エンジェルトランペット(和名 木立朝鮮朝顔)に今年二度目の花蕾がぶら下がった。その数およそ100本あまり。
日をおって開花の過程を撮ろう。 きょうの は11,850歩
温泉めぐりシリーズNO.08
平成14年9月23日(秋分の日)~24日(火)
ホテル恵風 亀田郡椴法華村恵山岬62-2 0138-86-2121
泉 質 ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温 60℃・62.8℃ 2種類の源泉
効 能 神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩、うちみ、くじき、痔疾、など
宿泊料金 ¥7,500 (夕・朝食ともレストラン)
噴火湾を南下し、長万部近くのドライブインで昼食。
洗面器みたいな丼の、名物”ジャンボ海鮮ラーメン”を注文する。相撲取りでも、丼の底をのぞくのは難しいようなボリウム。
毛ガニや、イカは一杯まま、帆立、エビ、ムール貝、つぶ、うに、わかめ…。海の幸が全部入っているよな超大盛ラーメンだ。
「腹がへっては戦ができぬ」というが、「腹も身の内」、「腹八分目」ともいう。ずいぶん頑張ったが、所詮、完食は無理。
腹ごしらえができ再び噴火湾沿いを走行。途中、駒ヶ岳からの伏流水が湧いている社で水を一献。
さらにくるまを進め、大船の遺跡(国指定)を訪れた。
今から4,000~5,000年前(縄文時代中期)の集落があった場所で、けた外れの歴史を物語る。
青森県の三内丸山遺跡より古いといわれる400万点にも及ぶ悠久の時空。見ごたえある。
日本最古の漆器や土偶、縄文土器、竪穴式住居跡なども観る。
鹿部間欠泉でひとやすみし、水無海浜温泉を経由、溶岩むき出しの恵山へクルマで登る。遥かむこうには、うっすらと下北半島
が見える。
目的のホテル恵風は、椴法華村が経営する村営の施設。駐車場から玄関ロビーへと続く両サイドには噴水があり、目の前は孝平が
よろこびそうな遊園地。
建物全体が、ゆったりとしてアズマシイ。だが、トータルでは高得点でも、われわれが追 い求めている温泉とは、ちょっと趣を異に
する。
理由は、一言でいえば温泉特有の重厚感がないのだ。
この宿のお湯は、建物一階の日帰り客兼用浴場(泉質二種類)と、三階にある宿泊客専用の大展望風呂からなり、窓越しに見える
太平洋の水平線、恵山の迫りくる雄大な景色は見応えがある。
一階の温泉にある飲用湯は、ほのかに昆布茶の味がする。
三階は、夜半に男女風呂が変わって、両方の湯を楽しめるようになっている。浴場の窓から望める恵山の海岸。一方は、噴煙た
なびく荒削りの恵山の山並み。
とくに嬉しかったのは、朝食のバイキングで供された朝獲りコリコリのイカ刺しだ。
噴火湾に面している長万部や鹿部、恵山。ちょっと山間に入ると上の湯や濁川、銀婚湯、おぼこ荘、桜野、川汲などひなびた温泉が
多い。
また、カニ、エビ、うに、あわび、昆布など、海産物が豊富で、どの宿へ行っても新鮮な魚介類でもてなしてくれる。こんど来るときは、
幸平をつれてきて、恵風の前の公園で思いっきり遊ばせてやりたいものだ。
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