
TeamsやZoomのマイク・カメラOn/Off、画面共有の開始/終了などで地味に便利なマクロキーボード。
キートップが印字されているタイプは4000円前後するが、
無刻印であれば半値の2000円くらい(多分aliexpressだと1200円くらい)。
中身は、Sayo Deviceというプログラマブル・キーボードで、
Sayo Device v2というソフトでキー設定のカスタマイズできる。
Key Modeを選んで設定という流れだが、各モードは下表のようになっている。
Key Modeの種類 | 概要 |
Default | キーボードマクロモード |
Mouse Mode | カーソル移動、クリックの設定 |
Multimedia control | 再生・停止、前曲、次曲等のメディア制御に特化したモード |
Two-step operation | キーの押下、復帰それぞれにキーボードマクロを設定するモード |
Game controller | ゲームバッドのボタンに対応するモード |
One-key password | パスワードなどの文字列のワンキー出力モード |
上で貼ったTeams/Zoom用キーボードは、Defaultにて対応するショートカットがマクロ登録されているように、
大体はDefaultで使うことになると思う。
コピーのショートカットであるControl + Cだと、Modifier KeyにControlを(LeftでもRightでもいい)、General KeyにCを設定する。
あとModifier Keyは同時押しにも対応しているので、こんなこともできる。
少し油断すると中国語が出てくるいい加減なインターフェースだが、直感的なので大体は思った通りの設定が出来ると思う。
ただ、One-key passwordでの記号の扱いに癖があるので、その対策というか工夫について書く。
癖というのは、passwordで登録した文字列は下記の英語キーボード配列でのキーマクロとして出力されるというものだ。
例えば、メールアドレスをワンキー入力する場合、記号@が含まれるが、これはJISキーボードでのPの右のキーでは無く
Shift+2のキーと認識・出力される。英語キーボード環境であれば@が出力されるが、日本語キーボード環境では"になる。
したがって、登録文字列の@に相当する箇所を[にしていると、Pの右のキーだと認識されて、@が出力される。
もうちょっと多キーのバージョンだと、Stringsモードというのがあり、
そっちだとキーマクロではなく文字列での出力になるのでより簡単かもしれない。
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