大名行列の編制は軍役であり細かく決められた型どおりの順序で、先払・鉄砲・弓・槍・旗竿・伊達槍・徒歩・長刀・藩主乗物・馬印・召替馬・召替乗物・押(ここまでが藩主の本隊) 後に徒歩頭・用人駕籠・鉄砲・供近習頭・医師・鉄砲・家老駕籠・供騎馬組・鉄砲・番頭・医師・押(ここまでが家老の隊)の2つの隊で、馬上10騎、足軽80人、中間150人の計300人程度らしい。(1721年 享保6年定制の10万石以上の基準 . . . 本文を読む
10月のある日、川越市立博物館へ立ち寄った。
その日は「大名行列-松平大和守家の行列-」という企画展示があった。
さほど広くない展示室に入ると主に行列の絵巻物を中心に地図類、文書、武鑑(現在の会社案内ブックか四季報みたいなものか?)また大名の肖像画等が展示されていた。
絵巻物は何点かあったが、その殆どが素足にワラジで袴は膝上、太股の中間くらいまでたくし上げられている。でも羽織をきちんと着ている。
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源義国は長兄が早世し次兄の義親(この4代後が頼朝)も西国で乱暴があり、源氏
の棟梁の候補になるが、常陸において叔父の義光(佐竹、武田の祖)らと争いを
おこし失脚。
源氏の家督は弟の義忠が継ぐ事になったとのこと。
背景には藤原摂関政治から院政へ移行するにあたり、その武力を利用し、力が
付き過ぎると一族内で争うよう仕向けられ、伊勢平氏へも朝廷の武力を分散し
バランスをとったのだろう。
( . . . 本文を読む
群馬県の新田町(現在太田市)と栃木県足利市はクルマで30分くらいだろうか。
最近は高速道路も有るのでもっと早い。
この前、足利を散策しようとし足利学校へ入ろうとしたところ時間切れでアウト。
まだ拝観の出来る隣の鑁阿寺へお参りした。
この寺院が足利氏の居館跡とのことだが、有名な足利尊氏はおそらく一度もここで
居住したことは無いのだろう。鎌倉で産まれ育ち、幕府の最有力御家人として何 . . . 本文を読む
9月のある日、久しぶりに爽やかな清流の水音が聞きたくて、
一応フライのお道具一式積んで出かけた。
でも、途中ちょっと気になっていた沼田公園(城址公園)で道草。
ここはかつて「関東では江戸城以外で、唯一五重の天守閣があり」 云々。
かの有名な「真田幸村」の兄「信幸」が沼田氏の城をリメイクしたとのこと。
背景には父昌之が武田信玄の上州侵攻の一環で本領上田から吾妻、そして沼田 . . . 本文を読む
この日は日曜日だけど仕事で大泉方面へ向かった。
近道の途中ここ、「江田館跡」があるので寄ってみた。
伊勢崎から太田方面に行くと土塁がほぼ直角に、やや上り坂になるため
非常に分りやすい。
虎口土橋前の案内板(抜粋)
江田館跡は、反町館跡とともに、新田町の中世平城の現存する代表遺構であり、本丸跡は、東と西の両面に「折」を持ち、東西約80m、南北約100mの土塁と濠をめぐらしている。
虎口は南面中 . . . 本文を読む
(この方の甲冑姿が一番カッコよかった。現在の剣道の先生方が行う型を披露)
さて、午前の芝生広場での実演が終了し、午後は館内にて武道の型を披露だ。
PM 1:00からというので近所のコンビニでお昼を買ってクルマの中で昼食
をすまし、慌てて会場へ入るともう椅子席は満員。仕方なく立ち見の最前列を
陣取った。1時を10分くらい過ぎたところで、時間変更のアナウンス、30
分遅延だって。
やっと始ま . . . 本文を読む
先日、群馬の森の広場で古武道の演武と砲術の実演があり、見学した。
このイベントは「日本刀は語る-名工の技と心-」と題した刀剣の展示に伴う
関連の行事でした。
現地に着くと甲冑を身に付け鉄砲をセッティングしてる人々や、武道着でスタ
ンバイしてる人とともに、観客席(ロープでエリア確保してある外周の立見)
には既に多くの人が陣取り、予定より遠くからの観覧になってしまった。
しばらくすると大筒から轟音と白 . . . 本文を読む
10月の3連休、秋晴れLadyで出動した。
日差しは強いが空気が澄んで、走ると気持ちいい。
混んでるルートを避けながら進むと、初めの目的地からだんだん外れた。
そこで、思い切り目的地を変更し、榛名方面へ向かった。
昔、営業車でよく走った山道をオープンカーで走るのは爽快だが、
この時期、ちょっと肌寒い。
途中、民族資料館があったので寄り道した。
やはり榛名神社関係の資料が多いが、明治になる . . . 本文を読む
爽やかな秋、Ladyでドライブして国の重文「彦部家舘」を訪れた。
随分前に一度行ったことがあったが、付近まで来てちょっと迷ってしまった。
が、何とか到着、元は外郭または馬出しと思われる長屋門の30m位手前の駐車
場へ止めようとしたが満車。キョロキョロすると坂を下った先の道路の反対側に
大きな駐車場があったので、そこへ止めたがけっこうなクルマの数だ。
混んでると思ったら、中でXX紬の . . . 本文を読む