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WHITE JAZZ

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映画『自虐の詩』

2007年04月15日 03時37分22秒 | 映画
業田良家『自虐の詩』の映画化が決定した模様。

この作品は超をいくつつけても足りない名作中の名作なんだけど、はっきりいって今回の映像化は大きなお世話、勘弁してくれと声高に叫びたい気分である。マジこの作品だけは見逃してやってくれ。

この作品は業田良家の漫画じゃなかったら、ただの陳腐な悲喜劇に終わってしまう気がする。
たとえ監督に堤幸彦、出演は中谷美紀(幸江はもっとブスであるべき)と阿部寛という、『ケイゾク』と『トリック』を足したような豪華な布陣による制作であっても、あの感動を映像化することは100%無理。

怖いのは、この映画の失敗によって世間一般に原作の不当な評価が広まることなんだよなあ・・・。なんだか『ALWAYS 三丁目の夕日』と同じ匂いがするんだよね。

どろろ2&3

2007年02月22日 16時13分24秒 | 映画
映画『どろろ』の2と3の公開が決定した。
オレは柳下毅一郎さんの感想をHPで読んで大爆笑したものだが、この映画が地雷だなんて薄々みんなも気づいているのでは?誰か止めてやれよ。

柳下さんといえば、FBBが今週『映画欠席裁判3』を刊行するというのでね、とても楽しみ。『どろろ』批評も載ってないかな。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版

2007年02月12日 13時25分16秒 | 映画
劇場版エヴァ四部作の第一作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(なぜ字体を変える必要があったのか?)の公開が、9月1日に決まったとのこと。

一体どうやってあれの続編を、しかも四部もと思っていたら、どうやら一~三部は単なるアニメ版のリメイク+加筆らしい。
10年も経ちゃあアニメの技術も大幅に進歩してるだろうし、あんまり焼き直ししすぎて別物になるのは個人的には避けて欲しいとこだけれど、それじゃあ新たに公開する意味が無いのでたぶん原型をとどめない出来になるでしょう。
単なる蛇足に終わる可能性が高そうだけどね。

他のオタのみなさんがどう思ってんのか気になるところだけど、とりあえずオレ(も一応元エヴァオタ)は観にいかないよ。もうさほど興味ねーから。



ハミングライフ

2007年02月04日 00時09分51秒 | 映画
中村航原作の映画「ハミングライフ」が、1月下旬から公開されるらしい。監督も主演も知らねーやつだし、原作もそんなに面白くはなかったから観にはいかないけど、気にはなるな。

完全に夢の世界にいっちゃってる少しイタい女の子が送る、アナクロで手垢のついたラブストーリーが、このIT化社会を生きる若者にどれだけ響くのか。セカチューで泣いたバカどもが今回も飛びついてくれればいいが。

音楽監督は河野丈洋。そうきたか。松本素生よりはいいけど。もしかしてインスト楽曲は初挑戦か?音楽だけ期待。
公式HP見たら、出演のとこにさりげなく石原聡の名前が・・・どんだけGOINGリスペクトの映画なんだよ。

映画『蟲師』

2007年01月24日 12時59分46秒 | 映画
先日完成試写会が行われたらしいんだけど、こんなの作ってたことなどオレはすっかり忘れてた。けっこう注目。

オダギリジョーがギンコってのはけっこういいキャスティングかもしれんけど、やっぱヅラかなんかかぶんのかね。漫画原作の実写化って、無理に原作通りの格好にする必要ないと思うんだけどなあ。
問題は、漆原友紀の描く世界観、アトモスフィアといったものをどこまで再現できるかってこと。
監督が大友克洋って・・・この人に実写なんて出来るのかよ。

なんだかんだで結局観にはいかねーんだろうけど。

『DEATH NOTE』スピンオフ映画制作決定

2007年01月23日 04時44分14秒 | 映画
小畑健の逮捕事件などなんのその、無事公開された映画『DEATH NOTE』後半が、興行収入51億円、観客動員415万人を突破したそうだ。
コミックは2300万部を突破したっていうし、こんなアブねー思想の漫画が社会現象になっていいもんなのかね。ガモウひろしもここまで売れるとは思わなかったろうに。

さらには来年に「L」を主役にしたスピンオフ映画の公開も決定してるとのこと。Lが主役ってことは、西尾維新がトリビュートした『アナザーノート』のことか?「このミス」でけっこう評価高かったなアレ。本編の後半はテレビでやっても見ないだろうけど、こっちのは見たい気もする。瀬戸朝香の南空ナオミもカッコよかったし。

映画『魍魎の匣』続報

2007年01月09日 21時43分55秒 | 映画
どうやら永瀬正敏が体調不良のため降板、関口巽役は椎名桔平になったんだとか。
うーん、永瀬のほうが貧乏そうな感じがして関口にはぴったりだったんだけど(前作ではぼそぼそと何喋ってるかわからんかったが)、個人的に椎名桔平が大好きなので期待が高まります。
中蝉寺役は堤真一。当たり前、これ変わってたら観ねえよ。会見の写真でなぜかオールバックになってたのが不安だけど。オレの中で阿部寛の榎木津はナシなんだけども、まー他のメンバーは変わってないようで、しょうがありませんな。
上海ロケもあるっていうけど、どこだ?例の研究所かね。

映画『魍魎の匣』

2007年01月08日 13時00分19秒 | 映画
『魍魎の匣』の製作発表が行われたとのこと。
まさかとは思ってたが、これも映画化するんかい。しかも監督変わってんじゃん。まあ『姑獲鳥の夏』があのありさまだったからな、もう実相寺は見放したんかね。
原田 眞人って『狗神』の人か・・・うーん作品の雰囲気はうまく出せそうじゃないかな。
しかしこのくそ長い物語をどう2時間ちょいにまとめるんかね。原作が傑作だっただけに脚色が気になるところ。

北の零年

2007年01月06日 01時03分22秒 | 映画
録画しておいた行定勲監督の『北の零年』を見た。

これ、色んなレビューですげえ酷評されてたのを覚悟でみた(なんでかっつうと出演者が良かったから。トヨエツとか)んだけどね、思ったほど酷くはなかったよ。
時代背景に突っ込みどころが満載なようだけど、オレはそんな時代知らないしw。まあ確かに冬の描写とか、開墾の様子とか、雪国の人がみたらキレかねない甘さはあったかな。
あと、細部をはしょりすぎ。突然の展開についていけないとこもしばしば。阿部サダヲはいつの間にあっち側についたんだ!?
んで香川照之と渡辺謙のラスト。あれは勧善懲悪に囚われないっていったら聞こえはいいけどね、ただ脚本家が収拾つかなくなって放棄したとしか思えんよ。ぐだぐだなエンディング。

ただ、物語後半、渡辺謙が・・・・の展開、オレはすっごく好きです。何の説得力も裏打ちも伏線もない展開だったけど、普通に好き。
それと大島ミチルの音楽、これはマジでよかった。BGMにこの映画はだいぶ救われてる。サントラ欲しいなー。

感動した映画ランキング

2006年12月31日 15時38分36秒 | 映画
今年の「感動した映画ランキング」1位は予想どうり『DEATHNOTE』だったそうで。テレビで前編だけ観たけど、原作読んでたからかね、どこが面白いのどこが。って感じでした。この映画の一番の見所は、藤原竜也と鉄人の日常会話。どこの世界にあんな芝居がかった会話をする親子がいるんだよw。
2位に『海猿』。アメリカで上映した際に、クライマックス、日本人の誰もが涙を流した某シーンでアメリカ人は大爆笑したというニュースは、オレを笑わせてくれました。
4位が『手紙』。東野圭吾、相変わらずもうけるねえ。山田孝之と玉山鉄二のイケメン不自然兄弟、ヒロインに沢尻エリカ様(笑)。流行に乗ったキャスティング。観たくねー。
5位は『ALWAYS 三丁目の夕日』。柳下毅一郎が自身のサイトで「この映画つくったやつ、殺す!」と言ってた記事には笑った。堤真一は相変わらずかっこいい。
以上、どれも観たくありません。

実相寺監督の『姑獲鳥の夏』には期待はずれ。でも堤真一の京極堂はかっこよかったからいいや。
他にも何本か見たなテレビで。でもあんま記憶にない。

来年はとりあえず、ひさしぶりの岩井俊二監督、『市川崑物語』が楽しみ。
そして『パビリオン山椒魚』。音楽監督に菊地成孔ってのがまず第一の理由なんだけど、何気に津田寛治も出演してんだよね。オダギリジョーも好きだしな。