宇宙の循環

「宇宙の循環」

地球には、山が在って湖が在って

海が広がっている。

山に降り注いだ雨は湖に溜まり

河から海へと広がっていく。

海では海流となり、地球を巡っている。

地球の中で考え、人が知り得ること

だけでも、実に壮大だ。

循環を宇宙に広げると、想像出来ない位だろう。

そんな宇宙の壮大な循環に

地球が含まれて一部となっている。

そうだね。宇宙の循環を今感じるね。

君は自身の内に広がる宇宙に

きっと今、内なるミラーに感じ取る。

そして、そのうねりを正に実感している。

有り難う。

水に触れ、その循環を感じる

「水に触れ、その循環を感じる」

水に触れる。意識して触れる。

顔を洗うにせよ、洗物をするにせよ

その長く壮大な水の循環の

エネルギーを共有してみる

柔らかい水や硬い水

それぞれの個性あるエネルギーを

感じることができる

人が水分を摂って身体に入れること

とは異なる

異なるループを見たいから

そのエネルギーを感じたいから

触れてみる

その時、君はあることを感じる

きっと新しい何かを見付ける

主張は静寂の中に」

「主張は静寂の中に」

静寂の中に音を探してみる。

まだまだ静寂の中に音がいた。

それは音ではないかも知れない。

誰かの想いの様にも感じる。


多くの人がいろんな主張をする

しかし人々の心に届かないものもある。

人は得てして雑踏の雑音の中で

主張することが多いから

どんな大声でも雑音にかき消されてしまう。


静寂はこの宇宙で共有された最も

アクセスし易い領域である。

言葉足らずだが、この表現が近い

静寂の中に主張すると良い。


静寂の中に主張する方法


先ず、自身の心を静寂にして

主張を柔らかな想念の言葉に置き換える。

この状態はまだ内にある。

そして、想念を解き放す。

ここが大事だ。自分がその想念を止めて

静かに解放するということだ。

それは、この静寂をそっと

壊さないようにしておくためだ。


例えば軽い軽い葉を

波ひとつない池に置く様に

そっと置いて放す感覚だ

想いはきっと澄み切った池の上を

多くの人の静寂の中に

伝えて行くであろう。

貴方はもう充分優しいよ

「貴方はもう充分優しいよ」

貴方はもう充分優しいよ

このままでも充分優しいよ

昨日も私は見ていました。

貴方は気付いていないかも知れないけど

優しくされていましたよ。

何が？何処で？いつ？

と訊かれましたね。

そのほとんどの時間ですよ。

静かに景色を見ておられた時も

そうでしたよ。

景色は貴方に感謝していましたよ。

いつも、優しく気に掛けてくれて、有り難うと。

落葉

「落葉」

あの軽い枝葉が木から

落ちることさえも

何かが、誰かが

動いて初めてそうなった。

そして、落ちていくヒラヒラの

軌跡も、落ち着く先も

すべての時間と空間にいる

存在たちが一つ一つ出していった

答えの結果なのだ。

その意味はすべての時間は

すべてのものに

とても貴重なことが分かる。