野党が公約を作るとしたら、自民に絶対に出来ない事を掲げないとダメ

野党が公約を作るとしたら、自民に絶対に出来ない事を掲げないとダメなんじゃないか？と思う。

コロナで生活がダメージを受けている中、オリンピックのゴリ押ししかやろうとしない自民と、コバンザメの如く利権にくっついているだけで何もしない公明。

流石に変えるしか無いなと思っているが、野党の情報発信がまた貧弱だ。これではニュースにもならないし、支持も広がらない。またとないチャンスなのになぁと。

「保守派」という名の老害が仕切る、今の自民。森喜朗の発言を見ても、「女性」問題を切り口にすると、差が出やすいだろう。

１．「夫婦別姓を選択できる制度」の創設。

２．「天皇を男子継承でなく、長子継承に」改める。

などはどうだろう？ 結婚すると、名前が変わるというのは、確かに仕事人からすれば、大きな負担だ。
職場の女性も、以前は改姓していたが、最近は「旧姓」を、「通称」として事実上使っている。
勤務先は、本当の事を言うと、制度は無い。男性が意地悪しているのではなく、コンピューターがちょっと古いので、プログラム修正が出来ていないだけで、実態は既に先に進んでいる。

また、秋篠宮家の一連の問題を見るに、やはり、天皇家の子供が、継いだ方が相応しいなと思う。
これには、自民保守派が強硬に反対しているので、恐らく、公約には出来ないだろう。
自民も、若手は決してそうではないが、二階に何も言えない所を見ると、黙って従うだろう。
しかし、国民は「８６％が愛子天皇を望んでいる」という結果が出ている。これを公約にするのは、大きな武器になる。

また、自民は骨の髄まで、利権の味方である。しかし、野党にはその旨味が無いので、逆に言えば、好きな様に決められる。

３．「東京オリンピックの中止」を、公約に掲げるべきだろう。
世論に従うなら、これが自然だ。

４．「ＰＣＲ定期検査の実現」「検査の自由化」。
も、ネット右翼を煽って、一部若者の支持を取り付けている今の自民には出来ない約束だ。
日本の検査がちっとも増えないのは、厚労省が縄張りに拘っているのも一因だ。
この点も、官僚支配が与党より薄い、野党の方が実現出来る可能性が高い。

５．「マイナンバー関連事業の委託禁止」。
も、重要だし、パソナ竹中をブレーンに迎える自民には出来ない芸当だろう。
差配をする言い訳で、電通らがこの手の事業に深く食い込んでいるが。こんな言い訳を垂れ流すマスコミも勉強が足りない。
丸投げでなく、企業連合に受注させればいいだけだ。丸投げを許せば、必ず、ピンハネが起き、無駄な費用が掛かるだけでなく、責任関係も曖昧になり、出来上がるアプリの品質も下がるのだ。

マイナンバーを有効活用し、アプリ等を整備しようと、色々なＤＸ的動きが見られるのはいいが。
そのＩＴ事業が、中国関連企業に丸投げされ、マイナンバーがダダ漏れになっているのはご存じだろうか？
毎日新聞が記事にしているが、ネットでは、有料記事にしかなっていないので、知らない人も多いだろう。
機密を守る事よりも、安い下請けに出して、利幅を稼ぐ事しか考えていないのが、今の日本の経営者だ。
国をダメにしているのは、むしろ経営者の方で、労働者の質が低い訳では無いのだ。

自民は、何かと言うと、「野党では国防が心配だ」と煽るがそうだろうか？　ロシアにも中国にも、やられっぱなしではないか？
国家の機密が、共産圏に結果的に漏れるようでは、何が「国防」だという感じだ。
与党の腐敗や、失点を、巧みに、公約に取り込んで「違いを演出」する事が出来ないと、政権は遠いだろう。