emitanの心にうつりゆくもの

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ビギナーズ! 最終話

2012-09-24 20:46:35 | 2012夏ドラマ
最終話 「さらば警察学校!」

志村徹平(藤ヶ谷太輔)は、神奈川選抜マラソンに向けてSクラスを離れ、県警の陸上部の練習に明け暮れる。
Sクラスの生徒は、徹平の考えていることが分からず、動揺が広がる。
夜の屋上で桃江比呂(剛力彩芽)は徹平に、何故警察官になるのを諦めたのかを尋ねるが、「悪い、俺勝つと思う」とだけ告げる。
大会当日、学校長・高村光太郎(鹿賀丈史)と県警の陸上部顧問・坂口明弘(佐戸井けん太)とSクラス教官・桜庭直樹(杉本哲太)が見守る中、レースは始まる。
休日だが、Sクラスの生徒は教室で、助教・竜崎美咲(石田ひかり)は教員室でラジオを聞きながらレース内容を知ろうとする。
桃江は「徹平が何を考えて走っているのか全然分からない。でも、頑張っているのは分かるの。私は応援する。私だって一緒に警察官になりたかったし、それができないのは淋しい。けど、今ここでちゃんと応援しなかったら、仲間じゃない気がする。私ね、徹平がいなかったら、警察学校なんてとっくに辞めていた気がする。だから、こうやってみんなと一緒に居られるの、徹平のおかげだもん」と言い、みんなでラジオの前で応援する。
沿道では、徹平の幼なじみ・恩田雄一(森廉)が応援に駆け付けていたが、徹平が左ひざを庇う姿を見て自転車で追いかけ、「諦めちゃいなよ、これで充分だろ」と声を掛ける。
しかし徹平は走り続け、3位まで上がるが、再び左ひざが痛み出してペースが落ちる。
Sクラスの生徒も竜崎も、競技場まで駆けつけて声援を送ると、徹平のペースは再び上がり、ゴール間際で逆転して優勝。
「おめでとう。君はこれから警察訓練から離れ、陸上部の選手として育てていくことになります」と声を掛ける高村に、徹平は「その話、断っておいてもらえます?俺、こいつらと一緒に警察官になるんで。最初っから辞めるつもりなんて無かったんですよ」と話す。
「大会で勝利する必要は無かったのでは?」と尋ねる高村に、徹平は「どんな勝負でも、勝たなきゃダメなんです。警察官は、何より一番カッコいいヒーローですから」と答える。
それから徹平も含めた8人はSクラスで訓練を続け、合計10か月間の訓練を経て卒業できることに。
生徒たちにこれまでの礼を言われた竜崎は「しばらくは自分の力不足を痛感する日々になるでしょうね。だってあなたたち、知識や技術、体力は身につけても、中身は何一つ変わっていないんだもの。生意気で、軽薄で、弱気で、頑固で、ここにいる間何度も規則を破って。ただ一つ認めることがあるとすれば、それが全て『警察官になりたい』という強い思いと、仲間を思ってのこと。その思いだけは忘れないで」と言葉を掛ける。
卒業式前夜、屋上で徹平は桃江に「俺はお前がいたから、ここまで頑張れたんだよ。俺だって辞めちまおうかな、って思ったことはある。でも、ここでお前とこうして話したり、お前の前でカッコつけたり、強がったりしているうちに、今日まで来ちゃったみたいな。比呂、ありがとな。俺、お前の事好きだわ」と言い、桃江も「私も好きだよ」と答える。
卒業式が終わった徹平の元に父・恭一郎(国広富之)が現れ、辛い思いをさせて悪かったと詫びる。
徹平は「オヤジがいない間もずっと、俺はオヤジに憧れていた。オヤジみたいになりたくて、俺警察官になったよ」と声を掛けると、恭一郎は涙ぐみながら「卒業おめでとう」と言って、二人は敬礼をし合う。
高村は桜庭に対して、辞表を出すことにしたと告げ、「してきたことは間違えだと思ってはいない。ただ、信念が揺らいだのは確かだ。これまで組織を守るという信念の元、戦ってきた。多少の犠牲もいとわずに。しかし、その信念がほんの少しだけ揺らいだんだよ、お前の生徒を見て。あれで現場に出ても、どうせ使い物にはならない。だが、彼らがどんな警察官になるのか、見てみたくなってしまったんだよ」と辞表の理由を話す。
桜庭は、教室で生徒たちに「落ちこぼれのSクラス、出来そこないのSクラス、補欠のSクラス・・・それでいいじゃないか。俺にとっては、スペシャルで、スーパーなSクラスだったよ。お前らの事、誇りに思う。ここでの日々を、仲間を絶対に忘れるな」と最後に話し・・・。


というような内容でした。

いやぁ~、ベタだけど感動しちゃいました(笑)
学校長や教官、助教の言うとおり、まだまだ全然使い物にならなさそうだけど、「警察官になりたい」という強い思いが伝わりました。
実際、あんな頼りない警察官たちばかりだったら困るけど
最後の方の、みんなの敬礼ポーズは、さすがにカッコよく決まっていましたね
徹平だけずっと茶髪なのは気になりましたが

なんて、上げたり下げたりですが、青春ドラマとしては良かった方ではないでしょうか。
夏ドラマの中では、一番ストーリーがブレていなくて、しっかりした作品だったと思います。

徹平と桃江比呂が結ばれるのかは、あまり興味が無かったのですが、最後に「好きだよ」と言い合うシーンには、キュンときてしまいました。
キスシーンとかそういうのがなくてもいいんですよね。
可愛らしい恋のままで終わったのも、逆に良かったです。

学校長との対決、ああいう結末になるとは・・・。
学校長の不正を暴くとか、そういう展開になるのかな?と思っていたのですが、そういうのは徹平のキャラクターには合わないので、これはこれで良かったのでは、と思います。
お父さんにも「オヤジみたいになりたくて、俺警察官になったよ」って言うことができて(←ここが一番感動しました)

Sクラスの生徒たちの雰囲気も良かったですね。
余計なキャラクターがいないドラマでもあったと思います。

ということで、かなりべた褒めしてしまいましたが、
視聴率は良くなかったんですよね・・・。
そして、このドラマの感想を書くブロガーさんもほとんどいなくて・・・。
このドラマの記事には、1回もコメントも入らなかったような・・・。
でも、私はこのドラマ、好きでしたよ~

________________

本作で主演だった藤ヶ谷君。
10月から、フジテレビの月9に出演とのニュースが今日入りましたね(こちら)。

この新月9に、私の大ファンの方が出るかもしれないということで、今日の「めざましテレビ」を張っていたら、まさかの藤ヶ谷君も出演。
(このブログを読んでいる方は時々目にしているかと思いますが、私、藤ヶ谷君の事がけっこうお気に入りです。ファンという所までは行っていませんが)

でも、ちょっと微妙なのよね・・・。
主演の木村君とか、直人さんとか、藤ヶ谷君とか、興味のある面々が出てくれるのは嬉しいのですけど、スタッフの欄にトラウマがあって
(去年の春ドラマ「●せになろうよ」の衝撃というか笑劇が、今も脳裏に残っていて・・・)

ということはありますが、急に月9を観るのが楽しみになってきた今日この頃です
期待し過ぎず、待っていようと思います

________________________

この記事をもって、私の夏ドラマの視聴は終了。
「東野圭吾ミステリー」は、録画は撮っているけど、そんなに話題にならなかったような気もするので、スルーさせていただければ・・・と。
(BDに焼いて、時間のある時に観ようかな?観るのかな??という感じです)
今月中に、「夏ドラマ 勝手に総括&各賞発表」の記事を書ければ、と思っています。

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2 コメント

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Unknown (まりりん)
2012-09-24 22:46:23
こんばんは~emiさん。
秋旅行いろいろと行かれたんですね、一緒にロケ地巡りしてくれる旦那様は優しいな~。
で、いろいろ食べて一番美味しかったのは豆大福なんですね。
京都の物産展で並んで買ったことありますが、最近近所の和菓子屋さんであれに匹敵する豆大福を見つけたのでもう並ばなくていいわと(^^;
私はアイスドックは1個食べたのですが(美味しかったです)それでお腹が膨れて串カツが1,2本しか食べられませんでした。
あっアイスドックの前に玉子コロッケを食べていたのでした。

北海道から大阪まで往復(ですよね?)1万円とは激安ですね。
こっちから大阪まで往復でJR代金1万円以上しますからね。
京都も今の時期ならそれほど混んでなくていいですね。私は去年紅葉の時期に行ったので観光客で溢れていました。

トラウマ思いっきりありますよね(苦笑)でも新しい作品での役者・直人を見るのは楽しみです。
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>まりりんさんへ (emi)
2012-09-25 08:54:26
まりりんさん、コメントありがとうございます!

飛行機代、「片道」が1万円を切っている、です(^_^;)
やはり北海道は遠いので・・・
でも、この間東京に行った時は、路線にLCCが無いので、片道1万6千円くらいしたんですよ。東京の方が距離は近いのに。
ということで、片道で1万円を切る、ということは、かなり驚きでした。
ツアーでも、3泊付きで往復6万円以上はするので、今回は飛行機と宿を単品で買う方がお得でした。

ロケ地巡りは、いちおう「密かに」盛り込んでいたんです(笑)
お店に着いてから「実はここ、イズムでも出てたんだよね~」と言って、写真を撮るのも必要最低限にして・・・。
なので、お店の人にサインを見せてもらうとか、そういうことはできませんでした(^_^;)
そうそう、ダンナが「一番おいしかったのは豆大福」と言ったのは、思わずプッと吹き出してしまいました。
他にも京料理を食べたのに・・・そんな超庶民派のダンナなのでした。

夏休みが終わって数週間しか経っていなく、まだ修学旅行生がいなく、観光客は少なかったので、どこも並ばずに歩けて良かったです。
まだ暑かったですけどね~。猛暑日は避けられましたが。

新しい直人さんの作品、楽しみですね♪
「衝撃」とか「転落」とか、そんなことはしなくて良いから(爆)、多くの人が入り込めるストーリーになってほしいです。
ヒール役なのでしょうかね。思わず想像してニマニマしてしまいます(想像のしすぎはダメですけど)。
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