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北河内4市リサイクル施設組合議会

2015年11月27日 | 日記
11月26日に北河内4市リサイクル施設組合議会が行われました。
私は、一般質問を行いました。質問した内容は以下の通りです。


北河内4市リサイクル施設組合議会 一般質問

寝屋川市議会の石本えりなです。
通告に従いまして一般質問をおこないます。

寝屋川市と枚方市、四条畷市、交野市のプラスチック製容器包装及びペットボトルの中間処理を行うため、北河内4市リサイクルプラザが平成20年2月から施設稼働し、7年9ヶ月が経過しました。

 この間、リサイクルプラザの建設・操業差し止め訴訟や公害等調整委員会原因裁定申請など、施設周辺の住民から切実なる訴えがありましたが、平成27年寝屋川市6月議会での日本共産党市会議員団の代表質問に対する市長答弁では、「ごみ処理に当たっては、新しい焼却炉の建設を視野に入れ、ごみ処理に係る経費負担の公平性や収集運搬の形態、また更には、近隣市との連携などの課題について検討してまいります。」と、ごみ処理の見直しに関する方向性が示されています。

さらに、寝屋川市9月議会では、仮に、寝屋川市の廃プラ処理をごみ発電のサーマルリサイクルに切り替えた場合、その課題として、「分別排出の変更に関して住民の理解と協力を得る必要があることや一般廃棄物処理基本計画の改正などの手続き面の課題もありますが、現在、建設中の新しい焼却炉は、4市施設での廃プラ処理を前提に設計されていることから、新炉での処理方法に関する課題もございます。」との答弁がありました。

 そこで以下2点、お聞きします。


1、 仮に、ごみ処理方法を現在のリサイクルプラザでの廃プラリサイクルから枚方市・寝屋川市・四条畷市・交野市清掃施設組合での焼却によりサーマルリサイクルに変更し、4市組合を解散した場合の4市における課題についてお答え下さい。
2、 寝屋川市9月議会における一般質問に対する答弁では、リサイクルプラザでの処理コストについて、「寝屋川市搬入分は、1キログラム当たり24円」とのことですが、寝屋川市クリーンセンターでの焼却コストと比較して、リサイクルに係るコストが高くなる理由をお答え下さい。


再質問いたします。

1、 事業廃止の手続きについての法的根拠をお示しください。
また、現時点の一般廃棄物処理事業に係る地方債の未償還元金はいくらになっていますか。さらに、4市組合の公有財産である土地や建物の面積はどの程度ですか。


3回目の質問 
 今回の一般質問では、ごみ処理の見直しについて、仮に、北河内4市リサイクル施設組合を解散した場合の課題について、質問させていただきました。
 
 まずは、構成4市での合意形成が必要であるとの答弁でした。
 また、地方債の未償還元金は、確かに高額ですが、処分可能な財産も存在することもわかりました。

ごみ処理事業は、構成4市市民の日々の生活に直結する大切な事業です。その意味でも、今後のごみ処理のあり方については、構成4市で十分な議論をしていただき、健康被害解消のために、前向きに進めていただくようお願いして、質問を終わります。