捜査地図の女 第６話

第６話　「京都嵐山…紅葉のトロッコ列車が運ぶ誘拐殺人！本当の母になりたかった!!」

京都府警捜査一課の橘珠子（真矢みき）は、息子・藤野海斗（高木陸）がいなくなったと騒いでいる父・藤野猛（矢島健一）と継母・加織（中山忍）に遭遇する。
家政婦・高梨優美子（佐藤仁美）と４人で京都旅行に訪れていたが、海斗がいなくなった時、猛はトラブルになっていた義弟・今村裕二（古宮基成）に遭遇して言い争いになっていて、優美子は帰りの車を手配して不在だった。
ほどなくして、猛のケータイメールに身代金5,000万円を要求するメールが入る。
そして、翌朝８時に5,000万円を「女に持たせて」嵯峨嵐山駅に来るようにメールが入るが、加織は貧血で具合が悪いため、優美子が代わりに嵯峨嵐山駅に行く。
嵯峨嵐山駅でロッカーにある黄色の帽子と黄色のウィンドブレーカーを着るよう指示が入り、着替えた優美子はトロッコ列車に乗って亀岡駅に行き、馬車で「保津川下り」の船乗り場へ行く。
そこで女子トイレに入って出てきた優美子は、ゴミ袋に5,000万円が入ったカバンを入れて、ゴミ箱にその袋を入れ、そのあと「保津川下り」の船に乗って嵐山まで行く。
船着き場に先回りしていた河本麻里（内山理名）は、女性の叫び声がしたため声の元へ駆けつけると、お腹に刃物が刺さった男の遺体が見つかる。
同じく駆けつけた優美子は、その遺体を見て猛の義理の弟・今村であると話す。
今村の司法解剖の結果から、死亡する直前に「鳥の軟骨の入った筑前煮」と刺身を食べていることが分かり、それを出している店を探す。
すると、その店の防犯カメラから、今村は「水玉模様の服を着た女」と筑前煮を食べていたことが分かる。
その服と同じような服を着た女性のいる絵を海斗が描いていたが、その絵の女性は左手首に傷を持っていた。
優美子の過去を調べたところ、優美子は数年前に実の息子が川で溺死をしており、その後自殺未遂をしていたことが分かる。
優美子を取り調べたところ、優美子の息子は橋にいたところを今村に突き落とされて死亡したのだが、今村は義兄・猛に相談して突き落としたことを揉み消して、誤って転落死したものとして処理されたことが分かったため、優美子は復讐のために今村を殺したことを話す。
優美子は、「保津川下り」の船乗り場でトイレに入った時に、あらかじめお金で雇った女と入れ替わり、それから今村と会って殺して、「保津川下り」の船着き場で再び雇った女と入れ替わったと言う。
海斗には「ゲームだから」と言って連れ出しており、あるアパートで一人で遊ばせていたことから、そのアパートに刑事・山之内文雄（宇梶剛士）らが向かうが、アパートには誰もいなかった。
海斗から優美子のケータイに連絡が入るが、海斗は「今ね、橋の下にいる。もう動けないよ」と言い、そこでケータイの電源が切れてしまう。
海斗の歩ける範囲の橋の下を探すが見つからず、珠子は地図を見ながら「地図は生きている」と考えに考えを重ね、川ではなく「南禅寺　水路閣」にいると考え、そこに向かうと、うずくまっている海斗を無事発見し保護し・・・


というような話でした。

「実の母」と「育ての母」を対比させながら、どちらもそれぞれに愛情を持って接していて、母子には色々な形がある、ということを言いたかったのかな？
うーーーん、でも猛があんなに奥さんの事を罵倒している姿を見たら、なんだか興醒めしてしまって、あの夫婦に感情移入できず
そして、優美子が復讐をするためにこの事件を企てたのだけど、「優美子がすり替わったことを、誰も刑事が気付かないなんて・・・」とか、「白昼で今村を殺したのに、それを運んでいる姿を誰も見ないの？」とか、「死亡した成人男性を、女性がそんな都合よく運べるの？」とか色々思ってしまって、その殺人トリック自体に疑問が出過ぎて、これまた感情移入できず・・・。
地図も今回はほとんど活躍しなかったので・・・

せっかく今の時期の放送だから、紅葉がある方がよかったのにね。
スケジュールの関係で難しかったかもしれませんが。
でも、嵐山周辺の勉強にはなりました

今日一番のツボセリフは、
「あの食堂の筑前煮の鶏肉、骨無しなのーーぉ！！」
かな（笑）
このセリフをあんな風に言えるのは、真矢さんしかいない
そしてその後に、大の大人の男（刑事）たちが「お宅のお店で出している筑前煮、骨無しですか？」って聞き回っているのが、また可笑しくて

そんな感想しか出てこなかったのですが
なんと！来週は「最終回２時間スペシャル」とのことです
もう終わってしまうの！？
なんか寂しいなぁ・・・（でも、ネタ切れ？）
５話までの平均視聴率は10.1％だから、打ち切りではなく、当初からの予定だったのだと思いますが・・・。
（打ち切りなら２時間ＳＰはしないんじゃない？←うちの主人談）
来週は夜７時からとのことです、１時間早いのでお見逃しなく！（って、なぜ私が宣伝？　笑）