生まれて初めての避難勧告、地域コミュニティーの大切さと、危機管理、子どもたちを自然に連れて行くことは、楽しさだけではなく、自然の強さを感じるのにどれだけ大切か改めて思いました。
さて話は本題に・・・。
森のようちえんを立ち上げるときにであったとっても素敵なご縁のひとつが、御所の金剛山麓で有機農業を営んでいるまつなが畑さん 我が家もいま、ここのお野菜を使わせてもらっています。
このまつなが畑さんが月に一度開いてくれるちいさなお話し会。
3.11以降、食への放射能の不安、子どもたちへの影響の不安、私はいろいろな不安を抱えていました、雨にぬれてもいいのか、関西まで放射能は飛んできているのではないか・・・。
など、プチパニックだったような気がします。
そんな中、私にとってまつなが畑さんが開いてくれるこの「ちいさなお話し会」にどれだけ心が救われたか!!
この日は、みんなでからだに優しい、畑で採れたとってもおいしい食材を使っての料理を囲んで団欒しながら、テーマを「食」としたお話し会をしました。

まるでおばあちゃん家に来たような、なんだか懐かしい気持ちになる作業小屋、手前のお釜でご飯を炊きます。

準備中、子どもたちはいつの間にか泥んこに・・・。

そしてみんな「同じ釜の飯を食う」ひとつの家族みたい・・・。
だんだん心がほぐれて、自分が今までくよくよしていたいろんな不安なんて吹っ飛んじゃうのです。
そしてみんなと話ししていると、とってもわくわく、無限の可能性を感じます。
この日もとってもすがすがしい気持ちで作業小屋を後にしました。
森のようちえんが繋げてくれた素敵なご縁を大切にしたいと思います。

ありがとうございました。