見出しの画像は、私の部屋から見た未明の風景です。
昨夜は、疲れていて10時ごろには、寝てしまいました。
そうなると、ひと眠りの目覚めが深夜3時です。せっかく早く寝たのだから、十分睡眠をとるためにも、もうひと眠りしようと思うのですが、だんだん頭が冴えてきてしまいます。
起きて、窓から外を見ます。私の部屋の灯りも消えているので、深夜の暗さが、部屋の中まで広がってきます。
少し自宅の立地条件について、お話しします。ここは以前、梨園だった土地を、建売住宅地として、10軒ほど区画割りされて、売り出されたものです。この区画の一番端にあるこの土地を見て、夫は即決で購入しました。
位置的には、山を梨園に開拓したものだということで、少し小高くなっています。さらに、2階建ての東面の部屋を私が占領しています。
区画の一番端ということもあり、窓からは、北東から南西の範囲が、視野に入ります。視野の中心が東になります。残念ながら、北から西にかけては、隣の家と接しているために、楽しむことができません。
見出しの画像は、窓から私の目の高さで、撮ったものです。
地域の家の屋根が、少し目の下になる高さで、外を見ることができます。
画像の中心は、東になり、地平線と言える屋根々の上、10度くらいの所を、成田空港を離陸した飛行機が、飛んできます。画像の端に見える鉄塔の先の方で、全ての飛行機は、旋回して、南や西に方向を変えます。
「ああ、あの滑走路から飛び立つ飛行機は、アジア方面に行くんだなあ」
話が逸れましたが‥
今日、話題にしたかったのは、自宅のこの立地条件から見える、深夜の窓の外の風景です。
子どもの時から、空を見上げるのは好きでしたが、私が寝不足になったのは、子どもが巣立った後の部屋を、私が使い始めたのがきっかけです。
部屋から見る夜空の美しさ、暗闇の美しさ。暗くなればカーテンを閉めていた年月の長さが、惜しく思えるほどです。
両隣りに家が立ち並んでいたら、この気づきさえなかったかもしれませんが‥
今日の午前3時は、薄曇りで、星は雲の合間にチラッとみえるだけ、風もなく穏やかです。さらに、何よりも皆さんが寝ています。ほとんどの家の窓の明かりが、消えています。
窓に肘をつき、この暗闇を見ていると、皆さんが安らかに睡眠中だということに、心が満たされます。
近くに、高速道路はありませんが、車の走る音が遠くに聞こえます。それでも、それらの音が、ふっと途切れ、耳がキーンとなるような静寂があります。
「ああ、音がなく、家々が寝静まり、星も出ていない本当の暗闇だなぁ‥」
私の心は安らかです。😌
😀 ミカンが大きくなってきました。