年金の話というよりも、生活費の話です。
emikolife 65話で年金制度のことを話題にしました。
リンクを貼った記事が、"年金だけで暮らすのを可能にする「60歳からの家計の原則」3つ”というものでした。
昨日、教室終了後にお茶を飲みながら始まったおしゃべりが「家計」の話。
工夫すれば年金だけで生活が可能という話に
「食費が4万円はきついかも‥」
「家賃払っていたら足りないよね‥」
といった意見がありました。
実際、夫婦二人と息子夫婦と孫が同居すると、食費は10万円を超え、トイレットペーパーは1日に1ロールは使ってしまうなど、雑貨の消耗も激しいらしい。
「今、食費は息子夫婦から受け取っているけど、しばらくしたら自分たちの方から渡すようになるでしょう。お嫁さんに食費の管理をきちんして欲しいと思っているのよ」
高齢者夫婦二人の生活と子どもたちとの同居生活。それぞれの生活状況は違いますが、食費などのかかり具合は同じようなことになりそうです。
そこで、私はというと、
「もう、すっかり半額の人になってしまった感じで、買い物のカゴの中が、半額シールの物ばかりになると、さすがに隠したくなるわね。」
「若い時からずーと、高くても良い商品を買うといった人だったけど、変わってしまって、値引き商品を選ぶことに抵抗感が無くなってしまったのよ」
「さらに、値引き商品を買えた時は、嬉しい気持ちだったりする訳なのよね。そしたら、これまで高いから買わなかった食材を、値引き品だからと言って購入するので、いろんな食材を食べるようになったわね。」
というのが実態です。
私は、いつも体に良い食材、体に良い衣料素材などといった、物の選択基準を持っていて、そのために支払う金額の正当性などを考慮したことがありませんでした。高いのであれば、それだけの内容(価格に見合う)を持つものだという判断だったのです。
そんな私が、商売で儲けを出すことができず、この年齢で貯金ゼロというところまで落ちて、お金の感覚が変わってきたのです。
不当にお金を支払わない楽しさ(?)を知ってしまった訳です。
半額の品物の混じっている買い物カゴの中。ときどき計算してみますと、800円、1000円の値引き額になっていたりします。800円は、パートの方の1時間の賃金です。大きいですよね。
勿論、お店の損失を考えると申し訳なく思いますが。
こんな感覚で生活できたら、年金で生活することはできるなあ‥と判断する訳です。そして、この感覚が決して自分を卑下するものではないのです。
好きで見ていたNHKの「銀二貫」というドラマがありました。武士の子供が両親を亡くし、商人として成長するものです。その中で番頭さんが常に言っていました。商売は「始末・才覚・神信心」やで!って。
商売人ではなくても、お金の始末、お金を生かす才覚は大切だと、今の私は実感します。手の中にあるお金が温かく感じられるのです。
「年金では生活できない」と言わないで生きていけそうですよ。
お金を大切に使う知恵を伝授してもらえそうな
記事を見つけましたので、リンクを貼ります。
ちょっと学んでおくのも良いのではないでしょうか。
『スーパー食費節約主婦が実践するムダ買い防止5つのルール』
😊 今日もバラの花。5分咲きです。
グアバの実も大きくなってきました。