重要ミッション

　１０月２９日（土）　対戦相手：頑固な汚れ
　家

　雨降ってましたよねぇ。だからヘブン活動を中止にし、一日有意義に使わせていただきましたよ。午前中に降ってませんでしたか？私には見えたのです、雨が。いいんです。見えたんですもん。

　一日休みとなると、激闘の疲れを癒す為に整体に行ったりとか、パフォーマンスのビデオを見て研究したりとやりたい事はいっぱいあるのですが、早急に片付けなくてはならないミッションがありまして、重い腰を上げて着手しましたよ、

　部屋の掃除にね。

　３０万円の掃除機（嫁入道具。ドイツ製）の電源を入れ、部屋の隅々のホコリを吸い取っていくいつもの掃除に加えて、あ、そうだ、今日は換気扇なんかもマジックリンしちゃおうかな。そー言えば電灯がチカチカしてるから蛍光灯取り替えて、トイレと風呂も掃除して、ガス台の油も落としちゃいましょう。鏡も壁の一部も磨いて、扇風機も収納して、半袖しまって長袖出してと衣替えも終えて、こりゃもう

　２ヶ月早い大掃除ですよ。

　やり始めたらトコトンやる性格なんですけどね、一番納得できないのはガス台の油を落とすのに使用した『ジフ・ジェルスプレー』という洗剤が

　全く泡立たん！

　泡立つ＝汚れが落ちると思い込んでいる昭和世代には、このジフの泡立たなさは、汚れ落ちてないんちゃう？という不安に駆られてしまうのです。結局、定番マジックリンを投入し、火消しならぬ油消しがなされたのでした。

　蛍光灯を買いにドンキに行った時の事、どの色の蛍光灯（昼白色とか色々あるんですけどね。）を買うかで悩んでいたら、横にいたおばちゃんが蛍光灯の箱に、埃のついた汚い輪っか状の蛍光灯を押し当て、どれを買うか吟味してました。そのおばちゃん、手提げ袋の類は一切持っていなかったところを見ると、

　蛍光灯、剥き出しで持って来た？

　危ないってば。人にぶつけたら割れるし怪我するよ。そんなのお構い無しに、おばちゃんは剥き出しの埃まみれと同じ大きさの箱を掴んでどこかに消えていきました。片手は剥き出しを素手で持ったままブラブラさせてましたが。

　我が家では蛍光灯も新たに部屋が明るくなりました。ホームパーティも開けます。リッツにキャビア（に似た黒いつぶつぶ）を乗せたりも出来ます。さすが“掃除・洗濯担当大臣”。いい仕事してます。

　さあ、除夜の鐘、いつ鳴ってもいいよ。