・サルシフィSalsify さるしふぃ
キク科、地中海原産の2年草。和名で婆羅門参(バラモンジン)、別名西洋ごぼう、煮ると牡蠣に似た香気があることからオイスタープラントとも呼ばれる。
牛蒡より太く、短く、やわらかい。多年草、草丈60〜90cmで、白もしくは黄色、紫色の花を6月頃咲かせる。
牛蒡に似た根は太さ2、3cm、長さ30cm程度で外皮が茶褐色、切ると中は白色で乳汁がでる。わが国には明治初年に導入しているが日本では契約栽培で僅かに行なわれる程度と少ない。
秋季の10〜11月に収穫して旬としフランス料理によく利用する。皮を削ぎ落とし3cmに切り、茹でて付け合わせ、クリーム煮、スープ、臭み消しとし肉類と煮こみ料理に大根、蕪に似て口の中でとろけるといい、日本では、味噌漬けにもする。
若葉は、サラダ、茹でて和え物、浸し物にしている。
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