１０月３１日（木） 対戦相手：妹ちゃん
川崎市
小児科クリニックの待合室でのバルーングリーティングの日です。今日も作るバルーンはひたすらカボチャと白い飛ぶヤツ。（正解はゴーストですが。）でも女の子にはお花やウサギが喜ばれますし男の子にはライオンかキョウリュウという鉄板パターンが存在しますので、空気とそのお子さんを見ながら臨機応変にね。
今日も色んなお子さんの笑顔に会えましたが、面白かったのは兄妹で来てた子です。お兄ちゃんが風邪気味で、一緒にいた妹さんは元気です。診察室にはお兄ちゃんとママで行き、女の子は待合室でひとり静かに絵本を読んでいます。お行儀の良い子です。お兄ちゃんがちょっと涙目になりながらも診察を終えて出てきました。この時点までにふたりにはバルーンで動物をプレゼントしてまして、ママがお会計をしようとしてましたら、妹さんは急にベソをかきながら
「わたしもー。」
診察室に駆け込もうとしています。それを傍で見ていたワタクシ、
「あら、おねえちゃん、診てもらいたいみたいですね。」
診察を嫌がって泣いたり嫌がる子が多い中、珍しいな、と思いましたらね、ママが
「この子、キャンディーが欲しかったんです。」
なーるーほーどーーー。いつも先生は診察の後にキャンディとシールをプレゼントしてますからね。それを知ってるから、この子は自分がキャンディを貰えない事を悲しく思ったみたい。そして良く考えたら
そっか、今日ハロウィンじゃん！
キャンディがいつも以上に欲しいんだよね。そしてこの女の子は受付さんにちゃんとキャンディもらって笑顔になってました。
バルーンならいっぱいあげたんだけどなぁ。今日ばっかりはキャンディには勝てないね。
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