何度思ったことか・・・

従兄弟の中でも一番上なので、親戚の中でもずっと長子として見られてきて・・・苦痛でした。
でも、弟のことを嫌っている訳ではないのですよね。
面倒だなと思いつつも、やっぱり気にかけてしまうというか。
なので、新堂湊(山﨑賢人)が翔太に言っていた
「心配する相手がいるということは、とても幸せなことです。
どうでもいい人なら心配はしません。
大切な人だから心配をします。
翔太君にとって陽翔君は、とても大切な人です。
陽翔君も心配をしていました。
家族みんなのことを心配していました」
という言葉が、すごくいい言葉だな~と思いながら、翔太君と一緒にもらい泣きしそうになりました。
翔太が陽翔と花火をしながら「来年も絶対に一緒にやろうな」と言うことができて、本当に良かったです!
湊が、翔太をサボテンのトゲに例えて、サボテンの花言葉を交えて話しているのには「上手い!」って思いました

小児医療で、色々と気をつけなければならないことも何点か描かれていていましたね。
腹痛や血を吐くなど自覚症状が出ているのに、お母さんに心配をかけないために隠している場合もあるのですね・・・
そして、開腹部を大きくしてしまうと傷痕が大きくなってしまうから、腹腔鏡でできる限りのことをしてみるなど・・・
確かに、腹腔鏡手術をした人のお腹を何人か見たことがあるけど、痕は小さいですね。
そして、退院までの回復期間が早い!
でも、腹腔鏡手術にも技術がいるようだから(たまに医療事故がありますよね?)、どの医師もみなできるわけではないのでしょうけど。
小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)の手のマメは、手術のため?ゴルフのため??どっち!?(笑)
湊は
「間宮科長の手はマメだらけです。たくさん手術をして子供たちを救ってきた人の手です。僕も早く間宮科長みたいな手になりたいです」
「間宮科長は凄いです!カッコいいです!流石です!僕も間宮科長みたいな小児外科医になりたいです!」
なんて、すっかり間宮のことも尊敬するようになりましたが、間宮も副院長・猪口隆之介(板尾創路)に騙されるなどもありましたし、これから変わっていくのでしょうか!?
入院中の子供や家族が花火で笑顔になっていて、小児外科のスタッフもみんな笑顔になっているのを見て、理事長・東郷美智(中村ゆり)は良心の呵責に耐えられなくなっているような感じですが、
これから小児外科は、病院はどうなっていくのか、
あと2話も見応えのある内容になっていることを、願っています!
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最後に、高山先生演じる直人さんについて、少しだけ。
湊が陽翔の手術中に出血が起こって血圧が低下してパニックになり、止血を指示されてもできない時に、マイクを使って
「新堂!落ち着け!何があっても術野から目を離すな!」
と言って湊を落ち着かせ、ガラスの向こうから力強く、でも温かい目で頷きながら見守る姿が、メチャメチャカッコ良かったです

このお顔だけで、数日ニヤニヤできるかも

高山先生も「きょうだい児」だった経験があるのだから、夏美先生ではなく「主治医の高山先生が」陽翔の家族ともっと関わりを持ってもらいたかったようにも思うのですが・・・
でも、高山先生のオペをしてもらいたくて全国から子供たちが集まっているということで、毎日何件もオペが入っていて忙しい、ということなのですよね!?
今回は、ワンポイントで美味しいところを持っていっているな~というのは、うれしかったですが(笑)
※これまでの感想
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