テレビに出る人を目指した時代

私は、その昔、テレビに出る人になりたかった。
でしゃばりではないんだが、とにかく、自分がテレビに出たくて仕方なかった。
欲を言えば、役者になりたかった。
そんなこんなで興味本位で始めたバイトがあった。
それは、「テレビ観覧」のアルバイトに、映画のエキストラ。
高校生の時から成人式を過ぎたあたりまでやっていた。
色々出たな。

そんなキッカケを作ったのが、ＴＢＳの「噂の東京マガジン」だった。
私は、高校１年生の時。たまたま原宿に居た私は、たまたまフラフラと立ち寄った
パワーストーン＆占いを行う店で突然、テレビカメラが入り込んできた。
「うわぁ！やべ！こんなところ映されたら恥ずかしい！逃げろ！」
と、思って友達と逃げようとしたらもう既に遅かった。
予告無しにテレビカメラは入って来て、普通に私にマイクを向けてインタビュー
してきたのだった。
そして、その次は、私らを占い師の占いを待つ風な景色が撮りたいとかで
無理矢理スタッフの人たちとともにイスへ座って占いを待つ風な感じを
演じさせられたのだった。。。
その何週間後かに噂の東京マガジンで占い特集をやるテレビを欄を発見。
もしかして私が映りこんでいるのか！？と思ってビデオ予約。
すると映っていたよ（笑）
で、その当時、映画館でバイトをしていたのですが、その映画館へ出勤すると
職場のおばさん方がたまたま見ていたらしく、
「　あれ？噂の東京マガジンに出ていなかった？！　」
なんて聞いてきたのだった。
うわぁ～。誰にも告知してもいなかったのに知ってる人は知ってるんだ・・・
で、なんだかちょっと嬉しい感情が出てきたΨ(￣∇￣)Ψ（笑）

それからかな？
テレビに出る＝楽しい　という変な感覚になり、観覧のバイトをしようと思い
始めた。
よく行ったなぁ～フジテレビ。それと関係する撮影スタジオ。
モノマネ番組とか、深夜の音楽情報番組とか。。。。
金はすっごい安いんだが、それよりも番組を見て少しのお金がもらえるってのが
本当に面白かったんだよね。
それに味を占めて、今度は何を思ったか？映画のエキストラへ参加してみたくなった。
応募してからジャンジャンとエキストラの仕事依頼が来た。
どれもこれも遠くて嫌になる場所ばっかりだった。
だが、数回参加してみた。
私の晴れの映画デビューは、飯田譲治監督の「アナザヘブン」でした。
私の役は本当にチョイ役で、主役の原田さんと江口さんの後ろを通るという役。
ですが、それを映画館のスクリーンで見た時にはちょっと嬉しかったですね（笑）
その後も色々お誘いはあったのだが、断っていくうちにその話も立ち消えとなり
今に至っているのでした。
あぁ～あの時、もう少しがんばって芸能人？役者とかになる努力をしていればな・・・
人生も変わっていたんじゃないかな？なんて思ったりもして。
ま、そんなことを今更言っても仕方ないんだがね～（笑）あははははぁ～

なんでそんなことを言っているのかというと、私が今月末で今の仕事を
辞める事になっているからだな。
自分に向いていないのに無理にやっているからうまくいかないのかな？なんて
思ったりもして・・・・

ま、人生、いつもツイてばっかりでは面白くも無いよな。
面白くないことがあるから面白いことがあるんだ。
そうだよな。。。。
よし！次の良い波が来るまで頑張ろう！！おぅ！！！！！！

　三十路派遣社員はもうすぐ、三十路失業社員化する・・・絶句より