FREEDOM OF EXPRESSION

最高のトーンを求めて・・・

●ギター選びの道3

2010-01-18 17:29:25 | ギター
カスタムショップのギターには触れることができたでしょうか?
いいギター、おっと高級なギターは確かに「作り、質感、感触、雰囲気」などがいいということはよく分かると思います。しかし、だからと言って高級なギターの方がいい音してましたか?私はどっちもいい音だなと感じました。レギュラーの方は「アメリカンヴィンテージシリーズ」なのですが、ピックアップが自分の好きな感じなようでいい感じに歪ませるととても気持ちの良い音がします。カスタムショップの方は逆に何だか音が細くて、若干ハイよりで少し弾きづらい感じがありました。もちろん、当時のスペックを継承しているので指板のRやフレットのサイズなどが違うという面もあります、ですがつまりですねうまく弾かなければ、うまく音が出せないのです。こういうギターで練習してうまく弾けるようになることがうまくギターを弾くために必要な要素ではないのか?と私は思います。そしてこういうギターは”音の抜け”が違います。いいギターはごまかしがききません。そんなところが体験できれば非常にいいのではないかと思います。
誰が弾いてもいい音がするギターと、弾く人が弾けばとてつもなくいい音を出すギターこれも優劣はありませんが。この体験をした後私はより後者の方に惹かれるようになりました。
言葉ではなかなか表現が難しいものです。しかし、どうせ買うならカスタムショップの方がいいなとそう私は思いました。

●ギター選びの道2

2010-01-17 10:55:34 | ギター
ここからは完全に「フェンダーのストラト」という前提で話を進めます。

まず、予算は30万円を目指して欲しいです。
それは何故か、ちょうど「カスタムショップ」も視野に入るからです。
もちろん、中古で狙えばもっと安くてもいいですね。
そんなに音が違うの?と言われるとそうでもないかもしれません。
ただひとつ体感して欲しいのが、つくりとか質感の部分です。
これだけは、持った瞬間分かるところです。

ネックの握り、フレットのエッジ細かいところを言えばそんなところですが全体的に違いが分かると思います。大きな原因はラッカー塗装にあります。
ラッカーの方が高級で薄く塗装可能なので良く鳴るということではなくて、触った時の感触ギター全体の雰囲気がいいのです。
ポリ塗装のギターはどうしてもプラスチックな感じがします。
ラッカーの方がより木のような感触です。それだけですが大きいです。

まずはここをぜひ楽器屋さんで体験してみましょう。

私は持たせてもらったときに「すごいなあ、何だかとても雰囲気があるなあ」と感じました。
楽器屋さんには「レギュラーライン」と「カスタムショップ」で迷っているという話をすればきっと二つとも弾かせてくれると思うのでぜひ比べてみることをおすすめします。

アンプはぜひフェンダー系の真空管アンプで!。

●ギター選びの道1

2010-01-16 16:47:00 | ギター
「自分にとって最高のギターをみつける」本当に難しいことです。
見つけたところで買えるわけではありませんし・・・。
例えば、むちゃくちゃに高額だとかで。

「最高のギター」って結局のところなんなんでしょうね?
みなさんはどんなものが思い浮かびますか?
よく鳴るギター?、音色のいいギター?、かっこいいギター?、弾きやすいギター?色々ありますが、最後はやっぱり「バランス」だと思います。
要素としてはほぼ上の4つぐらいしかないと思いますが、このバランスがきっちりとれて自分にあっているギターをみつけたならばそれなりに満足できると思います。

私の場合は「ストラトキャスター」です。
従って、ストラト以外でたとえいい音するギターがあっても全くほしくありません。
また、フェンダーでなければなりません。
最近では様々なブランドからハイエンドモデルが登場していますが、こういうのもほしくありません。
このこだわりに特に意味は無いのですが、ある程度こうでもしてくぎらないと世の中に膨大な数あるギターの中から一本を選び出すことなんてできやしませんよね。
でも、ストラトが一番好きなことには間違いありませんよ。

で、現時点での結論を書きたいと思います。
私が選んだのは「マスタービルダーもののストラト」です。
レリック加工がほどこされています。
このギターを選んでからはほぼ楽器屋さんで試し弾きしたいなと思わなくなりました。
だって自分のギターを弾いている方がよっぽどいいからです。
さすがにヴィンテージギターがあると弾きたいなと思いますがね。
でも、ヴィンテージギターはやはり一癖あって管理・弾き方・使い方等を考えるとどうしてももう一本サブのギターを用意して普段はそれを使う、みたいなことになりそうです。

値段的には自分が出せる最大限を予算にする必要があります。
ローンを組んだって全然いいと思います。
買える範囲で選ぶのは当然ですが、やはり買える最大限まで範囲をひろげましょう。
その中で結局だいぶ安いものを買ったて別にかまいません。
ただ、買えるけど高すぎるかな?でやめてしまうのは結果的に良くないと思います。
また欲しくなりますよ。

もともと私はヴィンテージストラトを買おうとしていたのですが、どういうわけかマスタービルダーを買ってしまいました。

そのいきさつは少しずつ紹介していきますね。



RAT2

2008-11-20 21:28:39 | エフェクター
エフェクターを一つ売ってしまいました。RAT2です。高校生の時に友達から売ってもらったものです。しばらく使ってましたがやがて押入れの奥で眠らせてしまっていました。サウンドは太くてバリバリのディストーション!独特なアクの強さもあって結構個性的です。アグレッシブなリフやカッティングに最適です。今までありがとう。新天地で頑張って欲しいです!!しかし、RATの入っているダンボールの箱ってなんであんなにもろいんだろ?そして臭いんだろう?なぜ?

一曲とおす

2008-08-25 23:30:53 | 練習
(バンドとかをやっていなくて)毎日ギターに触って、結構練習したりするけれど、気づけば同じフレーズばかり弾いていて、気がついたらまともに弾ける曲ないなあって思うことが多くないですか。

そこで何とかレパートリーを増やすために、効果的な曲の練習方法を考えています。

今回の場合は耳コピではなくスコアを使ってみるものとします。

曲の中の一番サビと言える部分は頭の中にメロディが入っているので、楽譜を見たら結構すらすらと再現できるようになります。
でも、中にはあまり印象に残らない部分でどうしても自分との相性が悪かったりするのかどうにも覚えられない部分があります。頭でどう弾きたいか分かってないものを、弾けるわけありません。でも仕方ないのでそこは運指練習と割り切って強引に楽譜のみで僕は練習してます。多少リズムやメロディーが狂っていても気にすることなく指に弾き方を覚えこませます。音楽的ではないのですが・・・。

で楽譜無しで何とか指が動くようにしてから、曲のその部分を楽譜を眺めながら何回も聞きます。すごい短い小節でくぎってもいいので。そんな感じで徐々に詰めていきます。

という事を頭に置いているのですが、実際問題あんまりギターが触れなかったりして指が動きを忘れてしまったりして結局元通りになってしまってます。

なので、しばらくはひたすら楽譜を見て集中的に指の動きを覚えることを重点においてトレーニングを行うことを固く決意します(本当かいな・・・)

ひたすら英単語を覚えるみたいなものですね。きっといつか文章になるはずです。時間がまとまって取れる時に曲になるように仕上げて行きたいと思います。

ローズウッド

2008-08-24 14:06:39 | ギター
元々僕はメイプル指板の方が好きです。主に見た目がですが・・・。でも最近ローズ指板もいいなあと思うようになりました。メイプルに比べるとちょっと暗くて立ち上がりがマイルドな感じがしますよね。

あとフレットを交換する時とかも再塗装したりしなくていいところがいいですね。
値段がどうこうではなくて、何かオリジナル状態でなくなるのが嫌なんですよ。そんなこだわり何の意味もないのも分かっているんですが、何か気分的に踏み込めないところがあります。もちろんローズ指板も削られてしまうんですけどね。

ローズ指板となると、黒い方がいいとされています。おっと別に性能の話ではなくて完全に見た目の話です。何か黒い方が高級感ありますしね。メイプルなら全部肌色なのであんまりこんなこと気にしなくていいんですけど・・・。でローズウッドの中でも特にハカランダ(ブラジリアンローズウッド)が別格の扱いをされてます。確かにいいですよね。何が?まず見た目です、ヴィンテージストラトの黒光りしていて、つやつやというかテカテカしたやつが特にいいです。何か弾きたいな~という意欲が湧いてくる。あれは確かに魅力的です。音の違いは他のローズウッドとどう違うのかまではわかりませんが、つるつるなので確かに弾きやすいなと思います。

しかしあれはハカランダだけの特徴なんだろうか?と思って、ギターショップに出かけてブラジリアンローズウッドのストラトとかをみてみると別にそうではありません。新品では他のローズウッドとあんまり変わりません。どうやったらヴィンテージギターのようなローズ指板になるんでしょうか?オイルとかで掃除していると黒くなっていくらしいですが、あれは何というか湿って黒くなってるんですよ。あのテカテカ感とは全く別のものです。ひたすら弾きこむ事によってしかああはならないんでしょうね。最近のギターにはインディアンローズウッドやマダガスカルローズウッドが使われているらしいですが(同じものか??)、ハカランダに比べると穴が多くて(確かに指板をじっくりみてると穴がいっぱい開いている)脂分を吸収しても抜けていきやすく、ハカランダのギターから持ちかえるとすべりが悪く感じるという話を聞くことができました。

となるとああいう風にはならないんでしょうか?答えは20年後くらいにでるんでしょうね。とりあえず頑張って弾き込んでみることにしましょう。

宝の持ち腐れ

2008-08-21 22:19:16 | エフェクター
何だかエフェクターを見ると、欲しくなってすぐに買ってしまう・・・。誰々が使っているとかいないとか・・・。そんなわけでいつの間にか大量のエフェクターを所有するようになってしまった。普段全く使わないのにな。少し整理しなくては、持ってるだけではもったいない。ということで、心を鬼にしてこれから徐々にエフェクターを手放していこうと思います。本当に気に入ってるやつと必要なやつだけ残して。徐々に、所有しているエフェクターを紹介しながら最後の別れを惜しみたいと思います。

真空管アンプ2(ギターとアンプの相性)

2008-08-20 23:42:02 | アンプ
真空管アンプを使うとそれぞれのギターの性能?個性の差がはっきりでます。同じセッティングにしてギターをとっかえひっかえして見るとそれがよくわかります。ギターの鳴りのよさや、ピックアップのパワーの違いでまず音量が全然違います。そして、安い?あんまりよくないギターの場合音に奥行きがなく、平面的な音がします。逆にいいギターはそのよさがより一層強調されて、個性でた立体感のある音がします、本当です。複雑な回路のついてないできるだけシンプルなコンボアンプで試してみてください。でも真空管アンプでいい音するギターはアンプシュミレータとかでヘッドホンで鳴らしたりするといまいちです。アンプシュミレータとかはどうやらかなり音が脚色されるみたいでそれがギター自体の個性とぶつかりあってなんだか音がくどいです。一方、真空管アンプで性能を発揮できなかったギターはアンプシュミレータで鳴らすと、なんだかそれなりにいい感じに聞こえてきます。何がどうなっていい音がでるかわかりません。やっぱりギターとその音を鳴らすものの相性が重要なのです。

●真空管アンプ

2008-08-19 00:12:39 | アンプ
ギターアンプには二種類あります。誰もが知ってのとおり真空管とトランジスタです。弦振動を増幅するための方法というか、増幅に使用している部品の違いです。で、何が違うのでしょうか?電子工学的な話は抜きにして(わからないからですが・・・)、「音色」と「音の再現性」です。

「音色」に関して言うと、トランジスタの方が冷たい感じで、表面的で起伏がない安定感のある音色が一般的です。一方真空管の方は温かみがあり、奥深さがあるのですが不安定です。このように両者は正反対の特徴を持っています。

「音の再現性」というのは、いかに「ピッキングニュアンスを表現してくれるか」という部分で先ほどの音色のところで書いた「安定、不安定」のところに直結しています。これはもちろんアンプという機械としての安定性もありますが、プレイヤーのピッキングによって同じように弾いているつもりでも真空管アンプからは全く違う音が出てきます。トランジスタの方はそうでもありません。音量もそうです。真空管アンプはものすごくそーっと弾くとボリューム操作以上に小さい音が出せます。逆もしかりです。だから真空管アンプは非常に弾きこなすのが難しいといえるでしょう、その分安定した音がしっかり出せるようになれれば右手一本で様々なトーンが出せるようになるはずです(と、信じて練習してますが・・・、真実はどうでしょう?)。

でも、そういった細かい理屈は抜きにしてストラトキャスターとフェンダーの真空管アンプから出てくるサウンドは本当に気持ちがいいもんですよね。

レポート3

2008-03-20 14:45:54 | ヴィンテージギター
●ストラトキャスター 1960年 

今までの人生の中で最も高いギターを弾いた。もちろん価格が全てではない、値段が高ければいい音がするわけではないのだが、それでもこのギターは本当にすごかった。ネックは恐ろしいほどに手になじむ。工作精度が高くて仕上げがいいとか言うよりも、長年弾きこまれていくうちに人間の手に合うように擦れていったような印象だ。音はギラギラ(といってもいやな感じではなくて)していてとてつもなくシンプルなのにゴージャスで、上品な味わいのある音であった。おんなじギターなのにどうしてこうも違うのか?と不思議で仕方ない。ノイズが結構あったり、ボリュームをまわすのがかなり硬くて壊しやしないかとはらはらした。でもそんな不具合も個性と笑ってしまえるくらいの度量がヴィンテージを所有するには必要なのかもしれない。見方を変えれば壊れて使いにくいだけだからだ。そういうのが嫌なら、現代の新品の方を買ったほうがいいというものだ。自分にとってはどちらがいいのだろうか?ストラトというギターは本当に年代ごとに音の特徴が違う。70年代はどちらかというと明るくて華やかな商業的な感じである、かっこいいロックサウンドとでもいうのだろうか。60年代はどちらかというと暗い工業的な感じがする、百戦錬磨のいぶし銀サウンドとでもいうのだろうか。ギター自体がすでに十分な個性を持っているのだ。50年代は・・・、まだ弾いたことが無いのでなんともいえない。機会があればぜひ弾いてみたいところだ。