旅する鯉、睡眠中。

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タージ・マハル

2005年10月18日 | 旅の話
日曜日のTBS「世界遺産」。
ばっちり見ました。(10/16の記事参照)
その前の回を見てなかったので、
ナレーション、初オダギリでした。
やっぱ寺尾さんに比べると声の深みに欠ける。
まあ若いんだし、違って当然。
ジョーにも頑張ってほしいものです。

で、番組はこれでもかってぐらいにタージを見せてくれました。
モスクも備える施設だけに、取材は通常許されないんだとか。
今回特別に許可を得て、って一体いくら積んだんだソニー。

番組の中で、お経みたいな声が流れるシーンがあった。
あれめっちゃ懐かしかった。
あの辺では、まだ明るくならないうちに、
コーランを読む声なのか、町中にバカデカイ音が流される。
あれでたたき起こされたりして。


ちなみにこの「タージ・マハル」、入場料が750ルピー
周辺の安宿は、100ルピーちょいで泊まれる。
タージ入場料あり得ない高さ。
もちろん外国人料金。
でも、日本円換算でも約2000円でしょ。
日本に入場料2000円の文化施設なんてあるか?
年々上がっていったらしいけど、ホント高すぎ。

んで俺はあまりの高さに憤慨し、元を取ろうと、
丸1日をタージデーとして確保。
朝9時から15時まで居座ってやった。
そんな訳で、タージ内のあらゆる場所でたたずんで来ましたよ。
長くいれば元が取れるなんて、なんとも貧相な発想・・・。

15時ごろ、さすがに腹が減って外に出た。
後で出会った人に、
中で飯食うとこぐらい用意して欲しいね、
って言ったら、
あの中に飯屋とかあったら嫌だよって。
もっともだ。

あれだけの大理石は圧巻。
裸足で踏みしめる大理石もまた格別。
高くても一度見る価値はある。
同じアーグラーから行けるイティマド・ウッダウラー廟、
通称ベビータージも意外に素晴らしい。