窓の外の景色

「窓の外の景色」

電車に乗るとみんなスマホ

見てる人ばかりだね。

窓の外の景色を見る人は

もういないようだ。

もう見る人がいないからきっと

外の景色はさぼっている。

やはり。真っ白じゃないか。やはりね

でも、一番私が面白く予感してる事は

貴方がこのメッセを読んで

ふと窓の外を見てしまった事だ。

さぼられない様に気を付けてね。

羊の幸せ

「羊の幸せ」

私には幸の字の中に羊が見える

土と羊が見える

目を閉じて想像してみる

羊は土と草があるだけで

充分幸せと思った

それ以外に思い描けないんだ

人間の幸せもそんなものじゃないか

いろんなものを剃り落としていった

そのシンプルな姿に幸せが

大きく包み込むのではないか。

お月様が唄う

「お月様が唄う」

昼間に浮かぶお月様を探してごらん

雲の合間にちゃんとお月様が見えるんだよ

夜に凄く輝き微笑んでくれているけど

昼間のお月様はそんなに見られていないからさ

誰に話かけられることもなく

ゆっくりしているんだ

ゆったり、唄っている時もある

そんな昼間のお月様を見てると

また、楽しいものだよ

紅葉の葉

「紅葉の葉」

紅葉の見事な姿はだれも綺麗と思うだろう

この紅葉が他の黄葉した葉と混ざると

さらに鮮やかだね。

一丸となって集合して

そして一斉でもなくとも

その細かな色合いとなり美しさとなる。

一つ一つの個性の違いが色となって

集まって演出してくれるから。

秋は実に楽しい。目が幸せになるね。

彼らはすべてを捨てて解放して

次の命になる魂のゆえに美しいのだ。

さざ波のビジョン

「さざ波のビジョン」

さざ波は軽いよね

軽く風に任せているよ

水しぶきも 飛ぶよね

そう 水しぶきを上げるのはね

楽しいことなんだよ

とても楽しいことだろ？

共に遊んでいる姿があるでしょ

風と水が遊んでいて

お互いに 分け合っている

その姿は、美しいよね

だから自然を見ると心が落ち着く

心が落ち着くということは

遊んでいる姿を見るから安心するんだ

そう 動いている姿は

神のハーモニーに合わせているんだよ

今日はここまで