今まで感じなかった海の一面
太平洋の南端に立ち
暫し海原遠く見渡して見た
陸地はここで終わり
もしこの海が干上がったら
何処まで行っても砂漠のような
土地が続く建物もなく
遠い南洋の島がポツンと
時々あるだけ
海が有るから海として眺める
でも水が無ければ無の様に感ずる
その土地に向かい思う
何も無い向こうを見て思う
何も無い向こうに自分を
写し見る
写し見た内側
時には自分をみていたい
自分の存在を確認したい
何かが変わる、いや
自分の何かを変えられる様な
気持ちになる
力が涌き出る様な気持ちに。