今回は宮崎県の焼酎出荷量が日本一になったことをお知らせしたい。10年にわたり焼酎出荷量は鹿児島県がトップを守っていたが2014酒造年度（平成14年7月～平成15年6月）で宮崎県が初めて鹿児島県を抜き全国トップになった。鹿児島県は平成６酒造年度をピークに出荷量が減少していたが、宮崎県はほぼ毎年出荷量を伸ばし続け順位を逆転した。14酒造年度の本格焼酎は宮崎県が129,589klに対し鹿児島県は122,807klであった。また芋焼酎でも宮崎県103,131klに対し鹿児島県は93,040klと1995酒造年度以降、初めて宮崎県が首位に立った。
これは焼酎・泡盛メーカーの平成14年売上高ランキングで３年連続ＮＯ1の霧島酒造（?がけん引し、宮崎県の各メーカーも特色ある焼酎で全国に販路を拡大した結果である。霧島酒造は売り上げの8割を占める「黒霧島」が首都圏で好調。横綱白鵬をイメージキャラクターに起用した全国キャンペーンを展開しさらに知名度を高めている。また雲海酒造は「そば＆ソーダ」（そば焼酎を炭酸水で割って飲む）を提案し若い女性を中心に支持を広げ福岡県、県内の飲食店にも浸透して販路を拡大している。新発売「木挽ブルー」も飲みやすさなどでファンを増やしている様です。皆さん是非宮崎の焼酎をお飲み下さい。よろしくお願い申し上げます。
写真は「甕潤平」日南の焼酎
