昨日は冬至。我が家では実家のユズを使ったユズ湯に入りました。
実家はK県南部の山沿いにあります。
ユズの木には毎年何十個も実がつき、料理に使ったり、お風呂に使ったり大活躍。
ところが、昨年は異変がおきました。
道路から離れた裏庭に植えているのにもかかわらず、実がどんどんなくなっていくのです。
「まさか、人がここまで入ってくるの?」と気味悪がっていましたが・・・・・
どうやら犯人(?)がわかりました。
K県周辺に大増殖してしまっているタイワンリスが実をとってしまっていたようです。
タイワンリス・・・・かわいらしい姿で、ついつい人間がエサをあたえているうちに、
増えてしまい、最近は木の皮をはいだりして被害が出ています。
「わーかわいい」と人間の勝手でエサをあげて、増えてしまうと今度は「迷惑だ」って・・・
野生生物には構わないのがお互いのため。
しかも、タイワンリスは逃げ出した外来種が定着しちゃったものなんです。
人間の勝手でもちこまれた生物が、その場の自然のバランスを崩す現実。
だから、最初からもちこみに規制をかけましょう!という動きが最近よく新聞にも出てくるようになりました。
環境省サイト 外来種(移入種)対策について
ちょっと、種類によっては、利害関係がからんで、関係業界の圧力があったりと、リスキーらしいですが(笑)。
それもこれももともとは人間の勝手・・・ってことで、もうちょい謙虚にならんかい!と思ってしまいますことよ。暴言失礼。
今年は「リスよけ」にネットをかけたところ、実は大丈夫でした。
追記:いくつか、わかりやすそーなページがあったので、ついでにはっときます。
オンライン広報通信「外来種」
琵琶湖博物館 外来生物図鑑