先日、NEWSZEROに星野さんが出てらっしゃいました。
まだキャスターとしてご出演の機会があること自体が驚きなんですけど、読売に都合のいいことをおっしゃってくれる役回りなんでしょうね。
またなにをおっしゃるかと見てました。
WBCの出場辞退した選手たちに苦言を呈す、というお立場だったんですが。
「出たくないなら出さなきゃいい」とおっしゃったかと思うと、「 辞退できないようにするルールが必要」だから「コミッショナーに強い権限を与えるべき」
「でもこういうことで規則を作るなんてダメ、恩返しとして喜んで出るような野球界であってほしい」だそうです。
えーっと(^_^;?
出たくなければ出るな→でも辞退は禁止すべき→ルールで縛るべき→でもルールなんてダメ、自由意志で出るべき。
…ほんの数分間でこの展開は。
支離滅裂、って言ったら怒られますか?
なんかねえ、厳しいと思われたい、でも心が広いと思われたい、みたいな、両立し得ない欲求を両方満たしたくて眼が泳いでる。媚びを感じるのがすごくイヤです。
どこからも批判されたくないんだろうなと、そういう態度だからなお批判したくなるんですが。
中日の選手が出ないことをまだむしかえしてらっしゃいますし。
見なければ文句もいわずにすむので、一日でも早く、ストナとイオンのコマーシャルの契約期間が終了してくれることを祈ります。
んで。
出ないこと自体はいいんですよ。怪我してるとか不安だとか、そういうことはきっとみんな事実だと思います。
でも、漏れ聞こえてくる球団上層部の感想が皆、「出しても何の得にもならない、名誉でもなんでもない」ということで一貫してらっしゃるのがなんとも。
上がそういう風に思ってるのなら、もしかして出たいなあと思ってる選手がいらしても、逆らって出たいとはいえないんではないかと、それはちょっと心配になりますかね。
荒木選手だったか井端選手だったか、アライバさんのどちらかが、前回の大会の辞退をすごく後悔してらしたと聞いたことがあるんです。
近眼だったので思い切ってレーシックの手術を受けられたそうで、それが前回大会の直前だったせいで不安があって辞退したそうなんですが、術後の経過がすごく良くて。こんなことなら出ておくんだったと。
もともと日本代表にすごく憧れがあったそうです。
落合監督はそういうことに憧れのかけらもお持ちでない方なので、選手のそういう気持ちを汲み取って上げられるのか、少々心配ですね。
(でも、成功でよかったですね。レーシックって確かに視力はよくなるけど、人によって距離感がおかしくなることがあるそうです。確かヤクルトの選手で、後遺症で引退を余儀なくされた人がいらしたような。
友人の知り合いが、眼鏡はいらなくなったんだけど、手元の焦点がとっさに合わないそうで、車を運転しててたとえばラジオなんかいじろうとしても、操作盤との距離がつかめないんですって。”距離が取れない”って野球選手としては致命的じゃないですか?)
WBCの優勝が記憶に残ってるところに裏腹な北京の大失態で、なんだかめんどくさい事態になって、王監督はまたしてもやっぱり大変で。
もーイライラというか、ぐじぐじというか、心晴れない日々だったんですが。
野球における尊敬する先達の皆様のブログにコメントさせていただいたり、つたない意見にお返事をいただいたりして、やっと落ち着きました。
(ネット社会って、いろんなことに無知な私にとっては、そういう形でお世話になることが本当に多い、ありがたい場所なんですが。舞台に関しても先達がたくさんいらして、いろいろ教えていただきました。大半はメーリングリストで知り合った方でしたが、唯一自分からメールさせていただいたあずきあらいさんには、一度だけお会いしたことがありました。あずきさんはその後お元気でしょうか?今も日本の真ん中あたりでお暮らしでしょうか。)
で、思い出しました。そうでした。
WBCに出るのって「損な事」だったんです(^_^;。
うっかり優勝なんかしてしまって、めっちゃ盛り上がって、ちやほやされたので、つい忘れてました。出たら損するんです。3年前は今よりずうっと、そんな空気が蔓延してました。
得するかも?みたいな計算とか、色気を出した人がいるから、今回めんどくさいことになってるんですが。損だとはっきり言い切ってしまえばいいんですね。
前回は、損だとみんな思ってたし、たぶん出る選手たちも損は分かった上で、でもプライスレスな価値を求めて出たはずでしたよね。
あの有名な求人広告、探検家のアーネスト・シャクルトン卿が1914年にロンドンの新聞に出した広告。
探検隊員求む。至難の旅。
わずかな報酬。極寒。暗黒の長い月日。
絶えざる危険。生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。
この素っ気無い広告に、英国中からおとこぎのある応募者が殺到したのでしたよね。
WBCも、いっそこういうスタンスで臨んでみたらどうかしら、と思います。
至難の旅。わずかな報酬。耐えざる誤審。みたいに。
それでも出たがる、腕に覚えのたわけ者は、きっと日本プロ野球界にいっぱいいますよね。そういうバカな人だけを集めたいような気もします。
ただ、ホークスからあまり選ばれそうな気がしない(^_^;。びりですから仕方ないですが、正直ちょっとさびしいと思う私は、王監督の思想に染まってるようです。
まだキャスターとしてご出演の機会があること自体が驚きなんですけど、読売に都合のいいことをおっしゃってくれる役回りなんでしょうね。
またなにをおっしゃるかと見てました。
WBCの出場辞退した選手たちに苦言を呈す、というお立場だったんですが。
「出たくないなら出さなきゃいい」とおっしゃったかと思うと、「 辞退できないようにするルールが必要」だから「コミッショナーに強い権限を与えるべき」
「でもこういうことで規則を作るなんてダメ、恩返しとして喜んで出るような野球界であってほしい」だそうです。
えーっと(^_^;?
出たくなければ出るな→でも辞退は禁止すべき→ルールで縛るべき→でもルールなんてダメ、自由意志で出るべき。
…ほんの数分間でこの展開は。
支離滅裂、って言ったら怒られますか?
なんかねえ、厳しいと思われたい、でも心が広いと思われたい、みたいな、両立し得ない欲求を両方満たしたくて眼が泳いでる。媚びを感じるのがすごくイヤです。
どこからも批判されたくないんだろうなと、そういう態度だからなお批判したくなるんですが。
中日の選手が出ないことをまだむしかえしてらっしゃいますし。
見なければ文句もいわずにすむので、一日でも早く、ストナとイオンのコマーシャルの契約期間が終了してくれることを祈ります。
んで。
出ないこと自体はいいんですよ。怪我してるとか不安だとか、そういうことはきっとみんな事実だと思います。
でも、漏れ聞こえてくる球団上層部の感想が皆、「出しても何の得にもならない、名誉でもなんでもない」ということで一貫してらっしゃるのがなんとも。
上がそういう風に思ってるのなら、もしかして出たいなあと思ってる選手がいらしても、逆らって出たいとはいえないんではないかと、それはちょっと心配になりますかね。
荒木選手だったか井端選手だったか、アライバさんのどちらかが、前回の大会の辞退をすごく後悔してらしたと聞いたことがあるんです。
近眼だったので思い切ってレーシックの手術を受けられたそうで、それが前回大会の直前だったせいで不安があって辞退したそうなんですが、術後の経過がすごく良くて。こんなことなら出ておくんだったと。
もともと日本代表にすごく憧れがあったそうです。
落合監督はそういうことに憧れのかけらもお持ちでない方なので、選手のそういう気持ちを汲み取って上げられるのか、少々心配ですね。
(でも、成功でよかったですね。レーシックって確かに視力はよくなるけど、人によって距離感がおかしくなることがあるそうです。確かヤクルトの選手で、後遺症で引退を余儀なくされた人がいらしたような。
友人の知り合いが、眼鏡はいらなくなったんだけど、手元の焦点がとっさに合わないそうで、車を運転しててたとえばラジオなんかいじろうとしても、操作盤との距離がつかめないんですって。”距離が取れない”って野球選手としては致命的じゃないですか?)
WBCの優勝が記憶に残ってるところに裏腹な北京の大失態で、なんだかめんどくさい事態になって、王監督はまたしてもやっぱり大変で。
もーイライラというか、ぐじぐじというか、心晴れない日々だったんですが。
野球における尊敬する先達の皆様のブログにコメントさせていただいたり、つたない意見にお返事をいただいたりして、やっと落ち着きました。
(ネット社会って、いろんなことに無知な私にとっては、そういう形でお世話になることが本当に多い、ありがたい場所なんですが。舞台に関しても先達がたくさんいらして、いろいろ教えていただきました。大半はメーリングリストで知り合った方でしたが、唯一自分からメールさせていただいたあずきあらいさんには、一度だけお会いしたことがありました。あずきさんはその後お元気でしょうか?今も日本の真ん中あたりでお暮らしでしょうか。)
で、思い出しました。そうでした。
WBCに出るのって「損な事」だったんです(^_^;。
うっかり優勝なんかしてしまって、めっちゃ盛り上がって、ちやほやされたので、つい忘れてました。出たら損するんです。3年前は今よりずうっと、そんな空気が蔓延してました。
得するかも?みたいな計算とか、色気を出した人がいるから、今回めんどくさいことになってるんですが。損だとはっきり言い切ってしまえばいいんですね。
前回は、損だとみんな思ってたし、たぶん出る選手たちも損は分かった上で、でもプライスレスな価値を求めて出たはずでしたよね。
あの有名な求人広告、探検家のアーネスト・シャクルトン卿が1914年にロンドンの新聞に出した広告。
探検隊員求む。至難の旅。
わずかな報酬。極寒。暗黒の長い月日。
絶えざる危険。生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。
この素っ気無い広告に、英国中からおとこぎのある応募者が殺到したのでしたよね。
WBCも、いっそこういうスタンスで臨んでみたらどうかしら、と思います。
至難の旅。わずかな報酬。耐えざる誤審。みたいに。
それでも出たがる、腕に覚えのたわけ者は、きっと日本プロ野球界にいっぱいいますよね。そういうバカな人だけを集めたいような気もします。
ただ、ホークスからあまり選ばれそうな気がしない(^_^;。びりですから仕方ないですが、正直ちょっとさびしいと思う私は、王監督の思想に染まってるようです。