裁判長の記録帖

バスや鉄道など私の趣味を掲載します。西工58MCを求めバス巡り。ただいま17府県で活躍する58MCを掲載しています。

幡2919 (除籍済)

2016-12-16 13:36:45 | 西鉄58MC (いすゞ)
八幡2919
北九州22か2767

投稿日 2016-12-16 13:35:16

所有 西鉄バス北九州
番号 北九州22か2767
社番 ○幡2919
対空 2919
商標 いすゞJourney K
車体 NSK58MC B-I
製番 42-61
床下 いすゞ(6HE1)
型式 U-LR332J
車台 3000935/615626
年式 1993年式(H5-12)
所属 八幡自動車営業所

1994年枠に導入されたLR332J+58MCの組み合わせで、1993年は専ら大型のみの導入で中型はナシでしたが、1994年枠では1987年(2213~2216)以来の久しぶりの中型が纏まった台数が導入されました。車体自体は1993年に製造された物になります。1994年式は2900番台(29代)が付与され、新製配置は北九州地区(2918~2930)、筑豊地区(2901~2917)で2901~2930が導入され、福岡地区での導入はありませんでした。

LR332Jでいすゞ純正に合わせるように58MCでも角型の前照灯が採用されており、フォグも市光の角型が採用されています。またいすゞ大型には公式側ROHに分割されたルーバを設け、非公式側には下部に長方形の分割ルーバがあるのが特徴的ですが、中型ではそれらが無く、非公式側ROHに縦分割されたルーバがあります。これも純正に合わせたのかと思われます。

中型では前面ガラスを10㎝切り取った視野拡大版B-IIの設定がなくB-Iのみ扱っている関係で採用されています。板バネ低床仕様OS車で偏平タイヤを履かせた西鉄らしい仕様です。この手の中型はOS仕様のみで事業者によってはステップ高を低めに分割してTS改造されていますね。

広幅4枚折戸、ブロンズ逆T字窓を引き続き採用されて非常口後方まで拡大窓を嵌め込み、運転席横窓は中型版で標準とされているサイズをはめ込んでいます。ナンバーステーも標準位置に収め、西鉄独自のミラーアームも継続的に取り付けております。

冷房はもちろんゼクセルで新集中式ユニットを後部に搭載しています。西鉄では頑なに冷房機器を長らく後部へ採用し続けている関係で、後々KC-でも引き続き後部へ載せることになり全国的にも珍しい見栄えとなっていますが、室内では機器類の張り出しが無くなるメリットがありました。しかしながら西鉄でのいすゞ中型+西工58MC導入はこのLR332で終わりました。。。なおフェンダーは変わらず金属製フェンダーのままとなります。

後部窓は標準としている三分割窓を採用し、リアフラッシャーはゴールドキング製TSL三連がカタログ落ちした関係で三陽製をTSLに似るように強引に
取り付けて装備しています。またリアバンパーは排気口の都合上やや上部へ移設されています。

2919は北九州22か2767を取得し八幡自動車営業所へ新製配置され、一般営業ではずっと八幡営に所属されていました。製配置時は幕式行先方向表示器でしたが、LED幕へ改造されています。

2015.05月には運用離脱





ではまた──

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