2015年4月15日がXデーか！？

少し気が早いかもしれませんが、今後の日本外交の幾末を考えてみます。

北朝鮮の核ミサイル開発の過去の経緯をみる限り、中国が常任理事国である国連安保理でどのように非難決議をしようが、中国が議長国である六カ国協議をどのように開催しようが、結果的に北朝鮮は核開発をまったく止めていません。むしろ技術的には進化しています。

2006年、2009年、そして2012年と、確実に約3年周期で大陸間弾道ミサイルの発射実権をしています。

もしも、今回4月16日までにミサイルを発射し、その直後に核実験を行うとするならば、それはさらに3年後、2015年に核弾道を積んだミサイルを発射する時期を迎えるとのメッセージにも受け取れます。

そして、この北朝鮮問題を話題にしている間に、中国共産党政府は着実に人民解放軍の海軍力を強化し、原子力潜水艦でバシー海峡を抑え込む手はずをこの3年以内に整えるはずです。

残された期間はあと3年・・・やはり2012年、本年中に北朝鮮の金体制崩壊に追い込み、中国を強烈にけん制する外交政策が日本政府に求められます。これはもう待ったなしです。

その自覚もなく、民意を反映しない内政問題で任期いっぱいまで引っ張る気でいる民主党政権には一刻も早く下野していただきましょう。日本が持ちません。