emitanの心にうつりゆくもの

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昭和元禄 落語心中 第7話

2018-11-28 16:26:07 | 2018秋ドラマ
第7話 「昇進」

この一週間珍しく予定が立て込んでいて、そんな中でもこの「昭和元禄 落語心中」と「ドロ刑」(笑)だけはリアルタイムで観ていたのですが、パソコンを開く時間がなく、もう水曜に・・・
まぁ、この「昭和元禄 落語心中」が前回ほどググッと来なくて、思わず書きたくなる心境にはならなかった、というのもありますが(爆)
前回が超濃厚でしたからね・・・
でも、今日改めて第7話を見直したら、今後に向けての種まきが色々とされている回なのかな?と思い直して、次回からがとても気になり始めています。


昭和62年(1987年)夏。
師匠・七代目有楽亭八雲(平田満)助六(山崎育三郎)みよ吉(大政絢)が亡くなってから24年経っているのですね。
そして、与太郎(竜星涼)八代目有楽亭八雲(岡田将生)に入門してから10年。
二ツ目になっていて、来年には真打もという声があり・・・ということでしたが、10年間が描かれていなかったので、最初に観た時には少しついて行けず・・・
竜星涼君も頑張ってはいるのですが、山崎育三郎さん演じる助六があまりにも素晴らしかったので、どうしてもまだ「真打間近」には見えず・・・

でも、八雲が与太郎に
「お前さん、そろそろ『てめぇの落語』ってのを見つけねぇと。てめぇの全てで落語と向き合うんだ。向き合ってんなら、歯食いしばって続けるこった」
と言っていたり、
落語評論家・アマケン(夙川アトム)
「君は今、落語でも行き詰まっている。
 八雲師、そして助六の影響が強すぎる。
 ところが中途半端で、どちらの本質にも迫っていない。
 あまたの落語を聞いた者として断言しよう。
 君はまだ、自分の落語がない。
 名人の弟子の永遠の宿命だね。
 二ツ目まではそれで許されるが、真打になるなら、それ以上のものを見せてくれなくてはね。
 こんな記事で落語自体が侮辱されるのは、僕も記者の端くれとして不愉快だ。
 それに、君の昔のことについて、とやかく言うつもりはない。
 ただ一点、八雲の名前に泥は塗るな」
と言っていたように、やはり真打になるにはもう一つ、という認識でいいようなので、
今後与太郎がどう悩んで、迷路から抜け出して自分の落語を見つけていくのか、今後を楽しみにしたいと思います!


落語を巡る情勢も、かなり変わってきているようですね。
寄席をするホールが1軒しかなくなってしまったり、
テレビばかりで稼ぐ落語家が多くなってくるなど・・・。
八雲は、自分の落語を突き進んでいて、更に磨きのかかった「死神」を話し続けているようだけど、
お墓に現れた助六には「老いぼれを笑ってるのかい?それとも怒ってるってのかい?小夏をあんな風に、落語をこんな風にしちまったことを…」と言うなど、心の中では色々悩みを抱えているようですね。
そして、小夏(成海璃子)に優しい言葉を掛けずにいるものの、人知れず気には掛けているようで・・・。

小夏は、中学生で荒れて、高校生になったらもっと荒れて、家出したり警察にやっかいになったり退学されそうになったりして、今は暴力団の組長(中原丈雄)の子供を身ごもっているとか!?
両親が壮絶な人生を歩んでいたからか、小夏も かなりドラマチックな人生を歩んでいるようで・・・
惚れた腫れたの関係ではなく、ただ助六の血を絶やしたくないから子供がほしかっただけとは

その相手が、与太郎がかつていた組の組長というのは、たまたまなのかしら?
お店の常連さんで・・・というのもあるのでしょうけど、
八雲も顔見知りではあるようですね。
八雲は組長に何を話すのか、とても気になります。


居酒屋で酔っぱらって上半身裸になり、背中に刺青がある姿を週刊誌に撮られてしまった与太郎。
元ヤクザだと書き立てられ、師匠方に頭を下げ回っていましたが、八雲の仕事のキャンセルまで出ているようで。
とっくに足を洗っているけど、コンプライアンスやら何やらで報道の仕方によっては世間の印象も悪くなるのかも・・・。
八雲はマスコミに「お話することは何もありませんよ。全部昔っから知ってることです・・・好きなように書いてくださって結構です。あたしは何も困りませんから」と言ってくれていて、ちゃんと師匠になっているんだな~と感激しましたが

与太郎は、自分の落語を見つけることと、過去は消せないのだから、あとは実力で吹き飛ばしていくしかないのでは!?
小夏に「そんなことより、今は稽古だろ!」と言われていたけど、その通りだと思います!


与太郎、助六の名前を継ぎたいのですね・・・。
八雲は、ショックだったのかな?
与太郎から聞いた時に表情が少しだけ変わったのが、とても気になりました。


八雲は、みよ吉から貰った杖を今でも使っているのでしょうか?
さすが英国製は丈夫ですね!(←気になるところが違う


これからどういう結末に向かっていくのか、とても楽しみです。
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1~2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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