goo blog サービス終了のお知らせ 

桃ブログ

まあ、日記かな

12月の歌舞伎座にいってきました。

2005-12-27 16:45:09 | 歌舞伎
サッカーばかりに夢中になっていましたが、こちらが一段落したので、待ってましたと友人と12月の歌舞伎を見てきました。

見た演目は昼の部で、今月は中村勘三郎さんに福助・橋之助ご兄弟、勘太郎・七之助ご兄弟、玉三郎さんと人気役者さんが顔をそろえていますので、客席も大賑わいであります。

最近ご無沙汰だったので、出だしは集中力に欠けてウトウトしてしまいましたが(^^;ゞどれも面白かったです。

★弁慶上使
 義経さんの奥方(?)の卿の君さんが、乳人の侍従太郎の館で懐妊の為に静養しています。実はこの中の卿の君さん平家出身ということで、頼朝からのお使い(上使)としての、武蔵坊弁慶に首を討てとの命令がくだります。
 しかし、主君の義経さんの奥方を討てる訳もなく、侍従太郎は身代わりを仕立てて難を逃れようとします。
 そこで、目を付けられた腰元のしのぶさん。しかし、用事で館に訪ねてきていたしのぶの母おわさが、十八年前に一度だけ契った、しのぶの父にあたる人に娘を会わせるまではと、頑なに拒みます。
 侍従とおわさが争っていると、奥から物も言わずに弁慶がしのぶを刺してしまいました。嘆き悲しむおわさ。
 そこで、弁慶は自分こそがおわさの相手、しのぶの父だと語り始めます。。。。

以前にこのお芝居は見たので、一体誰が弁慶だったかと、それを思い出す方に夢中になり、弁慶が娘を思って泣くのが見所なんですが、寝てしまった。
侍従の弥十郎さんが威厳があってとっても素敵でした。また腰元しのぶ役の新吾君(弥十郎さんの長男)は、初めて見たときよりもずっと上手くなってました。
最初に見たのは小六の時で、大きな小学生と思ったのですが、今日は上手く大人の中にとけこんでいて、初々しさがとてもよかったです。

★猩々/三社祭
 水中に棲み、酒が無類に好きな聖獣、猩々(しょうじょう)。酒売りが酒を用意して待っていると、まもなく少年の姿をした二匹の猩々が酒を酌み交わし、舞いを踊り、親孝行な酒売りに汲めども尽きない酒の壺を与えて姿を消す。
演奏が長唄から清元に代わって
 船に、網を打つ二人の漁師が人形風に登場して、祭りの躍動感そのままに踊ります。

この踊りは初めてみたのですが、以前からお父さんの勘三郎さんと坂東三津五郎さんのコンビは素晴らしいと聞いていたので、一度見てみたかったのですが、この兄弟のずっと一緒に踊っているだけにそして、なにより若いので、息もピッタリだし颯爽としていてカッコいいです。
勘太郎さんはお父さんに仕草がそっくり、七ちゃんはちょっと線が細いけど、見ていて清々しさを感じます。
これから先ももっともっと見たい二人です。

★盲目物語
 織田信長の妹・お市の方を巡るお話です。夫と子供を殺され深い悲しみの中、その夫を滅ぼした兄の世話になるしかないお市を必死に慰める盲目の弥市。
 弥市はお市に密かに思いを寄せていますが、お市は、柴田勝家と結婚して木下藤吉郎の策略により窮地に追い込まれた勝家とともに自害してしまいます。
 弥市も共に果てようとしますが、お市の娘茶々を助け出し、また、茶々にお市の姿を重ね合わせてしまった為に、生き延びてしまいました。
 しかし、茶々が市の嫌った秀吉の側室になると、茶々の側をはなれ、落ちぶれていきます。そして、思いを寄せたお市のかわりに茶々を手にした秀吉と、その茶々の側を離れてしまった自分を嘆きつつ、いつまでもお市のことを思い続ける弥市のお話。

谷崎潤一郎の原作なので、艶っぽいお話でもあり、弥市と秀吉を勘三郎の二役。
絶世の美女といわれたお市を玉三郎という見ごたえ十分のお話でした。
しかも、この二人が芝居の中で三味線と琴を演奏、もうなんともお得な作品です。
勘三郎、玉三郎のコンビのお芝居はいろいろと見ましたけれど、今回のお芝居が一番しっくりくるような気がします。
谷崎文学がしっかりと根を張ってその上、二人が存分に芝居をしている、また、秀吉、お市など見ている側もよく知っている話なのですんなんりと溶け込めてしまうのかもしれません。
これは何度通ってもいいから見たいお芝居です。

というわけで、堪能しまくった12月の歌舞伎座でした。
来月は浅草歌舞伎に行ってきます。
若手の歌舞伎は毎年見に行っておりますが、久々に獅童君の歌舞伎が見れます。
一年の初っ端、いいお芝居が見たいです

歌舞伎座に、法界坊を見にいってきました

2005-08-22 14:43:00 | 歌舞伎
サッカー、サッカーと毎週騒いでおりまして、すっかりご無沙汰してしまった歌舞伎
テレビの中継や、DVDなどは購入すれど、やっぱり生の舞台はいいですね
今回は、歌舞伎座で中村勘三郎主演、串田和美演出の「法界坊」を見てきました。

法界坊はテレビを舞台で中村吉右衛門さん主演を見て、平成中村座にて一度見た作品です。
今回は、歌舞伎座の舞台で第3部という短い時間の制約もあってか、
かなりスピーディでテンポアップされていて、それがまた現代にあっているような
気もいたしました。
もちろん、きちんと最初に正統派「法界坊」を見たので、ツボを心得られたの事もあったかもしれません。

法界坊のお話は(ちょっと長くなりますが)
堕落し切った坊主の法界坊は、永楽屋権左衛門の娘お組にひと目惚れしますが、
お組は手代要助と恋仲で、もとより法界坊には目もくれません。
要助は、実は御家再興を期す吉田家の嫡男松若で、野分姫という許嫁のいる身。
法界坊は、そんな要助を陥れようとしますが、吉田家の下僕で、
道具屋に姿を変えている甚三郎に暴かれ失敗。
しかし、御家再興に必要な掛け軸を手に入れた法界坊は、それを手に武士になることを夢みて、
なんとか、自分のものにしようとお組を誘拐しようとしますが、これまた失敗。
争った挙句に、父親の永楽屋権左衛門を殺害します。
さらに今度は、野分姫をかどわかそうとしますが、拒否されると
『お組との仲にはじゃまだから殺すよう要助に頼まれた』と偽って、
野分姫を斬り殺します。しかしその法界坊も、甚三郎の手に掛かって、あっけなく絶命。
と思いきや、法界坊の嘘を信じたまま殺され、恨みを残す野分姫と
この世に執着する法界坊の合体霊となって姿を現し、
要助実は松若とお組を苦しめる執念深さを見せます。


最初は勘三郎らしさ一杯のお茶目でドジな法界坊ですが、目的の為には手段選ばず
次々と人を殺めて、最後には霊となっても苦しめつづけます。
まあ、そこは歌舞伎の様式美で、花四天が出てきて、形でおさめます。

最後は歌舞伎座ではありえない、カーテンコールの拍手に
出演者が出てきました。
まあ、勘三郎だからいいけど、
歌舞伎はなんとなく柝の音を聞いて余韻を楽しみつつ席をあとにするのがいいんですけどね

しばらくは自宅で鑑賞

2005-05-19 16:42:00 | 歌舞伎
すっかりサッカーにはまっているので、歌舞伎の方まで手がまわらない
ていうか、お金が無い(。。;;)
もちろん歌舞伎だって、サッカーだってお値段の張る席から、リーズナブルな席まであるので、
どちらも見たい私のようなものは、
リーズナブルな席で堪能しなくてはいけないと思うのだけれど、
でも、せっかく行くならいい席でみたいじゃん♪
その日一日は存分に楽しみたいじゃん♪
なので、どちらに行くにしても惜しみなくお金使っております。

。。。。ただいま、大貧乏ちう。。。。。

歌舞伎界では3・4・5月と勘三郎襲名という大イベントで、私も2公演は見たいなと思っていたのですが、チケット取れない&サッカーを優先で全くいけませんでした。
今になって、行けばよかったなぁと後悔
とりあえず、3月の襲名はビデオに録画したので、それを見て、DVDが出ているのでそれを物色しようかなと思います。

そういえば、火サスに福助さんが出てました。
役者の役で、事件を解決していくという。。。そんなもんはないわい!と思いつつ見ていたのですが、その昔、先代の勘三郎さんもサスペンスで謎ときをしていました。
思えばそれが私と歌舞伎の初めての出会いだったし、いっぺんで勘三郎さんをスキになったことを思い出します。
残念なことに勘三郎さんの舞台は生で見ることはできませんでした。
少し、節約をしてまた、歌舞伎も沢山見に行くといたしましょう♪

浅草歌舞伎に行って来ました

2005-01-16 16:13:13 | 歌舞伎
初詣を兼ねて浅草歌舞伎を観劇に行くのは、もう5年連続になりました。
浅草歌舞伎は若手を中心とした座組で、ここで初役・大役に挑戦しています。
今年は、市川亀治郎さん、片岡愛之助さん、中村獅童さん、中村七之助さん等が出演

御所五郎蔵。。。これは芝居の一幕を切り取った形で、主役と敵役が二人ずっと台詞を話す芝居でちょっと退屈でした><;;
登場はカッコ良いですけどね

鏡獅子。。。私が見たのは中村七之助さんの舞台。鏡獅子はお父さんの勘九郎さんの舞台と玉三郎さんの舞台を生で観劇し、他の役者さんもテレビで何度かみたことがあります。
技術的なことはわかりませんが、雰囲気的なものとかは、一番良かったと思います。
物語りの設定が、お殿様の前で娘小姓が踊るというもので、最初は恥ずかしがりながらもお殿様の前で緊張しながら踊る感じにリアリティがあって、とてもよかった。
先輩の方々だと、ちょっと色気がありすぎちゃうというか、それはそれで見とれるぐらいの美しさなのですが、初々しさがとても可憐でした。
逆に、ちょっといただけなかったのが、胡蝶の二人。
以前勘太郎さん、七之助さんが同年代で胡蝶をしていた頃をみているので、現在の二人の練習不足さに親の甘さを感じてしまいました。
今、きちっと踊らないと今後が心配になってしまいます。ぜひとも頑張っていただきたい

封印切。。。上方歌舞伎の作品。あまり上方のお芝居をみたことがなかったので、とても新鮮で面白かったです。ただ、私があんまり上方歌舞伎を好きになれない理由の一つであるのがちょっとかん高い声で叫ぶお芝居。ベテランの安定した役者さんだとまだいいのですが、若い人は声が上にいったり、下にいったり。。。ちょっと聞き取り難かったです。

ここ5年の中ではなかなか良かったのでは
いつか歌舞伎座の舞台で成長した彼等の姿を観たいものです

いよっ!中村屋!!

2004-12-21 19:28:28 | 歌舞伎
日曜日、例の戦いの勝利を信じて、ビデオに録画、私は歌舞伎座へとやってまいりました。
来年、中村勘九郎改め、中村勘三郎に襲名があります。
で、歌舞伎座最後の中村勘九郎芝居。
私は夜の部を見に行ったのですが、
もう最高です!
非常に面白かったです。

まずは鈴が森。。。これは浅草で同じ七之助で見たので、今一つ。。。
次は出雲の阿国さんのお芝居を玉三郎さんが妖艶に演じます。
ほんとこの方は品もあるし、立姿が綺麗ですし、踊りもうまい
ただ、お相手の方はもうちょっと頑張りましょう。私は仁左衛門さんとか海老蔵さんを見ているので
ちょっと差を感じてしまいました。
つづいては「たぬき」
これはお妾さんを囲う旦那が、夜遊びのあげくに死んでしまい、火葬場へと遺体が運ばれましたが、
そこで生き帰ります。そこで本宅にもどらずに密かに貯めたお金でお妾さんと悠々と過そうと思って、
お妾さんの家に行ってみると、そこには情夫といちゃいちゃするお妾さんが。。。
絶望した旦那さんはお金だけを取り戻し、別人となって働くのですが、、、
というお話しで、福助さんのお妾さん、勘九郎の太鼓持ちなどピッタリの役に笑いが絶えません

そして、もっと笑いが絶えなかったの、いえ爆笑劇場だったのが、
「今昔桃太郎」
桃太郎が鬼が島から帰ってきて、お宝で飲む打つ買う三昧
あっというまに使い果たし、ぶっくぶくの中年桃太郎になってしまった
それでも献身的に使える奥さんと弟子がじつは桃太郎に復讐をたくらむ鬼で
一生踊り続ける薬を桃太郎や村人に飲ませます。
そこからはラップ調の踊りがあり、
勘九郎がいままで舞台でつとめた踊りの数々をちょこっとづつ踊り、
倒れたところを桃の精に助けられ、踊ったことですっかり痩せて(うらやましい)
再び鬼が島へ鬼退治に出かけるというお話し

これは勘九郎の為に渡辺えり子さんが書き下ろした新作
実は初舞台が桃太郎だったということで、最後も桃太郎で、
そして中年だってやればできるぞをテーマに書かれたものです。

とにかく2度と出来ない舞台ということで、是非、DVDかテレビ中継をして欲しい作品でございます

ウルトラ千ちゃん♪

2004-11-22 15:21:48 | 歌舞伎
行ってきました。
案の定、寝ちゃいました
でも、面白かった^^

11月大歌舞伎昼の部を見てきました。
今回はなかなか席がとれなくて、西側2階後ろの桟敷だったので、花道が全く見えませんでした。残念!

でも、すべて初めて見る演目だったので面白かったです。
箙の梅(えびらのうめ)
芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
松栄祝嶋台(まつのさかえいわうしまだ)
の4つ。

片岡仁左衛門さんの孫で、片岡孝太郎の長男、千之助君は4歳。
最後の、松栄祝嶋台で若鳶の役を演じます。
まずは、おじいちゃんが頭の役で、ひと立ち回り。そこへお父さんの孝太郎が芸者さんでやってきて、
頭との恋模様を展開。
玉三郎さんのような目の覚めるような美人ではないのだけれど、リアルというか、心根もあるいい芸者さんを演じてます。
そこへ、若い衆を演じる愛之助くんと若鳶千ちゃんが登場!
全部が、おじいちゃんのミニサイズでお人形の様!
振りも型もきまって、三人そろって、ごあいさつ。
お父さんは緊張のせいか、噛み倒してます。ガンバレ、同世代!!

千之助です。よろしくお願致します!とハキハキとご挨拶
最後は三人そろって、はいポーズ!
そして、花道の引っ込みは、おじいちゃんにおんぶしてもらっての退場
やっぱり一番嬉しそうなのはおじいちゃんですね^^/

やはり、4歳ぐらいでお披露目するというか、お芝居がお遊びとして楽しいと思う年齢でやると、
一生懸命踊る姿も引き立つというもの。
ロビーには初舞台のお祝いに、おじいちゃん関係と思われる、京都の芸者さんからのお花が沢山
そして、おとうさん関係と思われる、「白い巨塔」俳優さんからのお花が届いてました。

ひさびさに観劇にいくだぁ

2004-11-19 17:39:31 | 歌舞伎
このところサッカー、サッカーと盛り上がっておりましたが、明日は久々のインドア
歌舞伎を見に行ってきます(あ、久々といっても月1じゃないか(^^;))

今回のメインは片岡家の祝い事、千之助君の初舞台
和楽という雑誌でずっと連載を見ていただけに期待大!
しかも、「お祭り」という演目での役をやるそうなのだが、大好きなウルトラマンのポーズに似た振付をしてもらったそうで、本人もノリノリだそうです。

お子ちゃまの出る舞台はどうしても、お昼になってしまうので、せっかくのお休みでも朝から大忙し!
で、朝ご飯も食べずに出てきて、いきなり休憩時間にごちそうを食べる→次の芝居で寝てしまう。。。
最近こういうパターンが多いんです(。。;)
前の日、早く寝ればいいんでしょうけど、それができないダメ人間ですから。。。

10日の行動_その2

2004-10-12 11:12:07 | 歌舞伎
友人と待ち合わせていざ、三越6F、三越歌舞伎へ
出演は市川亀治郎片岡愛之助中村獅童の今売り出し中のお三人さん。

出し物は、
双蝶々曲輪日記の角力場
弁天娘女男白波の浜松屋店先より稲瀬川勢揃いまで
の2作品。
弁天~のほうは、弁天小僧とか、「知らざぁ、いって聞かせやしょう」のセリフ、五人お揃いの着物に傘で並んでいるのをご存知の方のいると思うのですが、
日記の方は私も初観劇。

愛之助さんの素人力士と獅童の関取のやりとりが主だったのですが、
まったくといっていいほど、動かない(お相撲さんだから威風堂々とどっしりしている)。
いつもはイヤホンガイドという便利なアイテムがあるのですが、ここでは無し。
歌舞伎座の筋書きとちがって話が追えない。
さっき、朝ご飯をたべたばかり、わりと朝はやかった、私たちも身動きがとれない、

,○O0o。。。.(_”,”_)zZZZ
爆睡です。
もう、ぐっすりと眠らせていただきました。

休憩時間をはさんで、弁天。
これは、浅草で一度見ているので、筋も分かるし、十分寝たし(反省)、動きのあるお芝居ですから
堪能しました。途中まで。。。。
そうサッカーの試合の時間が迫ってきました。途中退席移動です。
と、ここで、花道が狭いく短いこともあって、亀ちゃんと獅童くんが客席におりて芝居を始めました。
いま、ここで席を立ったら、目立ってしまう。なにより二人に失礼。。。
と、ここの芝居が長いんだ。わりと引っ込みってのは一芝居、二芝居あるものだから、ジリジリしながら芝居をみて、二人が引っ込み、場の終わらないところで、国立を目指し会場を後にしたのでありました。

あ、やっぱり、歌舞伎の時は他に用事をいれてはいけません。
大反省の芝居見物でした

11月は千之助君の初舞台

2004-09-29 16:55:04 | 歌舞伎
11月の歌舞伎座は片岡仁左衛門さんの孫で、片岡孝太郎さんの長男、片岡千之助君が襲名初舞台です。
千之助君はもう4歳なので活発にそしてハキハキとお答えができます(ちょっと安心)
仁左衛門さんはおじいちゃんとは呼ばせず、大(オー)パと呼ばせていて、もう目に入れても痛くない可愛がりようです。

好きな子はいるの?と聞かれて、女の子と男の子の名前をあげたり、
大きくなったら、の質問に、ウルトラマン!と答えるあたり元気があってなにより
是非、おじいさま、いえ、オーパのような色男になってください

おばちゃん今から楽しみだ

宜生君、初舞台を見て来ました

2004-09-20 14:35:09 | 歌舞伎
日曜日、中村橋之助さんの三男宜生君の初舞台を見て来ました。
お父さんに抱かれて舞台に登場!
そして舞台の中央で降ろされて、お父さんと一緒に踊り
じーっと立っている宜生君は、だれかがどこかでリモコン操作をしているかのように、
肝心なところ、決める所になると動き出すといった感じでした。
一度お父さんに手を引かれ、少し下がる所は、足をつっぱからして動かず!
僕が主役だとばかりに、一歩もひきませんでした
そして、いよいよ口上
従兄弟の児太郎君、お兄ちゃんの国生君、宗生君がきちんとご挨拶
そしてお父さんから「宜生さん、ごあいさつを」
宜生君「。。。。。」

残念!声きけず!

それでも、隣にいた七之助さんがご挨拶で、おじぎをすると一緒におじぎをしたり
最後のキメの見得をビシッと決めるあたりはこれからを期待させておりました

口上の間、一人一人のおじぎに全部つきあって、頭をさげている宗生君が可愛かったです