武3166 (除籍済)

金武3166
福岡22か5753

投稿日 2016-11-26 10:26:46

所有 西鉄自動車事業本部
番号 福岡22か5753
社番 ○武3166
対空 3166
商標 三菱ふそうAero Star
車体 NSK58MC B-II
床下 三菱ふそう(6D24)
型式 KC-MP217M
年式 1996年式
所属 金武自動車営業所

3100～3104までは1995年10月に導入されたMP217MF+58MCで、内3100、3101の２台は標準床＋標準タイヤでの導入で3102～3104は西鉄仕様です。そして3105から1996年導入となり、1995年導入のKC-仕様とは変更された点はないかなと思われます。福岡地区では3117から導入が開始されています。

3160からはMP217MF後期となり丸目であった三菱+58MCも角型の前照灯を採用されましたが、この仕様は3160～3167の８台導入に留まり、残念ながら少数派となりました。フォグは変わらず丸型で、角型前照灯と丸型フォグの組み合わせ良さがございます。

前面ガラスを10㎝切り取った視野拡大版のB-IIを引き続き選択し、板バネ都市低床仕様のTS車で偏平タイヤを履かせた西鉄らしい仕様です。広幅４枚折戸、ブロンズ逆Ｔ字窓を引き続き採用され、運転席横窓は標準とされているサイズをはめ込んでいます。ナンバーステーも標準位置に収め、西鉄独自のミラーアームも継続的に取り付けております。

三菱製直結冷房を後部に搭載し西鉄では頑なに長らく後部直結を採用し続けている関係で、KC-でも引き続き後部へ載せています。全国的にも珍しい見栄えとなっていますね。1996年初期までは丸目の灯火類を標準としていますが、3160からは角型へ変更されています。なおフェンダーは変わらず金属製フェンダーのままとなりました。後部窓は標準としている三分割窓を採用され、リアフラッシャーはMP218M途中からゴールドキング製TSL三連がカタログ落ちした関係でTSL-1を三連風に仕立て装備していましたが、MP217Mからは三連風を止めて２連に装備することで落ち着いたようですね。

3166は1996年に福岡22か5753を取得し宇美自動車営業所へ新製配置されました。後に金武自動車営業所へ転属されて現在は幕式であった行先方向表示器をLED幕へ改造されています。また新製配置当時はフォグも設置されていましたが現在はフォグが撤去されています。2016年上期に運用離脱されて教習に使用する程度でしたが、3313のエンジン不調や1227の設備不調などの車両都合により2016年下期から運用復帰されました。また2016年下期からはベビーカーステッカーの貼り付けが新たに行われていますが3166も貼り付けることがあるのでしょうか。

3126新製配置により2017.03.21付で運用離脱

ではまた──