森のようちえん全国交流フォーラムin山梨に行ってきました

八ヶ岳の麓、山梨県北杜市の清里高原で、森のようちえん全国交流フォーラムが３日間開催されました、山なし県とは思えないほど美しい山々に囲まれ、すばらしいロケーションで同じ森のようちえんに携わる方々との交流に胸が弾みました。

 

八ヶ岳・・・ビューティフル！！

一日目、デンマークの森のようちえんについて勉強しました、森のようちえん発祥のデンマーク、幸福実感度が世界でもナンバーワンのデンマーク、うちの子が初めて覚えた外国の名前デンマーク・・・。社会福祉と聞くと「高齢者福祉」を連想される日本とは違い、赤ちゃんからお年寄りまでが国に愛されてるという、なので税金が５０％でもみんな払っちゃう・・・。

・・・というお国柄、一度いってみたいな～。

デンマークの森のようちえん、すべてが日本の森のようちえんに当てはめられるわけではないけれど、デンマークのよさを取り入れた日本スタイルの森のようちえんが浸透するといいな、そういう保育ができたらいいなと思いました。

「森のようちえんにおもちゃは要らない、自然と暖かく見守ってくれる大人がいればいい」

講師の方の言葉に森のようちえんと育児の方向性を見いだせた気がしました。

二日目はスウェーデンの環境教育プログラム「ムッレ教室」の体験

森でみんなとご挨拶、手遊びをしたり、お名前を読んだり・・・。

　

森に入って好きなものを拾います、葉っぱ、どんぐり、木の棒・・・何でもオッケー。

鬼ごっこをしたり・・・。

森の人形劇が始まったり・・・。

素敵な森のじかんがゆっくり流れていました。

 

このフォーラムのすごいところ！！

私はいつもハイハイって質問しちゃうんですけど、講師の方はもちろん、一緒に講義を聞いている参加者の方が、一緒に響きあってくれるのです、私の質問を共感し、我が事のように真剣に話し合ってくれる・・・。本当にびっくりし、とってもうれしかった！！

お風呂でも、食事の場でも人が集えばそこがもう交流の場、もう、なんだかみんなが家族のようなあったかいあったかい３日間でした。

全国の森のようちえんの仲間に励まされ、勇気付けられました！！

勉強って、こんなに楽しかったかな～？朝の４時に奈良を出て、疲れてるはずなのに、講義を聴いててもぜんぜん眠たくない！！むしろ楽しい！！もっともっと知りたい！！昔は授業中寝てばっかりだった私が・・・、信じられない・・・。

本来、「学ぶ」ってこういうことなのかな？？

 

森のようちえん全国フォーラムin山梨の実行委員の皆様、長い間の準備から、3日間ありがとうございました、本当に気持ちのよい皆さんで、とても楽しく過ごすことができました。

一緒にこのフォーラムに付き合って、一緒に勉強してくれた私の「オハナ」にもBig Thanks！！

きっときっともっと素敵な森のようちえんにするぞ～と誓った三日間でした

このフォーラムで出会えたすべての縁に・・・ありがとう！！

 

 

 

 

 

いこま山のようちえん～お山元気プロジェクトに参加してきました

私が森のようちえんを始めるきっかけとなった「いこま山のようちえん」の主催する里山保全活動、
「お山元気プロジェクト」に参加しました。

下の子の出産で実家の生駒で過ごした二ヶ月の間お世話になった山のようちえん。
ここでの経験、出会いが今の森のようちえんinくろたきの原点と言っても過言ではないくらい、私にとっては大きな存在です。

なので今回参加したときも、「ただいま～」って感じでした。




　

ひとまず先にお山へ・・・。
一年前はずーっと「だっこー」って言ってた娘も一人でスタスタ歩いていきます。
一年前、生後一週間くらいでお山デビューした息子も今は自分の足で歩いています。
成長を感じ嬉しくなったり・・・。

　

今回はうちの夫がチェーンソーで立ち枯れした木の倒伐をお手伝い。
倒した木をのこぎりで切ります。
子どもたちはのこを手に真剣に丸太切り、とっても楽しそう！！
もちろん！！丸太切りは私も大好き！！
久々に張り切っちゃいました！！


刃物を「危ない」って子どもから遠ざけるのではなく、あえて使わせてみる、
子どもたちは意外と上手に使うんだな～と感心しました。



ちびっ子だってお手伝い。



娘はのこぎりは使いたくな～いって久々の山のようちえんの遊びを楽しんでいました。



そして最後は大好きなお山の手遊びとノリちゃんの絵本。
やっぱりステキ・・・。

いつも遊んでいるお山を手入れする。
しかも大人も子どもも巻き込んじゃって楽しんじゃう。
きれいになったお山でまた思いっきり遊ぶ・・・。
いこま山のようちえんの子どもたちにとって、こうやってこの場所がスペシャルな場所になっていくんだろうな・・・。
とってもハッピーなプロジェクトだなーと感心しちゃいました。

とってもステキな「お山元気プロジェクト」
また参加したいです。



いこま山のようちえんのみなさん、ありがとうございました！！

吉村正先生講演会「しあわせなお産をしよう」に行ってきました。

以前、「エチカの鏡」でも取り上げられ、大反響を呼んだ、愛知県岡崎市のお産の家院長、吉村正先生の講演会に行ってきました。
ご高齢ということもあり、奈良での講演はこれが最後かも！？と聞き、すぐに申込みました。

吉村先生は思ってた以上に暖かくユーモアたっぷりな方で、質疑応答などを交え、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

産科医でありながら、帝王切開、吸引、陣痛促進剤投与などの医療介入をほとんど行わない、女性の本来持つ「産む力」と赤ちゃんの「産まれてくる力」を最大限に引き出す、自然なお産に取り組んでおられ、県外からも多くの妊婦さんがそこで産みたいと足を運んでいます。

思えば私は一人目の子供を産婦人科で出産しましたが、初めての妊娠から、病院の先生に「切迫流産」と言い放たれ、検診のたびにビクビクしていました。
家で測るとそれほど高くない血圧も病院で測ると１３０越え・・・。
出産に至っては、微弱陣痛が続くからと、何の説明もなく陣痛促進剤を投与され、
わが子が生まれた瞬間も抱くことなく別室に連れて行かれ、その場で２時間待機・・・。
母乳指導も吸わないからと、ミルクをガンガンに足され、そのまま退院を迎え、家に帰っても初めての育児、夜中の授乳に戸惑うばかり・・・。
今思えば、これじゃあ母親の感情にスイッチが入るのは難しいと思います。
けれど、けれど、こんな慣れない母親に付き合ってくれた娘に、本当に感謝しています。
娘が私を母親にしてくれたんですね。

こんなこともあって、二人目の妊娠が判る前から（気が早い）「次は助産院で！！」
と決意し、ありがたく、とてもよい助産院にめぐり合うことが出来ました。
妊娠中の不安も優しく答えてくださり、とてもリラックスした、妊娠生活を送ることが出来ました。出産に至っては、前回とはまるで別物！！静かに赤ちゃんが産まれるその瞬間を、家族で迎えることが出来ました。生まれた瞬間胸に抱いた赤ちゃんはとても温かく、誰に教えられる訳でもなくおっぱいを強く吸い、自然の営みがそこにはありました。
とにかく、前回と同じお産だとは思えないくらいでした。

私の話ばかりになってしまいましたが、お産を通して私が学んだことは、
自然なお産は、自然な育児、自然なライフスタイルにつながっている、という事です。
お産は痛い、怖い、ものでなく、楽しい、気持ちいい！！ものだということを、これから母になる全ての女性に知ってもらいたいです。

「お産とは、陽が昇るがごとく自然なこと」

吉村先生がおっしゃった言葉が強く心に残りました。

行ってきました！！川上村

川上村、森と水の源流館でのエコイベント、
「吉野川、紀ノ川ふれあいデー」
行ってきました。
展示物も何とか間に合い・・・。



・・・って間に合ってないし～
ぎりぎりセーフでした



活動の場所、様子を写真で紹介。
日頃参考にしている書籍も展示しました。

立ち止まって見てくれる方、興味を示してくれた方、ありがとうございました



そしてマイクを持って「森のようちえんinくろたき」の紹介、キンチョ～したけど源流館のスタッフの方が優しくフォローしてくださいました



そして、うちの子もだ～いすきな、カンブリアさんのお話しライブ



和太鼓をたたいたり・・・。

大人にも、子供にも、環境にも優しいイベント、あったかい気持ちになったり、
他のブースの方と熱く語り合ったり、本当に楽しい一日でした。
まだまだ、伝え切れてないところはあるけれど「森のようちえん」っていう言葉だけでも、一人でも多くの人が知ってくれたら、今日はそれで大満足です。

この機会を与えてくれたカンブリアさん、源流館のスタッフの方々、ありがとうございました、これからもエコの輪、子育ての輪、吉野の輪でつながっていきたいです。

以前、カンブリアの方が私に言ってくれた印象的な言葉があります。

「森と清流に囲まれた吉野はひとつ・・・。」

ほんとにその通りだと今日、また実感しました。
市町村の枠を超え、民間レベルで愛する吉野をもっともっとハッピーな場所にしたいです。

今日出会えた全ての縁に・・・ありがとう

川上村へ・・・。

明日、川上村の森と水の源流館で行われる「吉野川、紀ノ川ふれあいＤａｙ」に森のようちえんinくろたきとして参加します。

そして、活動の紹介をしてきます。

森の中での子供たちの活き活きとした様子が、少しでも伝わりますように・・・。

今、準備に大忙し、そういえば、小学校の夏休みの宿題も、間際にならないとエンジンかからなかったよな～・・・。
あのころと少しも変わってないや・・・。
まっ、いっか。

とにかく明日、楽しんできます。

新たな出会いにワクワク